他人の悪口を言うと自分を不幸にする。
私たちが口から出す言葉は、霊的磁気を帯びています。
つまり人は自分の話す言葉、おしゃべりにより発生する磁気に包まれて生きている
ことになります。
黙っていても、心で思うことが磁気となり、その人を包んでいます。
ただ、現実界では心中で思った言葉よりも、声に出した言葉のほうが強く作用する法則が
あるようです。
この言葉が持つ磁気を、『言霊』と古神道では表現し、「生き物」と考えます。
しかし、言葉の磁気は消えていくのも早いようです。
心中から出る磁気は、長く残存します。つまり、短期では口から出す言葉が、
長期では普段の思念が私たちに作用するようです。
・人を喜ばす言葉、励ます言葉、慰める言葉を発する人間は、その内容に見合った
霊的磁気を帯びていて、穏やかな日常を生きていくことになります。
・他方、他人の悪口、自分自身を非難する言葉、卑猥な言葉を頻繁に言う人には、
悪口の磁気が憑くことになります。この磁気が、その人の人体に影響して
顔つきが嫌味を帯びてきます。
また、同類引き寄せの法則により、悪口磁気と同種な他の磁気を自分自身に
引き寄せます。すると、悪口を言う人は他人から悪口を言われたり、
不運なことが起きたりします。
肉体的病気、怪我、精神的病など何かしらの影響が出るようです。
今の時代は、その悪作用が早く作用するようです。
悪口を言う人にその話の相手をさせられた場合、一緒になって悪口を言っていると、
同じ悪口磁気が憑いてしまいます。
本当は悪口を言いたくなかったが、相槌を打たないと仲間外れになりそうなのでと
つい惰性で言っている場合があります。
そういう場合はどうしたらいいのでしょうか。
まずは、相槌は打たない、聞いているだけにする、良い面もあることを言う、
なるべくその場を離れる。
常に中立の態度をしていること。心が流されないこと。
自分のオリジナルの磁気が強ければ、相手の負の磁気に巻き込まれることがありません。
いつも毅然とした態度でいることを心掛けることが大切です。