世界でもっとも貧しい大統領
ホセ・ムヒカの言葉
南米のウルグアイ東方共和国(ウルグアイ)の政治家
2010年3月1日、第40代ウルグアイ大統領に就任。
2012年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された国連会議での
スピーチが世界中の人々を感動させて一躍、時の人となる。
大統領らしからぬ質素な暮らしぶりも注目され、“世界でもっとも貧しい大統領”と
呼ばれるようになった。
2015年3月1日、五年の任期を満了して大統領を退任。一国会議員に戻って
現在に至る。
日本のテレビでも今年放映されたのでご存じの方も多いと思います。
私もテレビでの取材を観たのが最初ですが、動画も、書籍もいろいろ出ています。
会議は「持続可能な開発会議」188カ国および3オブザーバーから、首脳と閣僚級を
含む97名の他、各国政府関係者や国会議員など約3万人が参加し、
自然と調和した人間社会の発展や貧困問題が話し合われた。
正に現在の世界的、地球規模の問題です。
ホセ・ムヒカ大統領の心にズシリと重く響く言葉、スピーチであると感動しました。
そのスピーチのすべてが素晴らしいものでしたが、特に私が引き付けられた言葉を
幾つか抜粋させていただきます。
◎「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、
いくらあっても満足しない人のことだ」
◎根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなけれ
ばならないのは私たちの生活スタイルだということ。
◎発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらす
ものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして
必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。
参照元 Read the original here: http://hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/#ixzz3qPjIfWOj
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スピーチ: (訳:打村明)
これらのスピーチは、遠い他国のことではなく自分の事として考え行動していく問題で
あると思います。