現代文化の快楽

60年代に東大の文系・理系の大学院生がコラボして、他大学にも声を掛けて、横断的に作っていた現代文化研究会へのオマージュ

学問についてのニュースを観て(4)   女の敵は女? ‥男の手には負えぬ

2014年03月15日 | 随想録

細胞(1個らしい)の顕微鏡写真

 

昨15日の理研記者会見で、厳しい見方で突出していたのが、オナゴさん理事で、後で確認しますが、なにか研究発表の監視関係の担当であることもあるらしく、論外だ撤回だこんな研究はあり得ないということを明確に断言出来ていたのはこの人だけだった。

恐らく研究歴は大したことがないか、研究者でさえもない人かもしれない。研究しなければインチキもできないし危ない橋も渡らないで済む。しかしこの人自身の役目柄の責任はどうなるのだろう?・・・などと思いながら、執筆に戻る前に、経歴をネットで見たら、化学系の人で見場が良いことが並んで居ますね。

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それにしても、男の大学教師が(恐らく研究者も)女に甘いのは、大学の「推薦入学」に付き合うとつくづく分かる。これは高校3年生が対象だけれども、大学院の入試の口頭試問でも、一見真面目で素直に見える女子学生が、筆記試験が同点ならば有利なことは否めませぬ。

男子学生が可愛くて愛嬌が有るのは:

「幼稚だ、研究者として一人前に達するための識見・資質・風格に欠ける。」と評点を下げられ、

女子学生が可愛くて愛嬌が有るのは:

(まめまめしく研究室で働いてくれることも期待されてか?)手放しで好感をもって受け止められる。

これには、昔は男子大学院生は、(少なくとも理工系では、)分野か己個人の後継者の候補で、女子学生は、修論なり博論の段階で重宝な研究要員たり得ても所詮ワンノブゼムだったこともあるから、今の時代や、昔でもオナゴさんが進出していた―それどころか男が大学院に残ろうとしなかったかもしれない―生物系分野では、相当に違うかもしれませぬ。

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この小保方というオナゴさん、想像以上に悪いですね。というのは、「未熟」だったと嘯きつつ、次々と繰り出す言い訳が凄い。今日新たに見たもの:

● (20ページ近い丸写しが批判されている)博士論文は、下書きであって審査を受けたものではない。(3月14日本人が米紙にメールで反論)

● (筆者はどの写真のことかは知りたいとも思わぬが)何やらの写真の撤回を忘れてしまっていた。

つまり「未熟」などという生易しいものでなく、早稲田の指導教授の「未熟」か手抜きか、実質的に指導資格が無いことに付け込んで、博士論文段階からインチキのし放題だったわけです。

東大建築工学科の「セルカン―松村」スキャンダルと同レベル。(但しWIKI等によれば当時助教授だった松村氏は審査委員2名の疑義を押し切って学位を出しただけでなく、自らの教授昇進にもセルカンの業績を利用した気配があるから、若しかしたら単に研究指導力や査読力が劣悪だったに過ぎない早稲田の教授より悪質だったかもしれぬ。いずれにせよよく調べるべき。)

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ところで、私にはサイトの素性が分かりませぬが、『種の断片』というサイトの次の記事は、ある程度信用できる事実とみられる重大な問題を示唆しています。抜粋によって誤解が生じないように「全文コピペ」しまする。

● ■若山照彦教授は、
「『ネイチャー』編集部にも初めは成果を信じてもらえず、何度も論文を書き直した」
と言っている。なぜ?何度も書き直し過程で、
ポンコツ器具/写真の使い回し/論文引用/など見つけられなかったのか?
小保方(30女)の禁断の匂いに、若山照彦(47男)はフラ~フラッ~と酔いしれた。と言える。
若山照彦、茨城大学(農学部/当時試験科目に英語なしだったので受験⇒合格)から苦学・屈折の人生航路の上で築いた47歳の抵抗も、
これで47年間で1ッ1ッこつコツと築いた城、すべて台無し、大崩落

●「小保方論文では、実験にライカ社製の蛍光顕微鏡とフォトメトリクス社のCCDカメラを使った、と記されています。これらは90年代後半の器具で、今は現場でほとんど見られないといいます。そのため『小保方さんらは本当に実験したのか!!』との声が出ているのです」(科学ジャーナリスト)

●小保方晴子が所属する理研の研究センター(CDB)は、
国の支援を受けて2000年4月に設立された最先端の研究機関だ。実験器具などの「物品調達」を見ても毎年、高解像度のCCDカメラや解析センサーなど最新器具を購入している。特に細胞研究に欠かせないとされる生体の蛍光、燐光(りんこう)現象を観察する蛍光顕微鏡は定期的に調達している。小保方のグループだけが10年以上も前のポンコツ器具を使わされたとは考えにくい。

となると、
最新器具を使ったと考えるのが自然だが、そうすると今度は「論文通りの手順で実験していたのか」という新たな疑問が湧く。(引用終わり)

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ともかく、給料は勿論として、相当に多額―むしろ巨額と言ってもよいか―の研究資金が、税金から理研に入っている。年間総予算は844億円。

念のため東大853億円、京大568億円。大学人として嫌味を言うと、大学は教育もしているし、その働きで授業料や受験料も大学でなくて国庫に、入っている。

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† 筆者はこの写真の信憑性を信じたので紹介したが、読者各位で元サイトに当たって判断されたい。


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