現代文化の快楽

60年代に東大の文系・理系の大学院生がコラボして、他大学にも声を掛けて、横断的に作っていた現代文化研究会へのオマージュ

女子柔道(四)  竹刀による体罰

2013年02月05日 | 随想録

(画像と女子柔道との関係は不明。)

体罰には竹刀をバラしたものが使われたというので、テレビにはそれと同じ物が映されたが、ここにも掲載しようと探したけれども見当たらなかった。

↓竹刀の断面

↓竹刀をバラして、釣具用に多少削ったというもの。

↓竹刀による体罰の一例(撮影目的の演技やもしれぬ。)

 なお一部の剣道愛好家は、竹刀が女子柔道で使われて居た(居る)という報道に不快感を示している。


女子柔道(三) 講道館長

2013年02月03日 | 随想録

上村氏がなぜ柔道だけでなく、全競技に跨るオリンピック選手団長で強化委員長(今回辞意表明)だったのか?

その謎が解けたのは、この御仁が、2009年4月に当時58歳で講道館長に就任したこと、1976年のモントリオール・オリンピックで無差別級金メダルを取っていたことを知ったからでした。メダルの方は朧気ながら記憶が有ったような気もしますが。

その前は嘉納一族の人物が1980年から、一期7年のところを5期目に入り1年やって引退した。29年やっていたことになる。

なお隠蔽では、この上村氏に劣らないということが漸次明るみに出ているJOC会長は、第1次団塊の人で、今上天皇の又従兄弟だが、この人の子息の一人が、最近男系天皇維持論者の星、「統合の象徴」として、余りにも有名な恒泰氏である。(面白いのは、この人は何番目の子息なのか、WIKIその他では分からないこと。)

竹田JOC会長は2001年から7期目、金メダルと日本選手団長という経歴は上村氏とぴったり同じ。種目はよく知られているように馬術で、術だの道だの付く競技であることまで同類だ。

つまり、上村氏は、将来のJOC会長が約束されている人だったのだろう。事件を隠蔽し、明るみに出た後も、監督続投で、見かけ上の影響を最小限に押さえようと躍起になったことは、良く分かって、市民としては怒るべきだが、むしろ憐れみさえ覚えまする。

スポーツ界は、そんなものだろうというのがフツーの市民の見方だけれども、前にも書いたように、(新)国防軍が、暴力の巣になっては困るのです。

安倍氏の発想の勢いのままに進むと天皇の軍隊に戻りかねない。旧皇族、講道館長など、日本の或る時期そっくりの構図が体育界には温存されているから、いつでも移行できるわけだ。

最近の国際情勢を見ると、徴兵制さえも必要悪になりかねないし、それ以前に若者等の雇用創出という面でも、誇り有る志願兵制度の拡充は有りかと。

若者たちが古参下士官による無意味なイジメ、幹部に依る政治的思想的私刑、或いは組織的「浄化」、の対象になっては大変だ。(特攻隊等について、愚は、その要素が皆無だったとは思えないのです。)


女子柔道(二) 東京オリンピック招致

2013年02月02日 | 随想録

猪瀬知事が、なんとも苦り切った顔をして居る。

(不愉快だと発言。「不愉快」を絵にしたらこうなるというお手本。王羲之も及ばぬ。)

(園田隆二氏。御年39歳。何処にでも居る子供がそのまま三流の大人になって髭を生やしただけとは見ないほうがよい。改めて見ると十分野心的で世渡りにも長けていそうな柔道界にピッタリのなかなかいい顔です。[編集者注 いかにも本性丸出しの写真を掲載するのは遠慮しました。†])

上村会長は、なんと前日本選手団長で、現強化委員長だった

柔道だけかと思ったら、そうではなく、全競技のだったという。呆れた。

ところで、今日発行の夕刊フジで、新宿のストリップ劇場が中国人旅行者に写真を撮らせたりして、「これが日本の文化か」と大層評判が宜しいということを書いていたので、この馬鹿者(お上に公開状で「密告」しているようなものではないか。)と憤ったら、正午過ぎ付のMSN産経ニュースでは、「摘発された。」と有った。

末尾の記載によると、

『警視庁に昨年5月と8月、「全国の劇場の中でも過激で、このまま東京五輪が開催されれば日本の恥になる」などと匿名の相談が寄せられていた。』

上柴判決に本人は当然即時控訴。真相が何であれ、東京オリンピックにとっては、柔道スキャンダルが大障害になるだけでなく、どうもじわじわと暴かれるJOCの隠蔽行為も問題のようだ。

(柔道だけでも沢山だが他の競技でも出てきても不思議ではない。否、出てこないならばむしろ不思議だ。)


† 女子選手に「お前なんか柔道やってなければただのブタだ!」と言った。その言葉を、遥かに上品かつ礼儀正しく、しかも不退転の決意で、女子選手十五人から返された。