現代文化の快楽

60年代に東大の文系・理系の大学院生がコラボして、他大学にも声を掛けて、横断的に作っていた現代文化研究会へのオマージュ

愚管笑(五) 十五年間も売られていたのに

2015年03月28日 | 随想録

仏グラースのパティスリーで、ショーケースに並べられた「男神」と「女神」のカップケーキ(2015年3月6日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

「男神、女神」というチョコレート菓子(ニース)。今月販売禁止の判決が出た。

 

なんともユーモラスなのに、世知辛い世の中になったものでございます。 

ま、イスラム系には神経質にならざるを得ない時代だからでせう。

 

[お断り] ブログ・システム等が変わったらしく、写真掲載に不具合が有るので、見られなくなるかもしれません。その場合は元記事をご覧ください。


愚管笑(四) 女の賢しら ‥陸軍少佐殿

2015年03月26日 | 随想録

(朝日記者非難を手記にしたために違法渡航が露見した婦人少佐殿)

 

平素の御愛読と御投稿に感謝申し上げます。

世の中書く種は尽きませぬが、浮世の雑事に追われて、書く時間がなかなか取れませぬ。

しかし、今日大笑いしたことは、是非今回のシリーズにも書き留めて置きたいと思いまする。日頃は致しませぬが、東屋の諷漫亭から転載することをお許しくださいますように。(読みやすくするために多少加筆。)

八つ当たり

>【チュニジア襲撃テロ】結城さんが手記 朝日記者の怒声に「ショック…」 国際報道部長が謝罪「重く受け止めおわびします」< (産経3月23日)

何か違和感が有りまする。

表向きは、こういう場合なのに朝日の記者が心無い取材に行ったという、一見、尤もらしくもあるニュースと「手記」(3月20日付)なのでございますが・・・

違和感の原因を考えると、どうも昔典型的な組織された左翼女性が書いていてお馴染みだったねっとりした告発文体を、そのまま右翼が使っているようで、気持ちが悪いのでした。

(表題略)

何か言い知れぬ違和感を感じさせられた上の話のヒロインの結城法子氏(写真)でしたが・・・

(ア) 武官夫人でなくて、御本人がお国の護り、現職の陸軍少佐殿だった。

(イ) 民主党の国会質問で、違法海外渡航だったことが露見した。

母親孝行は感心だから、普通なら「顛末書」を書けば済むところでございませうが、「欣喜雀躍」して、「千載一遇の好機」とばかり、産経新聞に朝日記者非難の文章を書いたために、何らかの処分は免れなくなった。

世間を舐めたらあかん。人を呪わば穴二つ。つくづく悪いことは出来ませぬなあ。神様はちゃ~んと見ておられる。


愚管笑(三) 権力ボケした男は戦争犯罪の道を辿る

2015年03月18日 | 随想録

 

権力ボケのトップは?

籾井氏 いいえ

安倍氏 いいえ

プーチン君

端から核準備命令を出していたとは、強烈な威嚇。

 

(蛇足)  しかし正規戦争ならば、まだ対応の仕方もある。

蛇足の蛇足 共産主義政権お得意の粛清でも、多少は対応の仕方がある。

其マタ蛇足 秘密警察で磨き上げた暗殺には手が付けられぬ。


愚管笑(二)  女の賢しら   ‥某国首相

2015年03月13日 | 随想録

  

皆様ご投稿感謝申し上げます。

ニュースによると、女首相閣下の来日で(2007年とで2度目か?何とも長期政権でございます。安倍さんが目指している。)、日独関係が急に良くなったとか。(そう報道している日本のジャーナリズムはちと甘いのではございませぬかな。)

経済アニマルのドイツは、露骨な親中路線で、過去何十年も日本など全然眼中に無かったとか。

ところが、EUの盟主気取りで居たものが、ウクライナ危機で事態が急変して大いに行き詰まり、日本の「厭中憧露」(愚の造語でございます。)の姿勢を改めさせるために、急遽テコ入れに来たのだそうでございます。

このオナゴさんのアジアでの演説のキーワードは「国際法の順守」と「歴史認識」。言うまでも無く、前者は中国への牽制と言うよりは、日本やアジア諸国へのリップサービス。後者は媚中そのもの(ドーデモイーがこの際ドーモ韓国は余り重視されて居ませぬ)。

前者に含まれて居るつもりだろうけれども、主目的は、日本に余りロシアと親しくするなと釘を刺すことだったそうだ。

こういうのを「虫がイイ」とか、「オポチュニスト」とかと言いまする。

(蛇足) しかし、日本人は一方的に、ドイツやフランスやロシアに憧れて来た。最も知的に洗練されているフランスだけは芸術性を核に日本を尊重してくれたかもしれませぬ。日本の国や文化や国民性に親近感や評価が得られる道は無いものでございませうか?

蛇足の蛇足 安倍総理大臣閣下の遣り口では、全く見込みが無さげなことだけは、はっきりして居りまする。

其のマタ蛇足 富国強兵、軍国主義で列国からの友誼、尊敬を得ようとするならば、国民に再び塗炭の苦しみを甞めさせても、今の数倍は軍事費を掛けなければ無理でございます。

更なる蛇足 無論安倍氏は、その方向であらゆる面から制度に手を付けて動き続けて居るのだが、GDP限度と、国民―羊よりも温和しいことは世界一―の受忍限度の認識が欠けている。