現代文化の快楽

60年代に東大の文系・理系の大学院生がコラボして、他大学にも声を掛けて、横断的に作っていた現代文化研究会へのオマージュ

女子柔道(六)  素晴らしき上村講道館長兼全柔連会長

2013年06月06日 | 随想録

同理事(藤田二朗理事(76) ブログ注)の大学の後輩にあたる上村春樹会長(62)は「私は辞意を聞いていないが、辞めるのは残念なこと」と話すにとどめた。(MSN産経2013/5/25【全柔連のセクハラ問題】シリーズ

何かと忙しくて、この記事を見落としていました。

これまでは、上村春樹会長(62)は、どう見ても柔道界の既得権(補助金利権からセクハラまで)の大看板であり代表者として、如何にも日本的スポーツ文化(失礼ながらプロ将棋界と全く共通な面が無いとは言い切れない。)を代表する日本社会の恥部として、不快には思いながらも、どうせこれらの世界は、あんなものだと思って居りました。

しかし、藤田理事の、経団連会長より上品な顔立ちと、ときどき微笑を浮かべる言い訳を見ている内に、すこし見方が変わり始めました。

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そうです。この超スローテンポの対応。権威の方から見れば、育成対象の女子選手(女流プレイヤー)なんぞは端女と大差無い。もしもそこそこ実力でも有って、華があって、当該競技界(マインドスポーツも同じ。)に貢献してくれるならまだしも、足手まといで負担になって焦れったい女達。

これぞ安倍首相や自民党や、ひょっとしたら経団連主流などが喜びそうな、日本の伝統的家父長社会の鑑。

(続く…予定)