さて、今日自分は何を学ぶことができたんだろうか?一日を振り返ろう。

個人的な日々の学びを綴ります。小さくしょうもない学びばかりですが…。

全棟実施『気密測定』

2006-07-21 16:22:00 | Weblog
私の勤める『㈱市川工務店』では、建物が完成した時点で全棟『気密測定』を行っています


まず、『気密測定』とは??

簡単に言うと、窓を閉めた状態で建物にどのくらいの隙間があるのかを調べることです

専用の機械で測定を行います
測定結果は数値で表されるのですが、数値が低ければ低いほど隙間が少ないと言うことになります

お客様に言っているかわかりませんが、「C値、Q値」と言われる『C値』になります


では、なぜ測定するのか??

それは、建物がどのくらい性能が良いのか証明するため
自信がなければお客様にその数値をお渡しすることは出来ません
だから、『気密測定』を実施する会社と実施しない会社があるのです

人が家で生活していく上で大切なことなんですがね・・・


次に、隙間が少ないとなぜ性能の良い家なのか??

それは、隙間風が入るか入らないかの差になります

冬場、隙間風が入ってくるような家では家の中がすぐに冷えてしまいます
冷えた室内を暖房器具でガンガン暖める・・・

この繰り返しで、毎月の光熱費が嵩んでしまいます
せっかく新築したのにお金に苦しめられたのでは、ちょっとねぇ

ですので、光熱費がかからないように設計・提案をしていくのです

そこでどうしても出てくるのが『気密の数値』

『気密測定』の数値は、生活していく上で本当に必要で大切な情報になります


最後に、『気密測定』の基準値は??

住宅金融公庫が出している「次世代省エネ基準」では、2.0c㎡/㎡以下の数値を出せれば、全国どこでも基準をクリアできるとしています

私の住んでいる山梨県(地域にもよりますが)では、5.0c㎡/㎡以下であれば基準クリアになります

しかし『㈱市川工務店』では、平均(最近30棟)で1.13c㎡/㎡と言う数値をだしています

この経歴が、冬は暖かく・夏は涼しい、さらに光熱費を下げれると言うことにすべてつながります


最新の画像もっと見る

コメントを投稿