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アーティストリレー日記(106)Omiさん

2019-12-22 12:35:56 | アーティストリレー日記

今月は、TOKYOマイムカレッジに所属し、現在、宮崎で活動中のOmiさんの日記をお届けします。2度目のリレー日記ご登場です。

自然豊かな場所に住みたいのと変化を求め、2017年12月に宮崎の綾町に移住。そして早くも2年が経ちました。札幌、東京、NY、そして宮崎。ジプシーのような人生です。ここは田舎町で今までの場所とは全く違います。でも同じ日本。戸惑いはありませんね。2年の間にいろんな事がありましたが、1番の出来事は子供ができたという事でしょう。生活がガラリと変わりました。今は子供中心の生活で、自然の中で静かに暮らしています。子育てで大変な妻のかけくみには頭が下がる思いです。

宮崎県は東京に比べると舞台を観る機会もやる機会も限られています。マイムスタジオもありません。ただ、綾は移住者が多い町で、日本だけでなく他の国からの人たちも多いです。そして、そういう人たちはアーティスト気質の人が多く、まだ交流は少ないですが、刺激を受ける機会が多くありそうです。また、東京とは違う活動の機会があり、それはそれで新鮮です。去年はテレビなどの取材が2件あり、その映像の一部は番組宣伝として今でも地元のテレビや映画館の上映前に流れています。なんといつのまにかスクリーンデビュー。

そして地元図書館などでのパフォーマンス依頼もあり、なにげに活動機会に恵まれています。でも小さい町なので顔が知られると普段の行動も気をつけなきゃいけませんね。「パントマイムの人だ」とか、「映画館で見た」と言われる時があるので、気が抜けません。素行不良だとあっという間に噂が広がりますからね。

最近はギターの練習量が増え、マイムの練習量は少なくなりましたが、普段の動作、姿勢、呼吸の中で、身体や自然との対話を意識しています。VRやARの普及、通信が5Gに移り変わろうとしている今、時代の変化は加速度を増しています。地方と東京に住む差も縮まっています。舞台表現の形は変わっていくでしょう。一方、アナログ回帰ブームも起こり、地域での活動も一層重要視されるでしょう。デジタルとアナログ、世界に発信と地域活動という相反する流れが並行する気がします。新しいものへの柔軟性と同時に、プラットフォームに依存しない核をしっかり持たなければいけません。そのために既成概念を一旦破棄してゼロにする。宮崎移住はその良いきっかけになったかもしれません。

 コーポリアルマイムは宮崎では知名度ゼロです。やってる人もいないでしょう。コーポリアルマイムをやる機会はなかなかないと思いますが、パントマイムの中で動きを今まで以上に取り入れていこうと思ってます。そしてここで少しでも普及できたらなって思っていますが、さてどうやって‥‥どうしよう?

 風は吹き、海は波打ち、日は沈みまた昇ります。そして見上げると星々は天空に輝き続けています。人が何を考えようとも無関係に。まあ焦る必要はない。のんびりと行こう。宮崎の素晴らしい星空を見ながらそんなことを思っています。

Omi

 

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