月刊パントマイムファン編集部電子支局

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アーティストリレー日記(69)さとうゆみさん

2016-10-16 06:52:22 | アーティストリレー日記
今回は、以前パントマイムウィークやさくっとパントマイムなどにもご出演したことがあり、現在異国で活躍中のさとうゆみさんの日記をお届けします。

ポーランド南西部、ヨーロッパ屈指の演劇都市ヴロツワフより、こんにちわ。
国立人形劇団や州立マイム劇団などを有する街に拠点を移し、2年が経ちます。
今日は最低気温3℃。先月には白鳥が飛来しました。

先月、新作の動画をアップしました、1分間の予告編です。ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=-p98zZXQjJQピアフの曲「ソフィ」の歌詞に着想を得た作品、私はユニークな死神役を。
恋人と喧嘩する女の子の部屋に迷い込んだ無垢な死神が、女の子から感情というものを学び、彼女に死を教える…
というお話。(ラスト、ポーランド語で子守唄を歌ってます。あ、内緒かも。)

演じるキャラクターによって細かく身体スタイルを使い分ける、言わば定形黙劇を習得中です。
例えばマイムウォークの場合、軽く5種類以上を使い分けます。
どんな心情、状況に置かれてるか、現実的なシーンか、幻想・再現シーンか、男性か女性か、速度。
歩き方1つで役柄、状況を伝えるため、身体バリエーションを明確に創り出します。

衣装も徹底するので、役柄によっては10cmヒールでマイムウォークなども。
「身体で物語るお芝居」の必須アイテム習得中ってとこでしょうか。
それらが振り付けにならないよう、エネルギー(晒す覚悟かな)を込めて動きますから、身体で伝えるってハードな作業…。

現在は、さくパン出演時(2009年)に発表した戦争悲話を演出家とリメーク中です。
かつての稚拙な作品が、知識、経験豊富な師の手腕により芸術に生まれ変わりつつあります。
来春、ヴロツワフ市内で共同発表、ずっと憧れてきた方との共演です!!
紆余曲折を経て、やっとここまで辿り着きました。やっと、夢のど真ん中に着手です。
夢の先に何が待つのか、未だ見えませんけどね…

おっと忘れてました、まもなく一時帰国です、告知をさせてください。


☆☆☆さとうゆみ、凱旋ワークショップ開催のご案内☆☆☆
10月20日~11月20日まで一時帰国します。各地ワークショップや個人指導を予定。
告知ご協力いただけると大変助かります。どうぞよろしくお願いします。
☆11月19日 静岡市
☆11月20日 浜松市
詳細・お問い合わせ https://www.facebook.com/events/937670669671974/ (BPファクトリー望月)

☆11月9~10日 仙台市
詳細・お問い合わせ http://www.mymime.sakura.ne.jp/(さとうゆみHP)

さとうゆみ





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