月下、飲んだり読んだり

~何はなくとも一杯の酒~

しゅっとした感じ

2011年05月30日 20時40分19秒 | 暮らし
日伊協会の食事会で岡山市の「Lionni」というお店へ。同席した京都の人と方言トークでちょっと盛り上がった。

しゅっとした」は、かっこいい、姿勢がいい、きれい、すてき等々、すべての褒め言葉が凝縮されてるし、反対に「もっさい人やなぁ」は、ダサい、イケてない、貧乏くさい、しょうもない…等々何にでも使える貶し言葉やな~、という話。ほんまにそうやねん。岡山では滅多に使わへん言葉やからうれしかった。(っていうか、ツカワヘンと打ち込んだら津川編になるね)

ちなみにLionniは若いスタッフ中心のすてきなお店でとてもおいしかったです。「せっかくのお集まりですから、古典的な調合でソースを作りました」などという配慮をしてくださり、気さくな雰囲気のうちにもプロ意識が感じられるお店。やるじゃん。でもやっぱり、しゅっとした度合いで言うたら煉天地に軍配かなあ。あくまでも私の好みやけれども、看板の深みが違う感じ。でもまたお邪魔しますよー、Lionniさん!

そして、レストランでお話しできなかった女性と歓談しつつ帰路。お別れして駅を出て、ふらりと「遁走曲」へ。先日ご紹介した横溝ビルの地下にあるけれど、何度来たのかは正直覚えていない。カウンターでだらだらさせてもらう。最初、テーブル席に医療者スタッフと思われる若手の男女がわらわらとお話をされていたのだけれど、彼らがお帰りのあとは静かな静かな時間を過ごせた。写真を撮らせてもらったりしつつ、だらだら。

私の好きなバラライカをコアントローではなくボルスで拵えてくださり、とても飲みやすい仕上がり。ウイスキーの品揃えもすごいし、ジンの他にベルモットを2種類入れて作るトリニティーの仕上がりにも大満足。さすがの味です。しゅっとした時間をありがとうございました。また来まーす。

煉天地&横溝ビルという快楽

2011年05月24日 13時45分44秒 | 暮らし
先日は友だちと飲みに行きました。久々に行った老舗イタリアン「煉天地」のおいしさったら!アンティパストもパスタもカルネもヴィーノもリモンチェッロもドルチェもエスプレッソも…どれもこれも絶品すぎる!

ほくほくでごちそうさまを言ったあと、2次会行くぜーと「胤(つぐ)」に向かったのですがあいにくお休みだったので、いつものビルへ。岡山在住の飲兵衛はきっと知っている倉敷駅近くの横溝ビルです。このビルは素敵なバーばかりなので、私が倉敷で一番好きな建物かも(笑)。

地下に「遁走曲」、1階に「ホンキートンク」、2階に「Bar Ric's Cafe」、4階は「Bar」……なんでしたっけ……検索したら「Bar D」でしたが、名前は失念していました(でもここ、おいしいですよ!)

そして今回は、ここの3階にある「Bar Kanzashi(バー・カンザシ)」に初めて行ってきました。女性の店長さんが開業されているお店。今まで何度か行ったものの満員だったり休業日だったりで縁がなかったのですが、ようやくテーブル席を占領することができました(´∀`)。お任せで1杯、いつものカクテルを1杯。友人とのんびりおしゃべりしてリフレッシュできました。女性一人でも気軽に入れるお店ですね。倉敷に旅行に来られた方にもお勧めです。「また来ますねー」とご挨拶して日曜日の夜が終了。

ああ、今日はもう火曜日かー。通常運転していたら、あっという間に時間がたちますなあ。

●横溝ビルとは?
岡山県倉敷市阿知2丁目11-23: 倉敷駅→天満屋のほうに出る→元町通沿いに美観地区の方向へ→中国銀行通過→倉敷ステーションホテル(セブンイレブン)を通過→次のカド、道路沿い左手を見る→一面にツタの絡んだ小さなビルが横溝ビルです。一目で「バーのビル」と分かります。24時間喫茶や東横インまで行ったら行き過ぎですよ(´∀`)

自然派ワインの試飲会

2011年05月18日 12時47分53秒 | 暮らし
昨夜、岡山市のホテルで開催された「自然派ワインのみの大試飲会」に参加してきました。100種の「自然派ワイン」を2500円で飲み放題、軽食付。自然派ワインのお店プレヴナンの主催です。堪能しましたよ~。

そもそも自然派ワインって何よということですが、プレヴナンさんの説明によると、「酸化防止剤の使用を抑えた無農薬・有機栽培で育てられた自然な葡萄のみを使用して造られたワイン」ということになるのでしょうか。プレヴナンでは減農薬栽培(リュットレゾネ)のものは、農薬使用の基準が定められていないため取り扱いませんと書いてあるので、減農薬栽培のワインを扱っているお店もあるんでしょうね。
ネットをザクッと検索すると「自然派ワイン」とは「ビオ・ワイン」のことみたいで、英語ではナチュラルワインと言い、いわゆるオーガニックワインとは意味が違うようです。ふーん。

■wikiより転載
ビオ・ワインとは出来る限り自然のままの製法で作られたワインであり、 自然派ワイン、ヴァン・ナチュール(仏:Vin Naturel、英:Natural Wine)とも呼ばれる。原料となるブドウは、農薬や化学肥料が使用されない有機農法で育成されることが前提となり、 醸造過程においても後述する様々な条件が求められる[1]。これらの条件を満たし、更にスピリチュアルな要素の強いバイオダイナミック農法が応用されたワインはビオディナミ(仏:Vin biodynamique)と呼ばれる。逆に、有機農法を採用していても醸造過程で何らかの添加が行われたり、調整が加えられるものはオーガニックワインとなる。

しかし、「酸化防止剤の使用を控えているワインはお店や自宅での扱いが難しいからキライ」という意見もあるようですね。なるほど。ワインを好きな人は多いので、きっとさまざまな論議や主張があるんでしょう。それがお酒の面白いところだと思います。
私の感想は「次の日に残りにくい!」ということ。今まで、日本酒はもちろんのこと、洋酒もスコッチ、ジン、ウォッカ等々さまざまなお酒にハマってきましたが、「ワインはカラダに合わない」と思い込んでいたふしがあるのです。だってワインだけはどうしても次の日に残るから。でも、プレヴナンで飲んだときも翌日残らなかったし、数本買って飲んでもそうでした。昨夜も20杯ぐらい飲みましたが、今日はラクチンです。不思議~。というか、ヤバイ~。ワインにだけはハマらないつもりだったのに、昨夜も多分7本ぐらい注文してしまったのではないかな。これはヤバイね~。

ちなみに昨日一番記憶に残ったワインはこちら。La favola、Eloro Pachino D.O.C.;2008、赤ワインです。何本注文したんだったか忘れてしまいましたが、届くのが楽しみだなあ(´∀`)♪

手縫いシュシュ

2011年05月12日 16時12分42秒 | 暮らし
今日は久しぶりに手芸をしました。
手縫いのシュシュです。
市販のものは結構高いし好きな柄が見つからないので
いっそ縫ってしまおうかと思って。以下、簡単に作り方など…。

1)好きな布を用意して


2)好きなサイズに裁断(30~50センチ×10~20センチ)し、縫い代(0.5~1センチ)部分にアイロンをかける。中表にして縦長に縫い、裏返す。


3)開いた部分をまつり縫いにして、好きな長さの髪用のゴムを通し、綴じる。


4)反省点
・好きな生地だれど、やっぱり地味だったかな。もうちょっとパキッとした色のものも作りたい。
・幅広に作ったつもりだけれど(約15×45)、個人的な好みとしてはもうちょっと幅広でもいい。
・縦長にズバッと縫わず、端にゴム入れスペースをとるほうがあとがラクかもしれない。


こちらは今朝咲いたお花。シャクヤクだったはず。土の悪いところに植えてしまったのであまり育っていなかったんだけれど、やっと小さい花を付けてくれました。うれしい。

『シモネッタの本能三昧イタリア紀行』

2011年05月09日 16時01分58秒 | イタリア語
イタリア語同時通訳者の田丸公美子さんの著作。
今までどうして読まなかったのかと思うほど面白い筆致。しびれる~。

===============
ローマは、私に“自由と寛容”を教えてくれた街でもある。そのきっかけとなった強烈な光景は、今も静止画像のまま私の脳裏に鮮明に印画されている。1981年、季節は5月、時は午後3時半。ボルゲーゼ美術館に行くため公園を横切っていた私の眼にとんでもない光景が飛び込んできた。こともあろうに、真っ昼間、ハイティーンのカップルがベンチで「こと」に及んでいたのだ。(エロ描写中略w)そして、そのすぐそばでは7~8人の小学生たちが夢中でサッカーボールを追っているのだ。なんという“シュールな”光景だろうか! 私は、夢と現実のはざまのごとき光景に魅せられ、しばし見入ったのだった。(講談社文庫『シモネッタの本能三昧イタリア紀行』第1章より)
===============



表紙にはこう書いてある。「Viaggio in Italia: dove guida l'istinto.」――本能を引き起こす場所、イタリアへの旅、なんていうつまらない訳ではない。『本能三昧イタリア紀行』だ。いい訳だなあ。裏表紙に載っているこのエピソードも面白かった。

===============
車を盗まれがっくりしていると、翌日お詫びの手紙とオペラのチケット付きで戻ってきた。「洒落た泥棒じゃないか」とオペラに出かけて帰ってみたら家は空っぽ――。
===============


全作読めないほどではないので、是非今年中に攻略しようと思う。イターリア!なんて面白い国だろうか。読んでいない面白い本があるって、なんて幸せなんだろうか。イタリア語やっててよかった@パート2、なう。(´∀`)

「主婦じゃないよ」

2011年05月08日 22時08分57秒 | 暮らし
先日、イタリア人のおじ様に自己紹介する機会があった。

しどろもどろのイタリア語で「私はcasalinga(主婦)ですが、家でこんな仕事もしてるんです」と言ってテープ起こしについて「congress」とか「interview」とかの英語と身ぶり手ぶりを交えて説明。質問されるままに「genitori(両親)が遠方にいるから在宅を選んだ」という話もしたら、威勢良く「Si, ho capisco!(なるほど、分かったよ)」と言ってくれたあとで、「Tu non sei una casalinga.」と言ってくれた。「キミは主婦じゃないよ」っていう意味だ。「在宅であっても子どもが小さければ忙しいでしょ」とも。

「いやいや、ぐうたらしてるから主婦みたいなもんですよ」と言い返すボキャブラリーはなかったんだけど、妙にうれしかったわー(ポワーン…)

日本のおじさんは言ってくれそうで言ってくれない言葉の数々だった。
ありがたい。パワーをもらったね。イタリア語やっててよかった…(大げさ)

日本酒の会_筍づくし 2011

2011年05月02日 10時42分38秒 | 暮らし
年に数度、我が家で催している日本酒の会。
春は筍づくしです。

ちなみに「筍(たけのこ)」のように
「旬(しゅん)」を含む漢字を他に思い付かないのだけれど
この漢字だけなのかしら。とすればすごいね、たけのこ。

今日のおしながきメモ(随時更新)

酢のもの…タコか姫皮で何か(未定)ダイコンで何か、+おあげ焙る&おろししょうが
サラダ…レタス、ルッコラ、ピーマン数種、ベーコンあたりで何か、ウインナーとチーズ追加
煮もの…根野菜、練りもの、たけのこ、鶏肉で筑前煮風、カレイの煮たの、若竹煮
焼きもの…ソラ豆、タイの塩焼き、手羽先ピリ辛&子ども用
揚げもの…たけのこその他(リクエスト次第)
ごはんもの…たけのこご飯(おあげ、ニンジン、もち米)
香のもの…お漬け物4~5種
汁もの…あー、考えてなかった。なくてもいいかなー。
乾きもの…マメ、その他
かぼちゃとおいももあったなー。つまみにしとこうかな。炊きました

今日は家庭訪問があって
飲み会があって
明日から帰省するしたくもせねばならん。

ザ・主婦!って感じの1日だのう~。