週末ともなると仕事は段々と忙しくなり、ブログネタは殆ど無くなります。
そんな時は、保留ホルダーからネタを引っ張り出すしかありません。
そんな理由で本日は、 「JR中央線万世橋架道橋と、煉瓦積みアーチの高架橋」
と言う長ったらしい名前となりました。 スミマセン
万世橋の架道橋は昭和6年の架設。 (私の後ろ側には、「肉の万世」の提灯あり!)
カーブしながら中央通りを一またぎ、当時最大級のスパンを誇っていたそうです。
橋げた保全のためか、黄色の予備ガードが設けられている。
道路の向かい側は、以前万世橋駅があったところ。
「肉の万世」更に後方も、遺産とされている「万世橋煉瓦積みアーチ」の高架橋群が繋がります。
前方に微かに見えるのが万世橋高架橋。
歴史を感じさせる煉瓦積みされた高架橋。
裏側に回ると、緩やかにカーブした煉瓦積み高架橋群。
昭和初期の建造物は、品格もあり、芸術的とすら感じる技が見てとれる。 仕事が丁寧です。
それに比べ、平成の工事と思われるケーブルや配管を通す設備は、邪魔をするだけのゴミに見えます。
橋の支えにも、心意気と思いやり、品格を感じます。
明確な方針と施工技術・品位を醸し出すデザインで作る高架橋、万世橋駅跡北側です。
橋も同じような感覚で作られているようです。
人も、社会も、センスや感性を使わなければ廃れてしまい、無くなります。
昭和の時代に、先輩たちが苦労して作り上げた遺産を維持、継続することすら難しくなりつつある日本。
平成になり、目標のない、個人主義に陥っていると感じる。
「技術立国日本再生」を目指し、マイスター制度を作り上げるのも有効に感じるfumi-Gです。
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只今、15位。