探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

秋のおざなり探索その1

2020年09月15日 | 自然探索記~採集記(道北)


早朝、豪快に燃える旭川(単なる朝焼け)
さて今回は、北海道最北端方面へ。
これといって目的はないが、ドライブがてら探索することにした。
なので現地に着いて、気が向いたものを探してみようという漠然とした計画。


現地には午前8時頃に到着。
ちょっと砂浜探索。風が強くて寒いが、海は荒れていない。
何を狙っているのか分からないが、投げ釣り人がちらほら。カラフトマスのシーズンだが見た感じカレイっぽい。
奥に見えるのは利尻島。

少しでも風が弱くなると、ここぞとばかりに蚊が押し寄せてくる。もう秋なので蚊も必死なんだろう。

ヒョウタンゴミムシ
「砂浜のスジクワガタ」の異名を持つ(ウソ)
この子がいると、良い環境の砂浜なんだろうね。


ウスバカミキリ
海岸の流木下でしばしば見かける。流木で繁殖しているらしい。
ちなみに山地の公衆便所で見かけた経験が多いので、個人的に臭くて汚いカミキリのイメージがあるが、あくまでも偏見である。
「便所カミキリ」の異名を持つ(ウソ)
写真の個体、産卵管が異常に伸び切っているけど、弱っているのだろうか?


オサムシモドキ
流木やゴミの下に隠れている。ここの砂浜は個体数が多い。
夜行性で、日没後に砂浜を確認すると活発に歩き回っていた。


オオハサミムシを捕食するオサムシモドキ
ちなみに流木やゴミの下に潜む昆虫のほとんどがオオハサミムシだった。
オサムシモドキにとっては食べ放題だ。


たぶんフルショウヤガの幼虫
現在、成虫の発生時期であるが、羽化に間に合うのか?


今回の魔物
とても人懐っこく、仲魔にしろと催促してきた。
砂浜での探索は任せてくれという。実に頼もしい。


返事がない。ただの骨のようだ・・・
エゾシカ?

その2へ続く