Fare la siesta

ファーレ・ラ・シエスタ~イタリア語で〝昼寝する〟
午後のひととき☆ゆったりと過ごしたいですね

poeta

2006-11-30 | がんのひとりごと
ポエータ
「詩人、夢想家」

彼は、詩人

風邪のコリドーさんが本日
2006年11月30日をもってblogを閉鎖した
理由は分からない

コリドーさんは私にとって憧れの人
初めてお会いした時から
常に彼のペースにはまってる

この街をこよなく愛し
ボロボロの地図を片手に街を歩く
カラオケでは
パワフルな歌声を披露してくれる
お酒は好きだけど
実はあまり強くないらしい・・・

いろいろな事を教えてもらった

彼のblogを見るのが日課だったし
zusittoと知り合えたのもコリドーさんのおかげと思ってる
「逗子の路地裏情報」がなくなってしまうのは
とても淋しいことだが、きっとそのうち
「やぁ!」って言って
新たなページを開いてくれることだろう

たぶん、私のところにも
遊びにきてくださるはずだから
彼の写真をあえて無断で掲載する


写真は、1988年2月の逗子海岸でウィンドサーフィンするコリドーさん

ありがとう
きみの歩いた道みちに
ぱっと笑顔の花が咲く

byがん


追記(2006.12.6)
はじめてコリドーさんと
お会いした時の写真が出てきました

コリドーさん、いつかデートしましょうね♪




moglie

2006-11-29 | がんのひとりごと
モッリエ
「妻」

妻は現れた

聞くところによれば、今日はMMさんの結婚記念日
それも、記念すべき30周年「真珠婚式」だという

仕事の後に二人でお食事を、ということで
奥様が現場にいらした
いつまでも若々しいお二人だが
「30年」という夫婦の歴史は
とても重みのある物語だろうな・・・

我が家は水晶婚を終え
あとは、5年ごと区切りの年に訪れる
磁器婚式、銀婚式、真珠婚式と続く
まだまだ先の話と思うが
次の戌年を迎える年は「30周年」だ
・・・ということは、誰かさんは
赤いチャンチャンコ?

ふと東京カテドラルで挙げた結婚式を思い出す
子供の頃住んでいた家からは
いつもあの教会が見えていて
結婚するなら、絶対あの教会と決めていた
大好きだった、大きなパイプオルガン
オルガン奏者に憧れたこともあった

当時のオルガンは、2年前に役目を終え
新しいものに変わってしまった
ちょっと淋しい・・・

ユーミンの名曲「翳りゆく部屋」の前奏には
今は無き、このパイプオルガンが使われている
天に向かって響き渡る荘厳な音色を聴くたび
若かった頃の自分を懐かしく思う

byがん

ventotto

2006-11-28 | ちょこっとイタリアン
ヴェントット
「28」

子供の私が、すぐに覚えたイタリア語
「28」の数字を表す、ヴェントット

この響きがお弁当を想像させ
父が聞くイタリア語会話テープが
1、2、3・・・28のところにくると
ここだけ「べんとっと」と応える・・・

月曜から、銀座の現場
汐留のビル群がそびえたつ

今週はお弁当が支給される♪

11月27日昼


11月27日夜


11月28日昼

カレーだと聞いていたので
家からブレアーズのアフターデスソース(真ん中の瓶)を持参する
2~3滴なら刺激的で美味しいけど、勢いにまかせると・・・
死んじゃいマース

11月28日夜


どれもおいしい~♪
全部食べたらカロリーオーバーと知りながら
ついつい箸が進んでしまう・・・

イタリア旅行に出掛けた時
イタリア人から歳を聞かれる母に
すかさず「べんとっと」と言って
周囲を笑わせた私も
その頃の母と同じ歳になった

もちろん
当時の母も、今の私も
「28」をとっくに過ぎている

byがん


strada

2006-11-27 | がんのひとりごと
ストラーダ
「道」

帰り道
気づくと、駅に着いている
あやうく降りそこなう
危ないあぶない・・・

タクシーの列を横目に
ボーっとしたまま歩いてく

ここで一杯!
と言いたいところ
我慢がまん・・・

この店を曲がると
海へと続くまっすぐな道
一本道だから迷うことはない
ただひたすら、前進のみ


前にも後にも
誰もいない
響くのは、自分の足音だけ

静かすぎて不安になる

海に出て
デニーズの黄色い看板が見えれば
家はもうすぐ・・・


byがん










popolo

2006-11-26 | がんのひとりごと
ポーポロ
「人民、庶民」

今日で豊洲の現場も終わり
ららぽーと豊洲のある再開発地区とは対照的に枝川は
quartiere popolare クワルティエーレ ポポラーレ
庶民の界隈・・・つまり、下町
昔ながらの店構えも多い


床屋さんに


コロッケ、お弁当が美味しいお肉屋さん


銭湯・・・いいなぁ~

集合住宅が多く建ち並び
ちょっとしたところに緑や、公園が

枝川橋のふもとにあるうさぎのいる「うさぎさん広場」
反対側の「かめさん広場」に、かめはいない・・・なぜ?

豊洲駅から現場までふたつの橋を渡る
風が冷たい

まだまだ駅周辺は建設ラッシュ

この街はどう変わっていくのだろう・・・
子供の頃大好きだったちいさいおうちの絵本を思い出す

byがん


追記(2006.12.2)
この日、BBさんは三度目の焼肉 大喜にて
豊洲最後の夜を20名の小宴会で締めくくり
えさトンは彼女と映画プラダを着た悪魔




pranzo

2006-11-25 | たべる・のむ(東京篇)
プランゾ
「昼食」

豊洲の現場
いったん仕事場に入ってしまうと
帰る時間まで、ずっとカンヅメだ

毎日、お昼ごはん
日によっては夜ごはんまで用意して
現場に向かう

コンビニに頼りがちだが
なるべくお弁当を持参するようにしてる
嫌いな人には悪いけど・・・
私は納豆も食べる

コリア物産で買ったキムチを食べたいところだが
さすがに臭いそうなのでナムルで我慢する
ナムル315円/カップ麺各100円

(一度に全部食べた訳ではないよ)

マロンちゃんが「最近、周りに広めてるんです~」と
ecute品川にある「小麦と酵母 満」のきんぴらパンをくれたり・・・

甘めのごぼうがたっぷり入ってて美味しい!

グルメ大王のMMさんは女子の為に、マンゴープリン
わかばのたいやきや、ニシキヤのロールケーキなど
いつも美味しいスイーツを差し入れしてくださる

ダイエットは明日から・・・食べないと後悔する!

体を動かさないのに、何故かお腹だけは減る
朝早く起き、夜遅く寝るまで
あっという間の一日だが
起きている時間は意外と長い・・・
一日でどれだけ食べてるか
冷静に考えると・・・おそろしい・・・

byがん









pubblicare

2006-11-24 | 笑ってゆるして!
プッブリカーレ
「公表する」

掲示板に、とあるお知らせ
ご近所さんが書展を開くという

「第5回田上翠風書作展」
12月5日~10日
鳩居堂画廊(4F)
あの鳩居堂で書展を・・・
すごいなぁ~

近くに住んでいるけど
普段なかなか顔をあわせる機会もないし
お知らせがなかったら
私はずっとご近所さんが
書の達人であることを知り得なかったと思う
この期間は、ちょうど銀座にいることだし
出掛けてみよう~♪

私は、このブログの事は
これまで公表してこなかった
もちろん、わんさん、zusitto隊のみなさんには
時期をみながらお知らせしたが
友人、知人にはいっさい知らせていない
まして、毎日顔を合わせる仕事の仲間には
気恥ずかしくて、言える訳もない

それなのに・・・知られてしまった・・・
分かるはずがない、と思った私が甘かった
彼は、私がgooでブログをやっている事と
焼肉 大喜のレビューを書いた、という事情報だけで
このブログに辿りついた

彼の名はえさトン(仮名)
性別 男子
年齢 30代
うお座のB型で、うう脳
一応、独身
頭脳明晰で仕事もテキパキとこなす
長身で女の子にも優しい
だけど、美人でお料理上手の彼女がいるので
BBさんはじめ、オジ様方から嫉妬されてる(笑)
今のプロジェクトのキーパーソン
(お世話になってま~す)

えさぶぅ、denkyuクン、ふみお君、い~ぶぅ、など
他の候補もあったが
マロンちゃんと一緒に愛をこめて
「えさトン」と命名した
(名前に不服がありましたら、改名しますのでご連絡を)


仕事に行く途中、帰り道
休日の私の行動が丸見え・・・
もう、あんまりへんな事、書けないな~

ひとりに知られたら、みんなが知ったも同じ

ミシンの話のページを実家の母に郵送したら
とても喜んでくれて、おば達に知らせたいというし
そろそろ、公表する時期かな・・・
ますますへんな事、書けないな~

byがん

















superare

2006-11-23 | がんのひとりごと
スペラーレ
「越える、乗り越える、克服する」

私はにんじんが嫌いだ

魚、ピーマン、大葉、茗荷・・・
子供の頃大嫌いだった食べ物は
今では大の好物だ

しかしながら
にんじんだけは
どうにもこうにも食べれない
唯一、苦手とする食べものだ

ハンバーグステーキについている
面取りされた、あの甘いグラッセが
どうしてもゆるせないのだ

当然、我が家のカレーにはにんじんの姿はない
というより
にんじんを買う、という行為が
私の頭の中にはない

・・・その私が
にんじん嫌いを克服した

最近、ぬか漬にはまってる
もとは水茄子についていた糠
そこに、きゅうり、大根、茄子・・・と
漬けては食べ、食べては漬け
水分調整しながら、毎日繰り返してきた
先日買ったハヤト瓜も、独特の食感が楽しい

だけど、なにかが足りない
食卓に赤みが欠けている
そこで、何年ぶりかで
にんじんを買ってみる

数日後、いつものぬか漬に
にんじんが加わった


「うまい!」を連呼するわんさんに
恐るおそる食べてみる私

「!」
未知の味・・・
知らない世界が口いっぱいに広がる

困難を乗り越えることで
得られるものは大きい

仕事も何事も
いつも順風満帆ということはない
多くのハードルをクリアしなければ
先には進めないし、ゴールにはたどりつけない
気もちを切り替え、またがんばろうと思う
「勤労感謝の日」

byがん




marito

2006-11-22 | がんのおすすめ
マリート
「夫」

11月22日は〝いい夫婦〟の日

今朝はわんさんと一緒
おはようライナーに乗って仕事に行く


わんさんは私の夫
ちょうどひとまわり離れていて
10代の頃からの私を知っている
かれこれ20年余のつきあいだ

先日、仕事でコンラッド東京に行くというわんさんに
「コンラッドダッグが欲しい~」とおねだりした
きっといつまでたっても子供だな~
なんて思っているんだろうな

・・・数日後
洗面所に誇らしげな顔をしたコンラッドダッグの姿が!
わんさん、ありがとう~
これでまたひとり?我が家の一員が増えた

「わんさん」という名前はzusittoのオフ会に
夫婦で参加する時に二人で考えてつけたハンドルネーム
「ONE」「わんこ(犬)」に由来するが
呼びやすさもあって、今では家でも
わんさん、と呼んでいる

この街にきて、少しずつだけど
やっと夫婦らしくなってきた気がする
いろいろな出会いが、私たち二人を育ててくれた

みなさんにありがとうの気もちをこめて
「祝婚歌」という詩を紹介します

これは、以前仕事でおつきあいのあった
童話屋という出版会社の社長さんが
これ素敵だから、と私にくださった詩集の一遍です


「祝婚歌」

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派過ぎないほうがいい
立派過ぎることは
長持ちしないことだと
気づいているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そしてなぜ 胸が熱くなるのか
黙っていても二人には
わかるのであってほしい

二人が睦まじくいるためには(吉野弘 著)より

byがん


mattina

2006-11-21 | がんのひとりごと
マッティーナ
「朝」

微笑みし 向寒の空 朝の顔


カスミさんのブログにもあったが
もうすぐ師走だというのに
まだ、朝顔が咲いている

一日のはじまり
ねむい眼をこすりながら
あわただしく家を出る


いいお天気
バスを待たずに歩いてく


ツンとはりつめた空気に
冬の訪れを感じる朝


byがん

piovere

2006-11-20 | ちょこっとイタリアン
ピオーヴェレ
「雨が降る」

冷たい雨
今日の豊洲は風も強く
傘も思うようにさせない・・・

piovere dal cielo
直訳すると、空から雨が降る
思いがけない物が届く、棚からぼた餅
そんな意味があるというが
このどんよりした空からいったい何が降ってくるんだ?

現場で、先週に引き続き焼肉 大喜へ行く算段
今回は2卓で8名の人数枠
私は人数に入っていない

当日の呼びかけということもあり
肉は食べたいけど、今日は予定が・・・
体調いまいちで、今日はパス・・・
と、思うように集まらず
今日はとりやめる?
いやいや、行ける人だけで行きましょう!
焼肉でGO!のBBさん
この焼肉の集いの資金はBBさんのポケットマネーなのだ!

改めて人選するとちょうど8名と私
おまけの席を用意してもらえた!
これは、もしや
タナボタ焼肉??

先発隊に遅れること1時間
すでに、宴もたけなわ


キューっとビールを飲んで
この前撮れなかったお肉の写真を慌てて写す

おすすめの特上ハラミ・塩/1300円&タン塩/1350円

特上ハラミ・タレ/1300円

ユッケジャンクッパ(辛口)

BBさんはじめ、オジ様方は
「すごく辛い!君たちは異常だ」というけど
女子にはこの辛さがうまいのだ

その他のおすすめは
牛スジカルビ/850円
ホルモン系も美味
また連れてってもらえるかな・・・

雨はまだ降っている
銀座一丁目で地下鉄を降りて
中央通りをひとり歩く
静かな街、クリスマスツリーもひっそりと

会社近くの99円ショップで
みかん、パン、カフェオレ、杏仁豆腐
焼肉屋で話題になった映画雨に唄えばのDVDを買う
1000円でおつりがきた

byがん



cane

2006-11-19 | ちょこっとイタリアン
カーネ
「犬」

わんさんも私も犬が好きだ

仕事に就いているとなかなか難しいが
いつかは飼いたいと思っている
わんさんは
飼い主(私)に似て、だらだらした犬になると言う
確かにそうかもしれない・・・
犬を飼う前に、まず自分の調教だ
まだまだ、我が家にわんこが来る日は遠い・・・

その分、我が家には餌代のいらない犬がたくさんいる
幸せをもたらす、ブルードッグ


あたまとしっぽがゆらゆら揺れるブリキ犬


玄関には番犬

伊和辞典によると
caneには他に、悪人、いやな人間、情け知らず、無能な人など
犬好きにはあまり嬉しくない意味もある
確かに日本語でも
警察の犬、犬に論語、犬の川端歩き・・・
(もっと酷い比喩は外しました)
いい例えで使われない

なんでだろう・・・?

ふと、ナポリの犬を思い出す
あちらこちらに彷徨う犬たち
お世辞にも可愛いとは言えない
みなやせ細って、目はどこか虚ろだ
陽気な街の影を見た

byがん









macchina

2006-11-18 | がんのひとりごと
マッキナ
「車」

「これから、麻布十番でご飯食べるけど一緒に行かない?」
22時をまわった豊洲の現場で誘われる

終電の時間があるから、ちょっと・・・とためらう私に
どこ?いいよ、送ればいいでしょと、車は発進する
湘南に精通しているBBさんだが
私が湘南に住んでいることを、実は知らない
「え~、なんでそんな所に住んでるの?
 毎日通ってるわけ?あの辺り?信じられない!」と
予想通りの反応

金曜の首都高はこんな時間でも混みあっている
このまま食事に行ったら間違えなく
電車で帰ることはできない・・・
結局食事はまたの機会、ということになり
客待ちのタクシーがひしめく銀座の街を通り抜け
私は新橋まで送ってもらった
アッシー君と化したBBさん
なんとも贅沢なショートドライブ

今度はこのあたりまでお願いしまーす♪


うちの車はニュービートルのカブリオレ
BBさんも苦笑する、ベタベタの湘南スタイルだ

ビートル君は昨年の夏、やってきた
結婚してから
ホンダのインテグラ
ルノールーテシア
アウディ
セドリック
ステージア
わんさんは車検ごとに何らかの理由をつけ
その度、新しい車がやってくる

そして、6代目となるビートル君
車には興味ない私もこの子は別格だ
納車のお祝いに目黒のBUGS GO-GOでこっそり買って
プラッシュデイジーをプレゼントしたり
(何故だか分からないけど、運転席には一輪挿しが標準装備され
デイジーの花を飾るのだ)
関西出張の合間に
兵庫にあるフォブシュランクでレアな商品を購入したり・・・
そんな私に驚きを隠せないわんさん
わんさんより先に、どちらの店にも行ってしまった私
ごめんよ、わんさん

にこっと笑ったようなフェイスがなんとも愛らしい
この子とは長いつきあいをしたいものだ

そういえば最近ぜんぜん
ビートル君に乗ってない・・・
さてさて、次のドライブはどこになるのかな?

byがん





















tesoro

2006-11-17 | たいせつなもの
テゾーロ
「宝物」

「あなたの宝物は何ですか?」

誰かに尋ねられたら、私は迷わず
「ミシン」と答えるだろう
大切なもの、形のない宝ものは
他にもいっぱいあるが、私の持ち物の中で
このミシンは特別な存在だ

今は亡き私の祖父母は、洋服の仕立て、修理と
付属屋(ボタン、ファスナー、裏地などを扱う店)を
営んでいて、母たち5人の子供を大学まで通わせた
また、共働きの母を支え
保育園のお迎え、夕食、お風呂と
幼い頃の私の面倒を毎日のようにみてくれた
台所に立ち、たくさんの天ぷらを揚げる祖母・・・
私はおばあちゃんっ子で
そんな祖母の背中を見て育った

畳敷きの居間にはミシンがあり
作業している祖父の姿があった
学校の袋や母と作った洋服も
みんなこのミシンで作った

時は経ち、私は大人になり
やがて、店は廃業となった
ミシンはその役目を終え
気がつくと物置と化していた
そして
ミシンは主を失った・・・

不要になった物と一緒に処分するという
「このミシンだけは、誰がなんと言っても私がもらう!」
祖父母の面影や、子供の頃の思い出がしみついている
だいじなだいじな宝物
おじ、おば達もこのミシンを私が引き受ける事を
とても喜んでくれた

今は、我が家で一番眺めのいい場所から
私を見守っていてくれる・・・

このページの写真を撮っていて、ふと気になった
ボディーや足踏み部分


台の脚にも〝FUJIJANOME〟の文字


昔はこういう社名だった?
蛇の目ミシン工業本社に問い合わせると
どうやら全く別の会社らしい
ますます気になり、巡り巡って
大阪にある日本ミシンタイムス社へ
突然の電話にもかかわらず、こころよくお話してくださった

フジジャノメはその方の記憶だと
昭和22、3年~昭和30年頃あったミシンメーカーで
(恐らく)蛇の目にあやかってつけた名前では?
もう当時の事を知る人も少ないし、大切にして下さい、と
(今日までずっと、蛇の目ミシンだと思ってたんだけどね)
ありがとうございました♪

戦地から戻った祖父が買ったミシン
これからもずっと、大切にしたいと思う

byがん
















novello

2006-11-16 | ちょこっとイタリアン
ノヴェッロ
「できたての、生まれたばかりの」

今日は、日本でもすっかり定着した
「ボージョレ・ヌーボー」解禁日
昨夜は勝手にジャメル宣伝部長さん
盛り上がったかな?
私も行きたかった・・・

イタリアではボージョレ・ヌーボーより10日程早く
新酒vino novelloが解禁されることをラ・スコリエーラのHPで知る

ラ・スコリエーラは
以前、日本橋高島屋のイタリア展で
馬場シェフが作るアサリのフレーグラ
(サルデーニャの南、州都カリアリでのみ食べられているつぶつぶパスタ)を
食べてから、いつかお店にも行きたいな~と
ずっと思い続けているイタリアンレストラン
12月になったら、ランチに行ってみようかな?

また、風邪っぽくなってきたので
今日は東京の現場を休み、自宅での作業に変更
とりあえず買い物に出る

スズキヤさんで
予約していたミケールさん家のヌーボーを赤白購入
ポイントと、買い物袋持参で貯まったスタンプカードを使い
不足分の760円を支払う
かなり得した気分♪

帰りに、いつも立ち寄る農家の直売所へ


おじさんに勧められ、初めてハヤトウリを買う
糠漬けにしてみようかな?


今夜のメニューは、生ハムとチーズ
野菜たっぷりのパスタとスープ
それと、よく冷やしたヌーボー

わんさん、お早いお帰りを!

byがん


追記
本日の夕食/20:30


我が家のお気に入り
フリーデンの生ハム切り落とし
140gで通常480円ぐらいですが、今日スズキヤでは398円で販売
ほどよい塩気とやわらかさで
うちに来たお客様には一番人気の生ハムです
大根が甘くなる、これからの時期
薄く輪切りにして一緒に食べても美味しいです