Fare la siesta

ファーレ・ラ・シエスタ~イタリア語で〝昼寝する〟
午後のひととき☆ゆったりと過ごしたいですね

ideale

2007-03-25 | がんのおすすめ
イデアーレ
「理想」

昨日の夜から、ひどい嵐
雨が止む気配はまったくない

21日に干した大根は窓際で3日間ほどかかって


こんな感じになった

*本来、冬の時期にやるもの!皆さん真似しないで下さいネ

悪天の日は、家でおとなしくするのが一番
わんさんは、東京へ仕事に行く予定だったが
この風雨にくじけ、部屋でもくもくと作業・・・

そんな嵐の中、荷物が届く


スパークリングワイン1ダースと白ワイン1ダース、合計24本
我が家はうきうきワインのネット店から購入している
注文さえしてしまえば、玄関までやってきてくるから
重いものは特に助かる
今日はこれとは別に、ビール(ロング缶)2箱も一緒に届いた
本当に便利な世の中だ

最近一番の、お気に入りブログ
ばーさんがじーさんに作る食卓
タイトルのインパクト(笑)に惹かれ覗いてみたが
それ以来ずっとファンだ
70歳になるご夫妻が綴る、料理を通しての生活ぶりが
実に豊かで、愛に満ち溢れている

ページは、こんな書き出しではじまっています
     *****

「おっかなびっくり、本日開店。」
男: sesenta 68才。
女: cinco 68才。
いっしょに暮らす歴43年。京都在住。

男は5,6年前人間ドックで、いくつかの「要経過観察」の
ハンコを押されると同時に、
減量と毎日のカロリー計算を言いわたされました。
以後、毎食のメニューは「減塩・ローカロリー」が
キーワードとなりました。
さいわい、自家用シェフのがんばりでピンチを
抜け出すことができ、食生活に気をつける習慣だけが
副産物でのこりました。
「ローカロリーでも、 マズイものはいや」という、
わがままに応えて毎日食卓を用意してくれた相棒に
感謝して、あれやこれやと試行錯誤の食卓を日記風に。
カロリー表も、詳しいレシピもつけませんが、
blogのマネゴトを始めることにしました。

料理制作 担当はcinco
blog書き込み担当はsesentaです

    「ばーさんがじーさんに作る食卓」プロフィールより
     *****

このブログが一冊の本になった
どこかで見つけたら買おうと思っていたが、昨日やっと
手に入れられた(今まで気がつかなかっただけか・・・)



インターネットで情報を得ることは簡単だけど
本当に必要なものは、手に残る形で欲しい

cincoさんとsesentaさん
私の理想に近い生活を営むご夫婦だが
もうひとつ、欲をいえば
「じーさんがばーさんに作る食卓」
こんな夫婦が本当の理想かな・・・

まだまだ時間はたっぷりある
わんさん、頑張っておくれ~

byがん


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zingaro

2007-03-20 | がんのおすすめ
ズィンガロ
「ジプシー」

気もちのいい、お天気
東京にも、春らしい空が広がる



蔵前駅前のビルに、空と雲が映っている・・・

都会の空に漂う雲を眺めていたら
ある人のことを思い出した



アジアンジプシー黄金井 脩
ギターひとつで、日本国内に留まらず
世界中を旅する、音楽人

彼の創りだす音楽と、個性あるハスキーボイスは
聴くものの魂を揺さぶる



2005年8月6日の葉山マリーナ
ドッグヤードに組まれた特設ステージで
はじめて彼の歌を聴いた

「毎年、8月6日は広島でこの歌を歌ってるけど
今年は60周年でいろんな人が出演してくれるから
今日はここに来ました」と(いうような)コメントのあと
彼が歌った『白い骨』

ショッキングなタイトル
戦争の悲惨さ、平和の尊さを訴える歌だ
心の叫びがドンドンと伝わってくる

「この曲はたくさんの人に歌ってもらいたいから
印税はとらないことにしてます。だけど、ずっと
残しておきたい歌だから、カラオケに行ったら
リクエストしてね・・・」

ひと昔前のように、飲んだ後はカラオケ~
ということも少なくなったが、その日以来
チャンスがあると私は『白い骨』を歌うようになった
ファンという自覚はないが・・・嘘です、ファンです

今ごろ、どこにいるのかな・・・とHPを覗いてみると
やっぱり海外に行ってしまっているようだ

今日もどこかの空の下で
ギター片手に歌っていることだろう・・・

私も、この雲のように
大空を漂っていたいな・・・

byがん


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manifestazione

2006-12-31 | がんのおすすめ
マニフェスタッツィオーネ
「イベント」

いよいよ大晦日

カレンダーのページが一枚めくられ
次の日を迎えるだけかもしれない
だけど、その一枚を大切にしたいと思う

子どもの頃は、夜更かしが許される大晦日は楽しかった
今となってはめずらしくないが
テレビも深夜まで番組が放映され
神社に向かう真夜中の街にわくわくした

それが、大人になってからは
夜更かしする日常・・・毎晩のように午前様だ

でも・・・近ごろの私というと
すっかり朝方の生活を送っているためか
午前零時には意識も記憶もない・・・
いいような、わるいような・・・

先日サン君の本と一緒に買った
広田千悦子さんのおうちで楽しむにほんの行事


昔ながらの行事、四季を自宅で
簡単に楽しむためのヒントがいっぱい
可愛いイラストやご主人の広田行正さんが撮った
四季折々の写真もすてきで
丁寧につくられたことが伺える一冊です

できることから、無理のない範囲で
行事を楽しもう♪
形よりも何よりも、そう思う気持ちが大切だと
常々感じている

このblogもスタートより、何とか2ヶ月
ありがたいもので、アクセスIPなるものも
多い時には100近い
どこからそんなに多くの方が遊びにきてくれるのか
ちょっと不思議だけど、皆様ご訪問ありがとうございます!

これまでの2ヶ月は序奏にすぎない
まだまだ肩に力が入った感がするが
明日からまた、いつものように
続けていきたいと思います
来年もどうぞ宜しくお願いします♪

兎にも角にも
今晩、ちゃんと年を越せるかなぁ・・・
起きていられるか、それが今一番の心配ごと

byがん


今年最後の富士山は?
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natale

2006-12-25 | がんのおすすめ
ナターレ
「クリスマス」

4年前の12月25日
この街に越してきた

前夜から本格的な引越し準備にとりかかったが
とうてい終るわけもなく
トラックが来た時には半べそ状態だった
「とにかく、梱包してください」
引越屋のお兄さんの言葉に励まされ
必死になって作業する

搬出作業は午後までかかり
都内からトラックが着いたのは
もう日も暮れた6時過ぎ
横須賀から助っ人スタッフが2人やってきて
手際よくダンボールが運ばれる

今日はクリスマスだというのに・・・
本当に、お世話になった

荷物に占領された部屋を出て
わんさんが予約してくれたkatsu'sへ急ぐ

風が強い
砂が頬にあたり、まっすぐ前を向く事すらままならない
海からの洗礼だ

クリスマスというと
そんな日のことを思い出す

そして、クリスマスといえばこの作品

マペットのクリスマス・キャロル

ディケンズの名作のマペット版
名優マイケル・ケインがスクルージを演じ
カーミットをはじめおなじみのマペットたちが
名脇役ぶりをみせるミュージカル映画
このところクリスマスというと
「クリスマス・キャロル」を観ている

マペットでしょう~なんて
侮ってはいけませんよ

Buon Natale!

byがん


富士山見えるかな?
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vita

2006-12-18 | がんのおすすめ
ヴィータ
「いのち」 /photo by Yukimasa Hirota

今年の漢字が先日発表された
数年前なら、お笑い芸人を習い
〝いのちっ!〟なんて人文字でおどけただろうが
いま「命」と聞いて、そんなことを思うこともまずないだろう

戌年もあとわずかな師走に
ある一匹のわんこと出会った
それが「サン」だ
Photo by Yukimasa Hirota

葉山在住の写真家・広田行正さん
創作家の奥様・広田千悦子さんファミリーが
横浜の動物保護施設で出会った捨て犬サン
初めて犬を飼う広田さんファミリーは
サンを飼った日から振りまわっされぱなし
だけど、サンと本気で関わるうちに〝大切なこと〟が見えてきた

捨て犬サンの人生案内


私はすっかり、サンの虜になってしまった
おなじわんこ?と思えるほど
豊かな表情
そして、そのサンに学ぶ多くのこと

「いい顔してるでしょう~」と見せると
「おっさんじゃん!」と、わんさん
そうなんです
サンは広田さんファミリーと出会ったとき
すでに8歳だった、高齢のわんこなのです

「命」には
天の定め、めぐりあわせ、という意味がある

サンは、不運な事に前の飼い主さんとは
暮らしを続けることはできなかったけど
広田さんファミリーという
新しい家族とめぐり合える事ができた
ちいさなひとつのいのちが
たくさんの人びとに大きな勇気を与えてくれる

早く、サンに逢いたい~♪
広田さんの展覧会が今から待ち遠しい

思わず笑ってしまう「サンの日々」
広田さんの活動状況はこちらから
office peace blue

*掲載にあたり、快く写真掲載をご許可下さった広田さんに
深く感謝いたします

byがん


カメラを替えた?
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Babbo Natale

2006-12-09 | がんのおすすめ
バッボ ナターレ
「サンタクロース」

12月の雨・・・とても寒い
海も空も何も見えない

商店街のスピーカーから「恋人がサンタクロース~♪」
軽快なリズムに合わせ、足早に駅へと急ぐ
その音を掻き消すように響く声
「よろしくお願いします!」
明日は我が街の新しいリーダーを選ぶ日だ
雨の中、ごくろうさま

Babbo Natale
直訳するとクリスマスの父

私は、サンタクロースを信じない子供だった
家でクリスマスを盛大に祝うこともなかったし
サンタさんにお願い、なんて夢見ることもなかった
クリスマスの朝、枕元に実用的なプレゼントがあって
毎年、両親に感謝したことは覚えている

大人になってからも
とりたててクリスマスを祝う習慣もなく
ずっと過ごしてきてしまった
恋人がサンタクロース・・・なんていうことも
なかった・・・と思う

銀座の街
中央通り沿いの本の教文館
店先に並んだ名作映画のDVDの中に
「三十四丁目の奇蹟」を見つける

この作品に出逢ったのは、かれこれ10年前の12月
深夜、テレビで放映していたのを偶然観た
モノクロフィルムに映し出される物語に
涙が止まらなかった

信じることを忘れてしまった自分を悔やみ
もう戻れないピュアな頃の自分を懐かしんだ
そして、物語が幕を閉じたとき
「もしかしたらサンタクロースはいるかもしれない」
そう思える自分がそこにいた
信じる心を思い出させてくれた大切な一本

このDVD、11月に99円ショップで購入した雨に唄えば
同じシリーズ、つまりは500円
そして驚いたことに、20本購入すると
なんと!DVDプレーヤーが付いてきてしまう
送料込みで10,500円
プレーヤーと20作品、どちらが商品でどちらがおまけか・・・?
プレーヤーが欲しいと言っていたヨンパパに
このセットを買ってもらい、1本分
この作品を譲ってもらう話をとりつける

いつもより早い電車で帰り
スズキヤさんの閉店間際に滑り込む
ここでも「恋人がサンタクロース♪」が流れている
駅前ロータリーではまだ
「よろしくお願いします!」と頑張る人たちが

・・・この曲を聴くたび、今年の選挙を思い出すだろう

久しぶりに電話で父と話す
ちゃんとしたイタリア語の辞書をもったほうがいいと
しきりに勧める父
「じゃあ、クリスマスプレゼントにください」とお願いする
今年のサンタクロースは、まさしくクリスマスの父だ

byがん








cielo

2006-12-05 | がんのおすすめ
チェーロ
「空」

12月4日の空

澄みわたった晴天も好きだけど
雲がただよう空も好きだ

風もなく、穏やかな昼さがり
見上げるとどこからきたのか
ふんわりとした雲があちこちに


どことなく、来年の干支「亥」に見える?

夕暮れ
こんな時間に家にいるのは久しぶり
まぶしい光に外を見ると
茜色の空が広がっている
夕陽に誘われ、海に出る



この街に来てから
夕陽が沈むと、一日が終わったと感じるようになった・・・


12月5日の空

午前4時
月あかりが海を照らしてる
今夜は満月
この月はまだ〝14番目の月〟かな?



私が撮る写真は、すべて携帯電話のカメラなので
さすがに「夜」は苦手・・・

かなり前に、タイトルと写真の美しさに惹かれ
購入した写真集空の名前


長い間、会社の書棚に置いていたのを
先日、家に持ち帰った
ページをめくると、どことなく見覚えのある空

・・・高橋健司さんもこの街の人だった!

この街に住もうと決めるずっと昔から
この空に憧れていたんだと、嬉しく思う

byがん








marito

2006-11-22 | がんのおすすめ
マリート
「夫」

11月22日は〝いい夫婦〟の日

今朝はわんさんと一緒
おはようライナーに乗って仕事に行く


わんさんは私の夫
ちょうどひとまわり離れていて
10代の頃からの私を知っている
かれこれ20年余のつきあいだ

先日、仕事でコンラッド東京に行くというわんさんに
「コンラッドダッグが欲しい~」とおねだりした
きっといつまでたっても子供だな~
なんて思っているんだろうな

・・・数日後
洗面所に誇らしげな顔をしたコンラッドダッグの姿が!
わんさん、ありがとう~
これでまたひとり?我が家の一員が増えた

「わんさん」という名前はzusittoのオフ会に
夫婦で参加する時に二人で考えてつけたハンドルネーム
「ONE」「わんこ(犬)」に由来するが
呼びやすさもあって、今では家でも
わんさん、と呼んでいる

この街にきて、少しずつだけど
やっと夫婦らしくなってきた気がする
いろいろな出会いが、私たち二人を育ててくれた

みなさんにありがとうの気もちをこめて
「祝婚歌」という詩を紹介します

これは、以前仕事でおつきあいのあった
童話屋という出版会社の社長さんが
これ素敵だから、と私にくださった詩集の一遍です


「祝婚歌」

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派過ぎないほうがいい
立派過ぎることは
長持ちしないことだと
気づいているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうち どちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そしてなぜ 胸が熱くなるのか
黙っていても二人には
わかるのであってほしい

二人が睦まじくいるためには(吉野弘 著)より

byがん


Come sta?

2006-11-07 | がんのおすすめ
コメ スタ?
「お元気ですか?」

ほんとうに、私はひどい筆不精だ

二年前に仕事を通じて知り合った版木画作家の中島通善さんから
季節の便りが届いた
来年のカレンダーができたというお知らせ

いったいどうやって作るのかさっぱり分からないが
板の木目を最大限生かして作られた作品はどれも
いっさいの妥協なし
そして作品の素晴らしさに加えて、とても素敵なおじさま
母も私も大の通善(つうぜん)ファンなのである

もう、ずいぶんとお会いしていない・・・

通善さんとは初めてお会いした日に意気投合し
そのまま二人、神楽坂~飯田橋~神保町とはしご酒をした仲で
時たまお電話すると、たいてい
「今日、これから呑みに行きますか?」と
電話口から威勢のいい声が飛び出す

そうは言っても、なかなか時間がとれない事も多い
電話だとお誘いを断りづらいから、そんな時は
お手紙を書けばいいのだけど
なにせ私は筆不精・・・
思っている間にどんどん時は過ぎていく・・・

なので、やっぱり電話をかけてみた
「お元気ですか? 12月になったら(呑みに)行きましょう!」
相変わらず明るい声に、ちょっぴり元気をわけてもらった

来年3月に恒例の個展を開催されるとのこと
近くなったら改めて宣伝します
銀座4丁目からすぐの場所なので、みなさん
銀ブラがてら(←古い?)是非お出ましください

byがん