lavoro

ラヴォーロ
「仕事」

昨夜、家に戻ると
湘南道路がもの凄いことになっている
かれこれ一週間、夜間の道路工事

家の前で黙々と仕事をこなす
ショベルカーの動きに心奪われる

おじさん、恐竜に食べられちゃうよ～


みるみるうちに、砕かれたアスファルトを
トラックに積んでいく



作業は夜通し続く
寝ている間も働く人がいて
私たちの生活を見えないところで支えている
働くおじさん、おやすみなさい

目が覚めると
予報通り空がどんよりしてる

仕事に行くのがつらい
雨も降ってきた
わんさんは会社に行かず、自宅で作業するというので
レインブーツ、レインコートで完全武装し
一人家を出る・・・

バスで、旅の修行僧？一行に遭う
足下は素足にわらじ

駅に着く頃には、ひどい土砂降りに・・・
傘もなく、若い僧侶がみんなの切符を買いに走る

僧侶も大変だ・・・

荷物が多かったので
ホリデー料金のグリーン券で新橋へ
新橋まで乗ると750円になってしまうので
200円安い一駅前の品川まで・・・小市民な私

自分の仕事について考える
なんでこの仕事してるんだろう・・・

横浜からヴィトンのスーツケースとビジネスバックを抱えた
おじさんが反対側の席につく
いかにもリッチないでたち
席に着くや否や、おいしそうな駅弁を食べている

どんな仕事してるんだろう・・・

品川で、席を立つ私
おじさんは、二つ目の駅弁を食べていた

byがん