Fare la siesta

ファーレ・ラ・シエスタ~イタリア語で〝昼寝する〟
午後のひととき☆ゆったりと過ごしたいですね

sentire

2007-08-08 | ちょっと遠まわり
センティーレ
「感じる」

事情により、横浜で予防接種を受けるわんさんと落合う為
日本大通へ出かける
日差しは強いが、並木道を吹く風はここちよい



横浜情報文化センターに到着
旧横浜商工奨励館として使われていた旧館へ


旧館3階の旧貴賓室

旧横浜商工奨励館は、関東大震災後の横浜商工業界の
復興を奨励する目的で建てられた
この部屋は、震災復興、商工都市発展の象徴的施設の
雰囲気を偲ばせる内部空間として、修復・保全された



電話室と書かれた部屋の窓
横浜にはいい景色をもつ建物がたくさんあるものだ



私の今日一番の目的は、情報文化センター内にある
日本新聞博物館で開催中の写真展
「Kids Photographers 子どもは天才!」を見ること


2階のフリー(無料)ゾーンに並べられた84枚の写真

小学生から高校生、23人の子どもたちが
「ボクのワタシの好きなモノ!」をテーマに撮った
彼らはみな、横浜市立盲特別支援学校に通う生徒だ
それも、カメラに触れるのもほとんどが初めてという

いったいどうやって写真を撮るのだろう・・・

家族、友だち、いつも歩く道、電車、バスの運転手さん、
空、海・・・さりげない、日常の風景
かざりけのない、笑顔

彼らは、体で感じる音、風、匂い、温度・・・
何よりも心でシャッターを押している

目に映るものだけじゃない・・・
今日、彼らと出会えたことに感謝。

是非ともご覧いただきたい

会期は7月3日~8月26日まで
その後8月30日~9月12日まで、東京・日比谷にある
フォトエントランス日比谷での展示も決まったとのこと

さて、腹ペコのわんさんも現れ、急いで中華街へ
時計はすでに2時半
ランチを食べるには、ちょっと危うい時間帯

どうせなら美味しいお店に行きたい!と
朝から、たくさん、てばさきさん、ルンルンさん
カスミさん&cobuさんからお店の情報をもらう

皆さんさすがです!
パトロール管轄外といいながらも6件程の情報が集まりました
とにかく急ぐ・・・と
日本大通から一番近い、たくさんお薦めの「龍善」が見える


あ~、すでに準備中・・・


それで結局、私が辛い麺、わんさんが酸辣湯麺


そして・・・セロリ餃子!!
皮がもっちりツルツル、あっさりとした水餃子
たくさんが絶品というのも大納得

ダメもとで言ってみるものです
ちょっと時間を過ぎてましたが、笑顔で迎えてくれました

休憩時間に入り、隣のテーブルでは三人の子どもたちが昼食中
まさに家庭料理の店!
あぁ、おなかいっぱい・・・

龍善
横浜市中区山下町155-12
TEL:045-662-8810



二つ目の目的を達成し、最後の目的の地横浜ベイクォーター


平日だというのに、入場制限が・・・
行列に並ぶのって何年ぶりのこと?


ワニ・ワニ・・・


コイツを一足ずつ購入です


電車に乗る前に、アフタヌーンティーでひと休み
お茶だけを飲むのも何年ぶり(笑)
何だかデートしてるみたいだね・・・


夜、近くのNさんのおうちのパーティーで
庭に灯された提灯を、感じるままに撮ってみた

byがん


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caldo

2007-08-04 | ちょっと遠まわり
カルド
「暑い」

灼熱の上野公園を歩く
一歩進むごとに汗、汗、汗・・・



母・トミーとの待合せ場所は、東京都美術館



球体のオブジェに映る自分の姿を撮ってみる
もう少し格好のいいポーズをとりたかったが
思い浮かばず断念・・・

7月28日~8月11日開催の
「55周年記念 平和美術展」にトミーが出展している



油彩、写真、彫刻、などのカテゴリーに分けられた会場内
トミーの作品は水墨画のコーナーに、同じ教室のメンバーの
作品と並べて展示されていた

「山中湖畔の富士山」と題された冬の風景画
トミーの実直な性格が現れている気がした

何人かの方に挨拶し、国立西洋美術館へ移動する
カフェすいれんで、ちょっと早めのランチタイム



翌日、友人と葉山に遊びに行くというので
本や地図を広げてロケーションについてのアドバイス
トミーも出かけるのは断然、女性同士の方が多いようだ

トミーと別れ、何件かの用事を済まし
帰り道、カスミさんにご案内いただいた
永井宏さんの個展を見に外苑前のSPACE YUI



中に入ると、スタッフの方が冷たいお茶を出してくださった
こんな暑い日は、この一杯がありがたい



永井さんと少しお話
カスミさんたちと毎晩飲んでるね~とおっしゃる
・・・毎日ではないよね、毎日のようではあるけど

オープニングのパーティーの様子が素敵だった、と言うと
「初日に来ないとダメだよ~」ということなので
次回は初日に行くことに決める(笑)



ご許可いただき写真を撮る

たくさんの額ひとつひとつに、モチーフとなる画と
言葉がちりばめられている
どう見ても永井さんと分かるシルエットもお茶目だ
一点一点の意味というよりは、全体でひとつの作品
それが「HOUSE WORKER」なのだ、という
独特の世界観をもつ、素敵なオトナのひと

帰り際、本を一冊購入する
「熟読するように」とのお達しでした



・・・ここだけの話
今日一番心惹かれたのは、この小箱
ここから絶えることなくオルガン調の旋律が聞こえてくる
曲にタイトルをつけるとすれば
「幸福のロンド」かな

byがん


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stella

2007-06-12 | ちょっと遠まわり
ステッラ
「星」

街歩きの基本は、ノープラン
偶然の出会いに感動することもしばしば・・・

横浜で所要を済ませた後、桜木町へ向かう



逗子を出るとき、何気なく買った「横浜フリーキップ」
横浜~新杉田間のエリアが乗り降り自由で、往復の乗車券と
観光スポット周遊バスあかいくつが自由に乗れるというものだ
お天気もいいことだし、横浜でちょっとぶらぶらしてみようと
桜木町に降り立ったという訳だ

あかいくつバスは、30分おきの運行(休日は20分おき)で
桜木町から45分かけて港の見える丘公園まで行く事ができる



ほどなく到着したバスは、ボランティアガイドさんの案内付き
(ガイドさんが乗車するバスと、乗車しないバスがある)
外は暑いし、このまま終点まで揺られていこう・・・

「・・・ホクレア号が週末まで、横浜に泊まってます」

そうだ!ハワイから遠路遥々ホクレア号がやってきてる!

ハワイを含む古代ポリネシア人は、帆船による遠洋航海で
太平洋を自由に往来していたと考えられ、これを
実証する為に造られた帆付き双胴カヌーがホクレア号だ
1976年の処女航海以来、風・波・鳥・天体などの
様子から最適な航路を導き出す古代伝統航海術を駆使し
数々の実験航海を成功してきた

今日を逃したら、もうチャンスはない・・・これは行くべし!と
慌てて展示ホールで下車、ぷかり桟橋へ急ぐ



桟橋は、ちょうど乗船見学会のイベント開催中で
大勢の人で賑わっている
聞けば、先着160名の定員制で通訳ボランティアと一緒に
乗船してクルーの説明や交流ができるという

今後の予定は、14日の10:00~12:00/14:00~16:00
16日の10:00~12:00


左から、ホクレア号とカマヘレ号

それにしても、こんな小さなカヌーでよくぞ
日本まで無事で来れたものだ・・・



カヌーの先端にはハワイの船らしくレイがかけられている
横浜入港の際、もらったのかな?

17日11:00には出港するそうだ
浪漫に触れることのできるチャンスはあと数日・・・
ホクレア号航海ブログも必見です

ホクレアとはハワイ語で、幸せの星という意味だそうだ
ひょんなことから、幸せを感じることができた瞬間・・・
ガイドのおじさんに感謝!
(追記2007.6.13)
ボランティア・ガイドのおじさまご本人よりナント!
コメントをいただきました! ありがとうございます♪
おじさまのblogはこちら→英語でボランティア

再びバスに乗り込み、終点を目指す


赤レンガ倉庫

日本大通りから細い道に入り、中華街を抜け



再び海沿いへ


山下公園と氷川丸

元町入口から坂を上り、終点の港の見える丘公園へ


イギリス式庭園の向こうに大佛次郎記念館


公園から眺める景色も随分と変わってしまったものだ・・・

あまりの暑さに耐え切れず、折り返しのバスに乗る


これが、あかいくつバス



元町入口で降りて、石川町まで歩くことに・・・
そうだ、パンを買っていこう!

元町と言うと、ポンパドウルが有名だが


だけど、私はここ、ウチキパン


1888年創業の昔ながらのパン屋さん
10代の頃の思い出が甦る・・・



オイルサーディン用にと、ソフトなシャンピニオンと
アメリカ風ロールパンをお土産に帰路につく・・・
青春の味、なんて言ったら大袈裟だけど
とっても懐かしい味がした

byがん


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fioritura

2007-03-29 | ちょっと遠まわり
フィオリトゥーラ
「開花」

桜の花も開花からこの数日で、いっきに満開となった
道を歩くと、あちこちに咲く花々

ものすごい風・・・
歩くこともままならず、ついに眼鏡をかけてみた
この風さえなければ、今日は絶好の花見日和



夕方、仕事の用で日本橋へ
その名の通り、「さくら通り」は見事な桜並木
道ゆく人も皆、携帯電話を空に向け、写真を撮っている



咲いてしまうと、あっという間に散る桜・・・
この街に通っていた頃は、桜をめでることなく
毎日を過ごしていたから
気がつくといつも〝葉桜〟になっていたな・・・

今年は、絶好のタイミングで訪れることができた
なんともラッキー



さくら通りの近くにある、とある事務所
この春で、この東京営業所は閉鎖となり
Mさんは、本社のある南国へ帰ることになるらしい

もともと南国出身のMさん
もう何度か、東京と南国を行ったり来たりしていて
わんさんと私で一度、送別会をやったこともあった

「さくら通りの桜、見ました?」
「綺麗ですよね」

そんな会話ができるのも、今年が最後・・・

また、一緒に食事しましょう、と約束するが
もう東京に戻ってこれないだろうと思うと
ちょっと寂しい

桜は、別れの季節を彩る花だ
散っていく花びらのように、心がざわめく・・・

byがん


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suolo

2007-03-14 | ちょっと遠まわり
スオーロ
「土」

銀座8丁目を歩く
見上げると、中銀カプセルタワービル
要塞のごとく聳えたっている

近ごろ、何かと話題の黒川紀章氏の設計
近未来を見据えて、建てられたカプセルタワービル
この頃、まさか都知事選に名乗りを挙げるとは
夢にも思っていなかっただろう・・・

この建物、近々取り壊しになるらしい
芸術作品としての価値は、老朽化した大きな塊
という現実の壁を乗り越える事はできないのだろうか

この建築物が好き、という訳ではないが
ただ単に、新しい建造物を増やすだけの
再開発には、ちょっと疑問を抱いてしまう

銀座の大通りを一本入ると
まだまだ小さなビルが多く建ち並んでいる
あちらこちらに、小さなギャラリー

今日は、ko'da-styleこうだかずひろさんの弟さんご夫婦が
Oギャラリー UP・Sで展覧会を開いているというので
これは行かねば!と、覗きに出掛ける

「土のくらし」-絵と花入れ-
3月12日(月)~18日(日)
Oギャラリー UP・S

土のくらしには行田ゆたかさん、千秋さんの芸術と
生活の全てが詰まっている

食べるものも、全て自分たちの手で作りながら
ゆたかさんは、絵を描き
千秋さんは、花入れなどの篭を作っている
私にはきっと出来ないだろう・・・と思う反面
憧れの自給自足生活だ

自然と向き合い、糧を得るために毎日を過ごし
その日々の中で創作活動を行なうことは決して
安易なことではないだろう

だけど、行田さんは笑顔に満ち溢れていて
言葉の一言一言に力がある

私は、それほど多くの会話は交わさなかったが
他のお客様に接する行田さんを見ていて
何やら底知れぬパワーを感じた



こじんまりしたギャラリーには、ところ狭しと作品が並び
お茶と一緒に、千秋さんが作ったお菓子も振舞われる
ナッツが入った、素朴な味わいのクッキー
機会があれば、千秋さんにもお会いしてみたいな・・・

私は、千秋さんの手のぬくもりが伝わってきそうな
クルミの皮を使った小さめの篭を注文した
展示してあったのは、正方形の篭だったが
形は隣の長方形が好みで、色はクルミがいいなぁ・・・という
私のわがままを、ゆたかさんは受け入れてくださった

作品と一緒に並べられていたりんごジャムをお土産に買う
津金産のリンゴと洗双糖を使った、お二人の手作りだ
ジャムというよりは、コンポートに近い
自然の甘みと、りんご本来の酸味と香りが広がる・・・
もったいないから、ちょっとだけ食べて冷蔵庫にしまったが
一瓶、そのままペロッと食べてしまいそうな味

クルミの篭は、早ければ今月中に届くはず
津金からの小包が、待ち遠しい・・・

byがん

(2007.3.18)

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delicato

2007-03-10 | ちょっと遠まわり
デリカート
「繊細な」

昨日、中島通善さんの個展「日本の面影展」に行く
1年ぶりの再会だ

3月6日(火)~11日(日)
清月堂画廊
中央区銀座5-9-15
TEL:03-3571-2707

普段、なかなかお目にかかれない作品をこの眼で見ようと
いう人たちで、会場は賑わっている
お客様が全て出た後で、ご許可の下、撮影させてもらう



案内状にもなった、新作「道草」は
43cm×17cmの版木画が6面揃って、ひとつの作品


細かな描写、繊細な仕上がり
そしていつも思うのだが
どうやって作品を創りあげるのか、実に不思議
鶴の恩返しじゃないけれど、こっそり覗いてみたいものだ

通善さんが、食事に誘ってくださり
奥様、お嬢様、常連のお客様と5人で家庭料理 水の

郡上八幡出身のオーナーが作る料理は
どれも温かい家庭の味がする



お刺身の他に、地元から取り寄せた郡上ハム
今年初物の、焼き蚕豆
通善さんのお気に入り、玉ねぎとじゃがいもの明太子炒め
蕗の薹、ウドと蓮根のキンピラ、御新香・・・
モリモリ食べて、グビグビと熱燗もすすむ



通善さんに、今日印象に残った作品をお話する
作り手の思いと、見る側(求める側)の思いは違う
何気ない風景、被写体が、ある人にとっては
思い出の断片と重なり、これがいい、と思える
人それぞれに受ける印象も様々だ
だから、どの作品が好きか・・・なんて
話をするだけでも、嬉しい・・・とおっしゃる通善さん

私は、富士山、海に浮かぶ花びら、珈琲カップを
モチーフにした三つの作品を挙げてみたが
その中でひとつ、通善さんの思いと
私の思いが一致した作品があった
通善さんも、私も、嬉しくなる・・・

熱燗を何杯おかわりしただろう・・・最後に通善さんが
「塩辛っぽいもの」をリクエストし、出てきたものは

「みたたき」という貴重な珍味
伺うと、つぐみ(もしくは雀)の内臓以外の身と骨を
言葉の如く、叩き、塩を入れて醗酵させるらしい

う~ん、大人の味です・・・

デザートには、サツマイモの檸檬煮

あっさりとした甘みが、美味しい
(お嬢様、撮影のご協力ありがとうございました)
また、通善さんにごちそうになってしまいました・・・

版木画は、版を彫り、それを和紙に何度も何度も刷り
色を重ねていく
その木のもつ、木目まで刷られるということは
相当な力もいることだろう
細かい作業には眼元、手元はもちろんのこと
全神経を注ぎ、地道な行程の末にひとつの作品が生まれる
まさに「鬼才」の業だ

byがん

(2007.3.19)

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sopportare

2007-02-17 | ちょっと遠まわり
ソッポルターレ
「我慢する」

改札口を出て、階段を降りると
そこは、ワンダーランド・・・

東京駅一番街は東京の玄関口とばかり、たくさんの店が
建ち並ぶ地下街だ
土産屋も多いが、キャラクターグッズのお店も多い


どんぐり共和国では、巨大なトトロがお出迎え


「おっ、たくさんが、たくさん!」
フジテレビのグッズショップがあるかと思えば


TBSもこの通り


NHKだって負けてません!
わんさんのお気に入り「おでんくん」


「ラスカルと」ではなく
正式店名は「ラスカルと世界名作劇場」
子どもの頃かかさず見ていたアニメのキャラクター達が大集合


ラスカルのしっぽクッション
馬鹿みたいに大きいし、可愛くないのに
無性に欲しくなる・・・

我慢、がまん・・・

他にも、スヌーピーミニタウンや、ウルトラマンショップ
トミカショップなど
むかし、子どもだった大人の購買意欲をそそるお店が
ひとつのエリアに凝縮している

ついつい時間を忘れてしまいそう・・・
皆さんお出かけの際は、電車に乗り遅れないよう
お気をつけ下さ~い

byがん


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fiducia

2007-01-22 | ちょっと遠まわり
フィドゥーチャ
「信頼」

日本橋の街を歩く
広い通り、落ち着いた佇まいが好きだ
以前事務所があった街、馴染みの店も多い


通りを渡ると立替中の丸善、3月9日オープンだ
屋上で食べたハヤシライスが懐かしい

日本橋タカシマヤは中学生の時、友達と初めて二人だけで来て
母の日のプレゼントにブラウスを買った思い出のデパート
結婚する私に伯母たちが
MIKIMOTOのパールを買ってくれたのも、このデパートだ

昨年暮れからずっと欲しいと思っているバナナガード
9割の確率であらゆる形のバナナに合うという設計
カナダ製の優れもの
「物は買わない」と言う割には、どうでもいい物は欲しくなる私
(鞄の中にはお茶だけでなく、バナナも入ってたりするんです)
絶対タカシマヤにはないだろうな~と思いながらも
念の為に受付で尋ねてみる
案の定ないようだ・・・それでもまだ電話の相手と話している
「あいにく当店にはお取り扱いがございません。
おそらく東急ハンズさんではお求めいただけるかと・・・。」

「ありません。」で話を終わらせないところが、素敵だ
老舗の風格、サービスというものはこういうものなんだと
感心する

戦後間もない頃、この屋上には象の高子ちゃんがいたと言う
象がいたことにも驚くが、どうやって屋上まで上げたのか
それを考えると夜も眠れない・・・(笑)
もうひとつの疑問は、いつから〝タカシマヤ〟になったのか?
(ずっと〝島屋〟と思っていた・・・)
ご存知の方がいらしたら、是非教えてもらいたい

今日の目的は、近くにある行きつけの歯医者さんへ行くこと
何故、奥歯の治療をしていたかも忘れてしまう程、久しぶりだ

私専用のくまちゃんが、待っている
治療の時には、いつも一緒
力をこめて握るためか、ちょっとウエストが細くなった?

かれこれ5年のおつきあい・・・
歯医者嫌いの私を、よくぞここまで繋ぎとめている
私の嫌なこと、ダメなこと、怖がりなことをよく分かっていて
丁寧な対応をしてくれる先生
歯型を取るのも天下一、「先生凄い!」と思わずうなる
この先生が何処かへ行ってしまったら、私はどうなるのか・・・
そんな心配をしないですむよう、早く治してもらおう

byがん


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tagliare

2006-12-07 | ちょっと遠まわり
タッリャーレ
「切る」

朝一番で表参道へ

「Real」は明治通りから一本入った小路にある


クロイヌさん(仮名)が
オーナー兼トップスタイリストを務めるカットサロンだ
まもなく2周年を迎える
そもそも、同僚から紹介され
西荻窪のお店へ行ったのがきっかけ
その後、表参道への転勤?、そして独立
気がつくと、彼とは15年余りのおつきあい

ズボラな私の事をよく理解してくれていて
ブローしなくてもなんとかなるスタイルにしてくれる
だから、いつでも〝お任せ〟だ

鎌倉にご実家があり、季節ごと湘南の話題になる
西荻窪に通っていた頃は
まさか私自身が湘南に住むことになろうとは
誰も想像していなかったなぁ~

スタッフの方が連れてきていた「ハク」ちゃん

おとなしいけど「お手」「おかわり」「ハイタッチ」など
なかなかの芸達者ぶり
このままバッグに入れて一緒に帰りたい~

店内ではエスプレッソのサービスも

勧められた雑誌の中にcasa BURUTUS 安藤忠雄×旅総特集
ページをめくっただけで、無性に旅に出たい気分
瀬戸内海を望むベネッセアートサイト直島にいった話を伺う
目的のある旅もいいものだ
(さっそく本は楽天で購入♪)
さて、どこへ行こうかな~

白を基調とした明るい店内
髪も気分もスッキリする

Real
渋谷区神宮前6-12-6 J-Cube2F
TEL:03-5464-5688


表参道にきたら、必ず寄るところがある
人気スポットはあまり得意ではないけどEchikaは特別
地下鉄の駅に直結したショップ&フードコート


今日はビストロ リヨンのオムレツプレートランチを食べる
ドリンク付で880円


でも、本当の目的は食事ではありません
ブーランジェリー ジャン・フランソワのクロワッサン(190円)
パリパリの食感がたまらない!!
私が知っているクロワッサンは何だったの?と
初めて食べた時はビックリした
それ以来はまり続けてる・・・
できることなら、その場で食べるのがお奨め

現場で働くEMちゃんの分もお土産に買って、銀座へ
まだ少し時間があったので爪を切りに行く
ららぽーと豊洲で切ってから3週間ぶり
次に爪を切る頃には、もうすっかり年の瀬・・・

byがん












scrivere

2006-12-06 | ちょっと遠まわり
スクリーヴェレ
「書く」

12月5日のこと
仕事場に入る前に、銀座の街を歩く
年末ジャンボ宝くじ売り場は長蛇の列
平日だというのに、どこも人でいっぱいだ


MIKIMOTOのツリー

ブランドショップを横目に
伊東屋、三越で買い物を済まし鳩居堂へ
今日から開催の田上翠風書作展に顔を出す
外のエレベーターで4階に上がると、そこは画廊

まず、驚くのは作品の大きさ
マンションの一室で書き上げたとおっしゃっていたが
畳より大きな作品が壁一面に並んでいる

「十駕」筍子

相当太い筆で書いただろう・・・迫力に圧倒される

「和光同塵」老子

大学の卒業制作で書かれた作品
当時のご学友と思われる方々も大勢いらしてます


趣の異なる作品たち
それぞれに世界が広がります

「白鳥はかなしからずや空の青 海のあをにも染まずただよふ」牧水

私はこの作品が好き
「空」「青」「海」の三文字が目に飛び込んでくる
深みのある青いバックとのコントラストも絶妙

田上(たのうえ)さんにお伺いすると
「逗子の海をイメージして書きました」とにっこり

ちょっと紹介しすぎかな・・・
書作展は12月10日(日)まで
〝銀ブラ〟がてら、是非ご覧になってくださ~い

かれこれ10年
ワープロ、パソコンと便利なツールも増え
めっきり筆をとる機会が少なくなった
「書」を楽しむ
新しい年の目標がまたひとつ増えた

byがん


追記(2006.12.8)
昨日、わんさんが観に行く
「感動した」と騒いでます・・・




porto

2006-11-15 | ちょっと遠まわり
ポルト
「港」

仕事が思いのほか早く終わる
〝よしっ!〟と
かねてより探索しようと思っていたアーバンドック ららぽーと豊洲
ウォーターフロントに建つ、最近話題の複合施設だ


有楽町線豊洲駅からすぐ、という立地に加え
目の前に広がるこの景色


海を眺めながらくつろげるカップルシート


ドッグランや、わんこの為のショップも!
豊洲ってわんこ、結構いるんです


施設の中心にあるパイプオルガン♪
休日には演奏があるのかな?


シネコンもありまーす


もうすぐクリスマス・・・
フランフランをはじめ無印良品、inTheROOM
ACTUS、紀伊國屋書店、東急ハンズまで揃っている


未知の国KidZania、ここからさきには進めず・・・無念


別館には、スポーツクラブやスーパー、100円ショップも
200余りの多種多様なショップ
家族連れで訪れても一日飽きない
というより、一日じゃ足りないかな?
生活圏にこんなに魅力的な街が・・・
豊洲市民にちょっぴり憧れる

ずっと気になっていた伸び放題の爪を整えに施設内のネイルサロンへ
平日なのに結構な人出ですね、と尋ねると
「今日は埼玉県民の日ですから・・・」と
ここにいるお客さんの何割が埼玉県民か?
館内放送でリサーチしてもらいたいものだ

ファイルのみで、630円也
爪も気分もスッキリする

ポルトには「安息所」という意味もあるそうだ

どの写真もフォーカスが甘いと思ったら
携帯電話の写真モードがいつもと違ってた・・・
ちょっとぼやけて見える夕暮れのひとこま
2006.11.14

byがん







vento

2006-11-12 | ちょっと遠まわり
ヴェント
「風」

北風が雨雲を吹きはらい
すてきな朝を運んでくれた

すっかり雪化粧の富士山
明けゆく空に穏やかな海

空気がツーンと冷たい

わんさんと一緒に8時に出発するつもりだったが
二回目の洗濯が間に合わず、一時間遅れで家を出る

新橋で下車
豊洲まで初めてバスに乗ってみる
業10系統、業平橋駅前行き
この路線は新橋から銀座~築地~月島~晴海~豊洲~と
車窓から見える街並みが楽しい

まだ、人もまばらな銀座4丁目交差点


勝どき橋より右に築地市場


かつての憧れ?晴海トリトン


建設ラッシュの豊洲/奥に見えるのが、ららぽーと


いつ行こうかな?アーバンドック ららぽーと豊洲


平日だと混雑する道のりも
今日はスイスイ
30分かからず、枝川のバス停に到着
200円のプチ観光

木枯らし一号の吹く街で
仕事前にちょっと得した日曜の朝

byがん





passeggiare

2006-11-03 | ちょっと遠まわり
パッセッジャーレ
「散歩する」

遠まわりしたり、道に迷いながら歩くのが好きだ

世間は3連休だけど、わたしもわんさん(夫)も
年内無休で仕事だ
毎日、日付が変わる前に帰れない
そのうえ今日は、わんさんが8時半には
目白の椿山荘に行かないといけない
というので
眠い目をこすりながら、6時半に2人で家を出る

私は仕事の都合で、今月末まで豊洲に通っている
家から駅まで歩いて20分
都内まで電車で1時間
乗り換えて豊洲まで20分
豊洲から仕事場まで歩いて20分
乗り換え時間、待ち時間を併せると
片道2時間半の道のり・・・

今日は早く着くので、浅草橋に立ち寄り
所用を済ませる

浅草橋から豊洲まではて?どうやって移動しよう?
コース1 浅草橋→蔵前→月島→豊洲
コース2 浅草橋→秋葉原→有楽町→豊洲

どちらにしても、微妙に乗換えが多い
私は乗換えが嫌いなのだ

そこで、浅草橋から両国まで歩いて
両国→月島→豊洲
このコースで移動する事にした

浅草橋の路地裏をウロウロしながら蔵前橋を目指す
このあたりは花街だったなごりで
料亭や風情のあるお店がひっそりと立ち並ぶ

お手頃価格でランチが食べれる「伝丸」


蔵前橋には土地柄から〝関取〟のモチーフが


日本一最強のおまわりさんがいるらしい?


はじめて歩く路地
またこの道を歩くことはないかな?と思うと
知らない道が楽しい

今日のコースは
浅草橋駅付近から蔵前橋を渡って大江戸線の両国駅まで
所要時間約30分

きもちいい、お散歩でした
byがん