冬の金沢ひとり旅 18

残念な夕飯を終え、バスに乗ってホテルに戻ります。
ホテルの最寄りバス停は「武蔵ヶ辻・近江町市場」か「南町・尾山神社」になります。
尾山神社のライトアップを見たかったので「南町・尾山神社」で下車しました。



バスを降りると一軒のお店が目に留まりました。
「銘酒ぞろいのごちそう酒場」と書いてあります。
気になる。



「和酒Bar狗鷲（いぬわし）」
入ってみましょう。



日本酒の樽を椅子にしていてなんともいい雰囲気です。
全国各地約300種類のお酒が置いてあるそうです。
「石川県のお酒で甘すぎないやつ」とだけ言ってマスターにおまかせで出してもらいました。



「五凛」
スッキリ飲みやすかった記憶。

夕飯を少ししか食べていないので何かつまもうとメニューを見ていたら隣りに座っていた女性が「メニューは黒板を見た方がいいですよ」と声をかけてくれました。
30代後半から40代前半ぐらいの女性はひとりで飲んでいて、近くに住んでいてこのお店の常連さんだそう。



金沢おでん。
ひとつ食べてしまった後の写真で5品でした。
車麩を初めて食べました。
トロトロで美味しかったです。



「吉田蔵u 石川門」
少し甘かったような。



「能登純米」
しっかり味はするけど軽い感じ。

お酒の味は記憶が曖昧です。
この三種類の中では五凛が好みだったかな。

隣りの席の地元の女性とずっとおしゃべりしていて、他にも軽くおつまみを食べたのですが写真は撮り忘れました。
マスターも気さくで若い女性の店員さんも感じが良くていいお店でした。
大通りに面していて店内は明るく女性ひとりでも入りやすい雰囲気です。

トータル　3,000円

一軒目が美味しくなかったのであのままホテルに帰っていたらテンションが下がったまま一日を終えるところでした。
偶然見つけたお店ですが入って良かったです。
このお店に寄ったので尾山神社と金沢城公園のライトアップを見に行くのを忘れたわけです。



ホテルに戻る途中に昨日の夜行った「日本酒バル金沢酒趣」の前を通りました。
すると店の入口の黒板に何やらメッセージが。



「〇〇から観光でいらっしゃった女性。『金沢に行けば雪が見られるかも！って思っていましたがこんなに大雪になるなんて！』と。足元は悪いですが楽しんで下さいね！　日本酒バル 金澤酒趣」

私のことじゃないですか。
さりげないメッセージになんだかほっこりしました。
金沢に行くことがあれば必ずまた寄りますね。





ホテルに戻って入浴剤を入れたお風呂に入って、肩湯でゆっくり暖まりました。

この日の歩数23,889歩。
距離にして14.1km。