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nekoはひとりで旅に出る。。。

何故ひとりで?ひとりが好きなんですよねぇ。会社員生活の限られた時間の中での世界女一人旅です。

旅 お金と年齢編

2018-01-01 | 

2016年の夏にマンションを購入し、ローン返済をしています。
マンションの場合、ローン以外にも
管理費や修繕積立金や駐車場その他いろいろかかります。

ローン+管理費等で賃貸アパートの家賃より
だいぶ高くなりました。
ボーナス返済もしているので年間でウン十万円。
増えた出費分ぐらいは毎年海外旅行に使っていました。

普通ならマンションを買ったら旅行を少し控えると思いますが、
私は今のところ全く控えていません。

ヤバイですね…
どう考えてもヤバイですよ。
このままでは貯金ができません。
していますがもっとしないと。
定年までにローンを完済するという目標を立てたくせに
今まで通り旅行に行っていたらダメでしょう。

15~6年ぐらい前に「海外女ひとり旅」にハマり、
それ以来、ひとり旅はすっかり私のライフワークになっています。

英語を勉強しているのも旅行のため。
仕事では必要ないので、旅行をやめたら英語の勉強もやめるでしょう。

フランス語はさすがにやめました。
フランス語圏はもう行ったことあるし、今後あまり必要ないなと思って。
これで月1万円は貯蓄へ回せるという考えもあり。

以前は洋服もバンバン買っていましたが、
さすがにだいぶ控えるようになりました。

その代わりに部屋に飾る雑貨は買っていますが…
その他、家電や家具は仕方ないですね。

で、悩めるのが旅行です。
旅行先にもよりますが、旅費は家計の中でもかなりのウェイトを占めています。
この分を貯蓄に回せたら、繰上げ返済も早くできるのですが…
でも私のライフワークが…

などなど、天秤にかけても結論は出ず。

最近は年齢のせいか旅行も結構疲れます。
昔読んだ沢木耕太郎の「深夜特急」の一説を思い出します。

 「カーブース・ナーメ」にはこうも書いてある。
 老いたら一つ場所に落ち着くよう心掛けよ。
 老いて旅するは賢明ではない。
 特に資力のない者にはそうである。
 老齢は敵であり、貧困もまた敵である。
 そこで二人の敵と旅するは賢くなかろう。
  (※カーブース・ナーメ=ペルシャ逸話集)


「深夜特急」はバックパッカーのバイブルとも言われており、
大沢たかお主演でドラマ化もされました。



好きで本とDVD両方持っています。
これから旅を始める若者に読んでほしい本です。

海外ひとり旅を始めた頃にこの本を読みましたが、
その時はこの一説はさらっと読み流し、忘れてました。
最近になってまた読み返した時に引っかかったんです。

この年になって(←ってまだ老いたわけではありません!)
少しわかるような気がします。
でも納得したわけでもありません。
老いて旅してもいいと私は思います。

確かに年を取ってくるとどうしても若い頃と比べて、
ワンボックスみたいなバスで長時間移動とか、
水しか出ないシャワーとか、
硬く湿ったベッドにペラペラの毛布とか、
タイトなスケジュールとか、
やっぱり少しキツイです。

一説にもあるように老齢と貧困の両方と旅するとキツイんですね。
若いうちは貧乏旅行もよし、というか貧乏旅行こそよし。
年を取ったらそれなりに体に優しい旅をすればよし。

別に贅沢がいいというわけではなくて、
全旅程にお金をかけなくても、
安宿に泊まったら、移動はラクに飛行機を使うとか、
移動をハードにしたら、夜はふかふかベッドでゆっくり休むとか、
うまく調整すればそこまで贅沢せずとも旅はできると思います。

旅での感じ方も若い頃と年を取ってからでは違いますね。
例えば、若い頃にアンコールワットへ行きましたが、
年を取ったらもう一度行きたいです。
多分あの頃とは違った感想を持つでしょう。

若い頃に見ているのと見ていないのとで違うと思います。
感じ方の違いを比べてみたいです。
なので私はなるべく行ったことのない国へ数多く行くようにしています。
行った場所を気に入ってまた行きたいと思ってもすぐには行かず、
老後の楽しみに取ってあります。

がんばってローン返済をしつつ、旅行も続けたいです。
両方とも無理のない程度に。

コメント (6)
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