中二に説教される

　

　チャリンコ通勤も板に付いてきた　出勤途中、スーッと伸びるひこうき雲を見つけ、自転車を止めて写メを撮る。　

　今週はトライやるのため、コウキと私は同じ時間に帰宅する。最近、ウエイトオーバー気味の私は、帰ったその足でウォーキングに出かけ子供たちの絶対下校５時までの１時間歩くようにしていた。

　今週はコウキもいるので、『一緒に行く？』と言って二人で歩き始めたら、コウキの説教が始まった。

　『お母さん、本気で痩せる気あるん？』

　『あるある、大いにある』

　『マジでやらな、ほんまにヤバいでこの辺』と肉布団をつままれる

　『分かっとる』

　『真剣さが伝わってこーへん明日から、明日からってそればっかり。もっと自分を追い込まなあかんで』

『…』

　『もう脂肪吸引しかないな』

　『それは奥の手やろ』

　『もう最終手段しかないで。無理やで、食べてない食べてないって、めちゃくちゃ食べてるもん』

　『そっか～？』

　『本気でやったらお父さんに負けるで自分に甘すぎるわ』

　そ、そこまで言う…

　

　武庫川を鰯の群れが遡上しています（キラキラしたお腹が見えるので多分鰯）　『投網を投げたいな』

　中央に結構大きな白くて足の長い鳥が…『鶴や、鶴や鶴の恩返しや～』と追いかけたら飛んで逃げていきました。こいつ（あら失礼）この子に説教されたのかと思うと、ほんま、危機感を感じる母であります