給食調理員奮闘記

 リスタートをする気持ちに…海老蔵さんのお陰です

富士山登頂記

2012-08-03 | 独り言

  富士山から帰ってきました 朝、コウキがお見送りしてくれました。Yちゃんと一緒に1年間山歩きを続けてきて、とうとう8月1日行ってきました

 大阪・梅田から3列シートバス。30人の定員に15人の余裕の乗客数。うち女性6名。私らダントツオバちゃん以外はみんな独身の社会人。若い。新大阪、京都を周り8時間くらいかけて富士山、富士スバルライン5合目へ

 ここですでに2300m。リクライニングバスで爆睡出来たから良かったわ 夕食を取り、高度をゆっくり慣らします。

 遊びで持ってきたポテチもすでにこんな感じ。

 4列シートバスと『チームイエロー』で合同チーム。45人くらいのチームで一緒に登ります。 5時頃出発。

 6合目。今回お世話になった添乗員さんです。可愛い天気予報では富士山頂雨ですが…一緒に頑張ります。

 5合目では曇っていて雨にも降られましたが…6合目はもう雲の上。月が上がっています

 45人ほどのチームの中で、『登頂に自信のない人~』と言われ、Yちゃんと一番先頭に行く 今回の山ガイドのお兄さん。茶髪、色黒のイケメンの山男 ゆっくりゆっくりと歩みを進める。

 体力には自信があったけど、高山病にかからないかどうかだけが心配

 1日って花火大会がいろいろあるんですね?河口湖周辺で3か所も花火が上がっていました。雲が晴れて、綺麗に見えました。ラッキーでしたね?

 少し登っては、山側へ避けて、下の方を向いて休憩。水分を取ります。食べる酸素も持って行ってたので、パクパク食べてました。

 8合目まで5時間ほどかけて登って来ました。この時点で4人ほど高山病らしき症状を訴え、山小屋で仮眠。回復するかな??

 初めての経験。こんな寝床に枕がいーーーっぱい並んでいて、男女関係なく寝るのです。はい、あなたココみたいな。2時間弱寝られたかな??もう身体も冷えてて、夢か現か…って感じで覚えてない となりのYちゃんは10分で寝息が聞こえてきた。この人すごい

 夜間登山は怖い。とにかくヘッドライトが頼りで、『ここでリタイアしたら真っ暗な中、一人で下山ですか?』ってガイドさんに聞いたら、『ここまで来たら強制的に登頂してもらいますよ頑張って』と半分脅される しんどい。Yちゃんは『いつリタイアって言おうか』ってずっと考えていたらしい。

 8合目から山頂までに若い男の子が二人倒れ込む。吐いたら即リタイアと言われていたので心配だったけど、『富士山をなめてた』と弱音を吐いていました。何とか起き上がって、もうちょっと頑張ろ 私も指先が痺れてくる。これが高山病の症状なのか、冷えなのか、寝不足の疲れなのか分からず、いつ『頭が痛くなる??』ってずっと冷や冷やしてました。

 着いた~ 無事に登頂に成功しました。 まだ暗くて実感湧かないけど、すごい人でそれにもビックリ。空気が薄いのかどうなのかも分からず、ご来光まで1時間以上あるからと豚汁を食べる。ビール飲もうかと思ったけど、それで体調悪くなったらはた迷惑なので自重しました トイレチップは山頂は300円です。

 ほら~ご来光を待つすごい人~この日は5000人くらい登頂したそうです。5000人も山頂に登り切れるのか?こぼれ落ちへんか?って思ったけど、いらん心配でしたわ

 中にダウンも着てます。寒い寒いもうちょっとフラフラ

 ご来光~ と、誰かが叫ぶ。4時45分。感激 みんなウォ~って、歓声を上げる。 日本一のご来光ですよガイドさんも添乗員さんも、今シーズンで一番綺麗なご来光でしたよと言ってました。雨予報もはねのけ、ほんとについてました。

 ご来光が終わったら5時点呼で即下山。ほんとに1番に下りたいってガイドさんが言うんです。みんなが下り出すと、すごい砂煙を巻き上げて、下山の方が体力を使うから…というガイドさんの配慮です。

 どんどん太陽が昇り、景色が綺麗にはっきり見えてくる。もちろん夜間登山よりも楽しいけど、ずーっと砂利道を下るので、泥除けのスパッツとマスクは必須アイテムですよ。

 下山の方が足の負担が大きいです。何度も滑ってこけそうになりながら、チームはバラバラで各々下山。自分のペースで下りる方が負担が少ないからだそうです。

 下山はどんどん空気が濃くなってくるので、気分は楽です。景色も楽しみながらゆっくり下ります。

 集合場所の5合目に到着 昨日は雲で見えなかった富士山も下から見えました。

 頂には雪も残っていました。

  富士山登頂認定書。今回は5人がリタイアしてしまったそうです。お土産は何とか農園でブドウを買うだけって言ってたので、Yちゃんが記念にってマグネット買ってくれてました。ありがとう。帰りは温泉に入って、お昼を食べて帰ってきました。

 日本一の富士山。ほんとに簡単ではないです。体力的にもつらいし、空気も薄いし、なめたらいけません。でも、登り切ったら感激 周りのみんなには『えっほんまに登るん??』と冷やかされながら行ったけど、成功して良かったです。もう二度と行かないけどね?