探勝月日:2018.11.8(木)
紅葉状況:西ウレ峠付近は殆ど落葉
探訪記録:この時期、恒例となっている妻と二人の紅葉見物のハイライトを記す。
■ルート:
下図の赤線が「せせらぎ街道」である。高山近くの「助さの茶屋」まで行き、Uターンし、パスカル清見付近でR257に入り飛騨萩原に出る。R21で飛騨金山へ。R58(県道、関金山線)に入り、関市を経て何事もなく帰宅する。
■道の駅、「磨墨の里」:
最初に、宇治川合戦の先陣争いで、梶原景時が乗った名馬、磨墨が当地方産の馬である縁で製作された「騎馬像」の銅像が目を引く「磨墨の里」に立ち寄り休息する。
銅像を改めて近くでじっくりと眺めると巨大で、力強く、立派なアートであり暫し見惚れていた。
■パスカル清見:
次は坂本トンネルを抜けて道の駅、「パスカル清見」に立ち寄る。店の裏手で、吉田川の清流が瀬になっていて、河畔のモミジと良く調和していてお気に入りのスポットである。
■落ち葉:
落葉した雑木の枯葉に混じった真紅のモミジがアクセントになり見事な風情を見せていた。
■助さの茶屋:
西ウレ峠を超えて少し走ると「助さの茶屋」に着く。ここの五平餅は名物で紅葉期の休日には長い行列ができるが、平日のためか行列はなく、店内に3人の先客がいただけで、直ぐに賞味できた。
■この店に通うようなってから10年以上になると思うが、いつ来てもエゴマの香ばしいタレが美味く、アットホームな雰囲気も心地よくせせらぎ街道へ来れば必ず立ち寄る大好きな店である。
常連の贈った色紙がその気分を上手く言い当てている。
■紅葉と黄葉のコラボ:
西ウレ峠を越えて郡上方向に走ると対岸の山肌のカラマツ林が見事な箇所がある。モミジの紅葉とカラマツの黄葉のコラボレーションが素晴らしい。本日一番の景色であった。
■最後の平成時代:
飛騨金山から県道58号線(関金山線)を辿る途中に「道の駅、平成」がある。
新しい年号が「平成」に決まったと発表した時の小渕官房長官の晴れ晴れした笑顔が昨日のように懐かしく思い出された。又、道の駅の村長が女優の三田佳子さんで話題になった時もあった。
今上天皇の退位が2019年4月30日と決まり、30年も続いた平成時代も終わろうとしている。年配の方は誰しも「今年の出会いが平成最後の出会いである」と思うと何事に対しても感慨深いものがある。
道の駅の入り口の上には「ありがとう!平成時代」と記されたメッセージがそれを良く代弁しているように思え嬉しくなった。
(The End)
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