隣りの吉田日記

レーサーが周りの景色気にしたらぶつかって死ぬよ

さくらのおもちゃ

2005-08-03 | 家族+さくら(猫)
さくらがベランダの窓の前でミャーミャー鳴くので、少し開けて外に出してあげた。
さくらは網戸にへばりついている何かを見つけたようで、じっと見ている。

私もじっと見てみると、蝉だった。蝉の死骸やん。食べたりしたら嫌なのでそっと
網戸からはずそうとしたら

ミンミンミンミン」と鳴きだした!生きとるやんかー!(泣)恐いよー!

私は昆虫が苦手だ。蛇とかなまことかは大丈夫だけどかまきりとか蝶とかバッタとか
複雑なつくりのものは嫌いだ。人間でも生き物は簡単なのがいい。

小さい頃はそれこそJ子みたいな生き物虐待をして遊んでいたが、ある日、かまきりの
お腹を解剖しぜんまいみたいにクネクネ動くものを見て、それがあまりに気持ち悪くて
それ以来昆虫が嫌いになった。

しかし蝉は「ミンミンミンミン」と鳴きながら部屋の中に入ってきた。
そして天井やら壁やらにごっつんごっつんとぶち当たりながら飛び回ると言う、世にも
恐ろしい光景が繰り広げられていた。

さくらも一緒に鳴きながら追いかける。またその蝉の鳴き声のうるさいこと!!
誰もいない、恐いけど私しかいないので、やるのは私だ。

天井に張り付いた蝉を孫の手で落とそうとソファにのって伸ばす。ちょっと触れただけで
蝉は仕返しに「ミンミンミン」と鳴く。トホホ

格闘の末、やっと蝉をベランダに出した。飛び立つ元気もないのに鳴き声だけは異常に
でかい。ベランダに敷いているスノコの下に隠れた蝉を、さくらが一生懸命ちょっかい出す。

ちょいちょい
ミンミンミン

ちょいちょい
ミンミンミン

ちょいちょい
ミンミンミン」・・・・・・・うるさーい!!

さくらが手を出すたびに蝉は答えてくれる。さくら面白いもん見つけて嬉しかろ。
でも、うるさ過ぎる。だいたい蝉は死にそうなのに鳴き声だけはなぜあんなに元気いっぱい
なんだろう。

窓を閉めてもさくらと蝉の交流は続き、あまりのうるささに蝉をうちわですくって
ベランダの外に放り投げた。その間も蝉は鳴き続けた。

1階には小さい子供がいるから喜んでくれただろう。
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