Ｎ村記念日

二部昇格したということは一部との入替戦もあるわけで、娘達はその日の午後
Ｎ村学園と試合した。

Ｎ村と言えば全国大会常連で何回も優勝してるし今年もベスト8には入っとるし
勢いだけでは二部が精一杯でドラマみたいな奇跡なんておこるわけない。

試合するだけでも夢みたいな話なんで、試合観戦楽しみましょうと思っていたら
・・・・・あまりの差に楽しめない。同じバスケとは思えない・・・。

赤子の手をひねられるのね、キュッと。
仕方ないよね、バスケのためだけに遠いとこから集まってきてるんやもん。

３クォーター過ぎた頃から監督は次々とメンバー交代し、ついには１年まで
出して、まるでＮ村学園と試合したって記念にしてもらおうみたいな。
おかげで100点近いあり得ない差で負けた。

同じ控え室だった娘達は一挙一動興味津々だったらしく、帰りの車の中では

「まじびびったー！着替える時おっぱいポローンってずっと出しとった！」
「パンツだけの格好でもずっとおったよ！」とか、まるで芸能人見たみたいな
のりである。

バスケ一筋にはおっぱい出すなんて恥ずかしくないったい。
あんた達には到底できんね。本当は、間近でＮ村見ても興奮しないくらいまでに
早く強くなって欲しかったな。

二週間後、娘達はシード校となりインターハイ予選で勝ちあがってきたとこと
今度は逆の立場で入替戦だ。そして負けたら又三部に戻る。
もしかしたら２週間だけの二部になるかもしれない。

ファイト3

祝・二部昇格

ずっと
「先生、次は二部上場ですね」って言い続けてきたけど、
最近「上場」じゃない「昇格」て気がついた。
株じゃないっちゅうの。

先生気づいていたのかなー？

おめでとうなっちゃん。

息子のすすめ

「お母さん、なんでそんなよれよれのＴシャツ着とると？
　ビフォーアフターで変身させてもらったら？」


もしかしてビューティコロシアムと間違っとる？
いくら何でも改築までせんでも。

勝ち抜きました！

まるで全国大会優勝したみたいな盛り上がりで、逆転ゲームで勝ち抜き
娘達は夢だった二部、との入替戦のキップを手に入れた。
1年前は考えられない、夢のようだ、でもずっと夢だけは持ち続けていた。
その夢が叶うかもしれないところまできた。

試合前に初めて見たチームの円陣。
そんなドラマみたいなこと照れくさくてできないって、しらとした子ばかり
だったから気合入れる円陣なんて見たの初めてだったのも嬉しかった。

こんなチームをよくここまで引っ張ってくれました監督、ありがとう。


『お前の靴底には鉛入れてるんかい？！早く戻れ！』
『倒れ過ぎ、当たり弱すぎ！足細すぎ』←最後は余計なお世話
『ディフエンス甘！簡単に抜かれ過ぎ！くるくる回るなバレリーナか！』
『せめてリングにあてようや・・』

日頃、カメラを回しながらブツブツ言ってる酷いキャプテンの親でしたが
土日の試合は違いました。みんな頑張ってました。

ああ、あの屈辱の負け試合の数々もこの試合をするためだったのね、と思う
良い試合でした。


で、家に帰り、感動をもう一度と撮ってきたの見ながらいつの間にかうとうとして

「きぃぃぃ！おかああさん！！」

と言う娘の恐怖の叫び声に目が覚めた。

・・・抜けてる・・・追い上げて逆転するところがすっぽりすっぽりすっぽり・・・・・・・

代わりに切れ切れの床やら壁やらスローイン直前やら入ってるから、ＯＫ、原因は
すぐ分かるよ、録画と停止のボタンを逆にしていただけ、うんそう。

「お母さん7年間も試合撮り続けてるけどこんな失敗初めてやん、
　そんだけ興奮した、白熱した試合やったとよ・・・・。」

「・・・・信じられない・・・・・もう・・・死にたい・・・」

何もそこまで落ち込まなくても。ちゅうか、この前振られた時も「死にたい」って
言いよったし。あの時は真剣に心配したけど同じくらいのダメージだったら安心だ。


「それってＣＭ録って番組録ってない　みたいなー」
就活で帰ってた息子がうまいこと言った。

来週の入替戦はこんなことしないよう気をつけるよ。
でも二度と見たくない試合になりませんように。　合掌

これでもかっ

て落ち込みたい気分の時、聞きたい曲。

これ

いや泣ける歌？

・・・・別に今そんな気分じゃないけど。


明日はいよいよ九州大会予選だーっ！

だからこんな曲聴いてる場合じゃないっちゅうの。

『ONE PIECE』がコワイ

春休みの宿題は学校に置いてある『ONE PIECE』52巻を読破すること。

『ONE PIECE』ネタに食いつかない少数派はものすごく虐げられている。
最初の頃にこそ、そんなに面白いんなら読んでみようかな・・なんて
考えてたけど、まず1巻読んで次が進まない。

毎日毎日生徒から「ろんてんさん何巻まで読みましたか？」攻撃にだんだん
イライラしてきた。

それでも面白いんならと、春休みに入って一気に11巻まで読んだけど・・・・
もうだめ、全然頭に入ってこない。

夢やら冒険やら友情やら、もう無理なのか私には。

春休み、たまたま出てきてた１人の生徒にそんなことをこぼすと
「『ONE PIECE』を面白くないって言う人初めてです。」と言われた。

面白いか面白くないかはわからないけど、とにかく私には読めんたい。
いいやろ？『ONE PIECE』読めん人がおったって。

ああ、いつも変な誰も知らないようなコミックを貸してくれた青木ちゃんが
懐かしい。卒業しちゃったんだけどね。

でもまだ学校には『ONE PIECE』が読めない子が残っているので、その子達の
為にも気を強く持ち少数派は負けないのだ。

ホルモンおばさん

学校のすぐそばのもつ鍋と焼肉のお店のランチです。
いつも行く時は生徒と一緒だから春休みの今は行ってません。

右端にはサラダもついてます。680円です。安いです。

私は週一の感じだったんだけど
T橋先生には2日に一度通ってるように思えるらしく

「又ホルモンすか？
　厨房で言われてますよ。今日もホルモンおばさんがきたって」とか言われて。

私は一人でランチするのは平気だけど
そんなに言われると(そんなわけないが)なんだか恥ずかしくて一人で行けない。

いやー食べ盛りの生徒達がですねーホルモン行こう行こうって言うから
私はパスタの気分なんですけどね、って感じで生徒達と行きたい。

ランチに出る時
「待ってろよっもつ！」とか言うからかなー。