隣りの吉田日記

レーサーが周りの景色気にしたらぶつかって死ぬよ

不思議な箱

2009-08-12 | ばいの国
山川に帰ったらトイレの隅にそれは設置されていた。


画像ではよく見えないが上部に5cmくらいの
穴があけてある。




『トイレットペーパーの芯入れ』
弟作。

普通、トイレットペーパーの芯は最後に使った人が持って出て
捨てるっちゃないと?

娘が下の扉を開けると、中には3.4個のトイレットペーパーの芯が
ころがっていたそうだ。

芯も捨てない人達ははたして集まった芯を捨てるのか。
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みみらん父

2007-11-25 | ばいの国
「父ちゃん、みみんねー?」

母が言った言葉に私は携帯いじる手を止め二人を見た。

みみんね? みみる みみらん

聞こえる? 聞こえる 聞こえない

ここ数年、父は耳がとても遠くなった。
私と母の会話に全く入ってこず、父に向かって少し大きい声で話しかけた時だけ
もごもごと答える。

今日私と娘が帰り着いた時も、部屋で図面を引く父には、車の音もガラガラと
引き戸を開ける音も「ただいま」と言う声も聞こえていない。

目の前に座り
「ばあちゃんは?」と聞いた時 「お」と顔をあげ私に気づき「きてたのかー」と独り言の
ように呟いた。

昔は気が短くて母とよく喧嘩していた父の事を

「父ちゃんは仏さんになったごたる」って母はよく自慢げ?に言う。
仏さんて死んだみたいな表現だけど、とても穏やかになったらしい。

こんなに耳が聴こえなかったら仏様にもなるやろな。

聞きたくない事も聞かなくていいもんな。

私は、本当は父は聞こえないふりをしてるのかもしれない、いち抜けたしたのかも
しれないて思う時もある。
それは何かとても幸せに見える。うまく言えないけど。

ところで、今年のお歳暮はネットで頼んで蟹を送るつもりだけど、冷凍ででかいから
冷凍庫に入るかどうかと母に相談してた時の事

「発砲スチロールに入れてぬかで・・・」と父がいきなり話に参加してきたので
やっぱりなんだか都合の良い耳だと嬉しくなった。
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独り言たい。

2007-02-28 | ばいの国
そろそろ真剣に次の仕事を探さないと。
家計崩壊の足音が・・・ヒタヒタと・・・おおおー!怖いですよー。

でも今は時期ではない。
入ってすぐ、娘の卒業式、入学式、と休みをもらわんといかんごとなるけんね。
迷惑かけるけんね。

もう少し先にしよう。うんうんそうしよう。


それから4月には「ばいの国」の姪のナミちゃんができちゃった婚をする。
ナミは田舎でけっこうでかい病院の事務やってたんで

私やばあちゃんは密かに医者ゲットして玉の輿でもせんかな、と期待してたけど
あっさり、高校の時から付き合ってたコロボックル「たく」の子ができてしまい
医者の奥様の夢は夢に終わった。

先日ナミちゃんにその話をしたところ、

「マジー!?絶対嫌やけんお医者さん!みんなみんな変な人やけん!」と激しく
抵抗された。

まあね、向こうもナミの事理解できないやろうしね。
しかし、どれくらい変なのかな?

お医者さんの知り合いて、腹筋900回(懐かしい)の先生しか知らんし。

・・・・・あ、あと一人おった。いや、いらっしゃった。

・・・・・・。
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ばいの寅さん

2005-07-19 | ばいの国
健康家族のろんてん家が寝静まった深夜、電話が鳴る。
こんな時間に電話かけてくるのはあいつしかいない。家族を起こさないように
私にしてはせいいっぱい早く動いて電話をとる。

「もっしー」
「あ、おれおれ」
「・・はいはい・・」
「寝とったろー?ごめんごめん」

やはり、私の下の弟である。
トラックの運転手やってる弟は福岡まで荷物を積みにきたが、段取りミスで朝の
9時まで待ち時間ができたから風呂貸して、ってさ。まるで私が今まで起きてた
のを信じてるような明るい話ぶりである。夜中の1時半だよ。

おまけにトラックはでかすぎて城南線にでも止めなければ駐車場所もないので
城南線まで迎えにきて欲しいと遠まわしに言うけど、私は寝起きだしそこまで
元気もないので丁寧に断る。この常識はずれた弟は昔からこんな風に人にものを
頼んだりする。その度にこんなことよく頼めるな、とかいちいち考えていたら
弟とは付き合えない。断っても別段不快にもならずに違う方法を考えるらしい。

で、私は迎えには行けない(行きたくない)けど、お風呂を沸かしてあげること
ぐらいはできるので、半分ボーッとしたままお風呂を洗い、湯をためる。

そのうち弟は「ばいーっ!」と言いながらやってきて風呂に入った。
風呂からあがると、「姉ちゃんいいもんやろうか」とバックからゴソゴソと丸い
軟膏の容器みたいなのを取り出した。

「ハクビシン」

歯磨きする時、ハブラシに少しつけて磨くと「歯真っ白」
これを使い出してから、上の弟もナミもチカも歯真っ白。だそうである。
歯真っ白になる不思議より、どこからこんなん見つけてきたのかそっちが不思議だ。

いつも出所不明の怪しいものを数々持ってきてくれる。ありがたいやらないのやら。

私が寅さんのさくらなら
「もお、お兄ちゃんたら、又真夜中にこんな変なもの持ってきて」と怒るところだ。
しかし一応私は優しい姉なので、「あー頑張って磨いてみるよ」ともらった。

ハクビシンを渡し、冷たいお茶を2杯飲んでタバコを1本吸って弟は帰った。
長居をすることはない、いつも用事が済んだらあっと言う間に帰る。もちろん独身だ。

明朝、やはり誰も弟がきて帰ったことを気付いていなかった。

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平川さんと姉妹の災難

2005-06-12 | ばいの国
姉妹は困り果てていた。
今日マリンメッセであるKATTUNのコンサ-トのチケットを、姉のナミちゃんが
同僚のジャニオタの平川さん(26才!)に頼んでいたのにチケットがまだ手元にない。

平川さんはどう言うツテで頼んだのかナミは知らされていない。ただ木曜日に振込先を
教えてもらいお金を振り込むように言われ振り込んでいる。

チケットは平川さんちに届く予定だったのに、昨日の夜遅く帰宅した平川さんが確認したが
未着だった。(平川さんはジャニオタなのにホ-クスファンで野球応援に行っていた!)
今日着くにしても平川さんはグッズを買うため早く自宅を出るので待てない。

朝、それを電話で平川さんに聞いた姉妹は「お姉ちゃ~んどうしよう・・」と泣きついたが
私はどうにもできないぞ。この場合「お姉ちゃん」とは私のことです。彼女達が生まれた時
私はまだ若い花の独身だったのさ。

なんで又そんな変な手配をしたのか突っ込みどころ満載ですが、落ち込む姉妹に追い討ちを
かける言葉は私にはかけられない。

一番は、昼の部も夜の部も見る平川さんの良心にうったえて、夜の部を譲ってもらうのが
ベストだと思うけど。なにしろ平川さんはどこへでも行っちゃうオタクらしいからね。

私達の気持ち知ってんのか、平川さんはノ-テンキだと怒るナミ。ジャニオタやけん。

と、まさに、これはまるで「行列ができる法律相談所」じゃないですか。
私は、落ち込む2人を元気づけるため洗い物をしながら1人法律相談所をしてやった。

ここでポイントを整理してみよう。

ポイント1 最初は平川さん分の夜の部を姉妹に譲る予定にしていたが急遽一緒に行く友達が
       2回とも見たいと言い出し譲れなくなった。

ポイント2 その後平川さんは善意でチケットの手配をしてくれた。現に別に頼まれた同僚の
       分は届いている。

ポイント3 振込先を教えたのは平川さん、チケットの届け先も平川さんちだ。

ポイント4 昼、夜2回もコンサ-トを見る平川さんがチケットを譲るのが妥当だとナミは
       主張している。

ポイント5 平川さんはジャニ-ズの中でも一番すきなのはV6だ(だから譲れ)

ポイント6 平川さんが手配したので詐欺だったとしたらチケット代は平川さんから
       返してもらっていいんだろうか?

ポイント7 行き違いにチケットが届いた場合は誰に弁償してもらうんだろうか?

・・・・と最後はポイントではなく疑問になったが、ポイント7まできた時、息子から
「ポイント8 お母さんがうざい」と言われて悔しい。

コンサ-ト前でノリノリ平川さんにしつこく連絡をとり、振込先相手に連絡をしてもらう
が通じない。番号を教えてもらい直接かけるが留守番電話になり、「チケットの件で連絡
下さい」と入れたがかかってこない。その後着信拒否になり、私、チカちゃん、あげくの
果ては息子の携帯まで借りてかけるが全部着信拒否になる。

こりゃ詐欺じゃん。間違いない。あ~あ

後で、平川さんはネットの書き込みを見て決めたらしいと知る。どいつもこいつもバカ野郎だ。

ホストNo1顔の生の赤西君をどうしても見たいばいの国の姉妹は、もうダフ屋から買うよと
もったいない決心をした。
私ゃ、どんなに高くついても自分で働いたお金使うんだから止めやしないよ。粘りに粘って
平川さんは弁償してくれるらしいし(こうなると何だかかわいそうな平川さんだ)

私はマリンメッセまで送って行きダフ屋のおっちゃんに近づく哀れな姉妹を見て、帰った。
2人も,ちっとは学習したやろう。

コンサ-トが終わり帰ってきた2人の顔は悔いなし!の晴れ晴れした顔をしていた。

それにしてもダフ屋のおっちゃん恐い、私は近寄れないね。
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隣の「ほ-」

2005-06-03 | ばいの国
私の年間休日は親会社のカレンダ-通りらしいと言うのが判明した。昨日本社からの電話で、
連休中に福岡に合わせて出勤した日は、実は休日だったので振替をとって下さいと言われ、
急遽今日お休みもらった。

「いつにしますか?」と急に聞かれても2ヵ月の間にしか使えない振替は、娘の中体連には
使えないし、今のとこ休みたい用事もないし「じゃ明日取ります、あ、ちょっと待って下さい
I井さん(上司)明日休んでいいですか~?」「いいよ~」と、いつでも休める仕事なのが
嬉しいような寂しいような。

と言うので今日は山川へ、米、野菜を仕入れに帰る。

途中、瀬高の「卑弥呼の里」って最近できた道の駅みたいなとこで、母の畑、いや、菜園には
なさそうな野菜を買い出す。さすが209号線沿いでも回りは田んぼの道の駅、野菜が安い。

山川に着いて昼食後、母方の伯母さんとこに梅の実を頂きに行く。
10人兄弟の中で、一番母と似ている伯母さんは隣の隣の町に住んでいるが住所は熊本県。
20分くらいで着くが、信号が殆どない道なのでけっこうな距離ではある。

車中「今年の梅は小さからしかったいね~」とあまり乗り気そうでない母の様子が窺えるが
いつでも何でもあげると言われたら結局もらってしまう、そう言うとこはよく私と似てる。

伯母さんとこに着くと、あらかた梅はちぎってもらっていたが、せっかくだから梅ちぎりを
体験する。みかんも梅も「ちぎる」って言うけど標準語ではなんて言うんだろう?

梅はまだまだ木にびっしり生っていた。実が青くかたい梅はしばらく置いておくと桃に似た
美味しそうな匂いがしてくる。数個あるだけでも芳香剤の代わりになるくらいだ。
でもこんなたくさんの梅をそこまで置いたままにしてたら梅酒も梅ジュ-スも作れなくなる。

先週の絵手紙教室の時描いた小梅も片面が少し赤みがかってきてて美味しそうだったな。
でも食べると腹壊すんよね、食べたことはないけど。
そう言えば、銀杏の実も生で食べると腹壊すから絶対食べるなって昔から母は言っていたな。

銀杏の実が落ちる時期になると、毎年恒例で言う母の例え話はとても変わっていた。
「生で食べたら腹を壊すぞ、腹壊すとうんこをお茶碗3杯食べても治らんぞ」

聞く度に、痛みで油汗垂らしながら4杯目のうんこを食べるとこを想像する。4杯目で治るわけ
ではないだろうが。この変な例え話は母が誰かから聞いたんだろうか?オリジナルなんだろうか?

いつもいつも思い出す度に、この変な話のル-ツを聞こうと思いながら今回も忘れていた。
マンションの前の通りにも銀杏の木があるので、実は私も子供達に言ったことがある。

支離滅裂な話で子供達に突っ込まれると「とにかくうんち3杯食べてもその痛みは治らんのよ」
とやはり母と同じことしか言えない。痛いのにうんちまで食べるってやっぱりおかしい。


梅の木を背伸びしてちぎっていると、おじさんがひょいひょいと木に登りナタでがつんがつんと
枝を切ってくれた。おじさんは80近い、田舎のお年寄りは元気だ。伯母さんも腰が悪くて
曲がってるけど私より動きがすばやい。

籠とコンテナに一杯づつ梅の実をもらい、おじさん伯母さんの元気な姿も見れてよかった。
「さよなら~ありがとうございました~(長生きしてね~)」

山川が「ばいの国」だったら伯母さんとこは「ほ-の国」だな、話の頭に「ほ-」って必ず
つくもんな。
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元は取ったけど・・

2005-05-24 | ばいの国
イムズの額縁展を見に母と芳子さんが電車でやってきた。

私は昼からお休みをもらい二人に付き合った。でも、額縁が全然売れなくて、お店の人が
ものすごく気の毒そうな顔をするし、又私が行って気を使わせたら悪いので額縁展はパス。

ランチのため待ち合わせたイムズの上の「野の葡萄」に行く。ここのバイキングの店何回目
のチャレンジだ?いつきてもズラ-ッと並んでいる。ほとんどおばさん。お腹すいてるのに
よく待てるな、といつも感心しつつあきらめてた店だ。

今日は11時40分に着いたけどほぼ満席、しかし何とか入れた。うお-!すごい人ちゅうか
おばさん達ばかりやん!自分も仲間なのにすっかり忘れて感動 

いくら野菜料理ばかりと言ってもこんなに食べちゃ一緒やん、と3人でひたすら食べた。
デザ-トも芳子さんが、張り切って次から次に運んできてくれる。芳子さん嬉しそう。お腹
いっぱいなのに置いてくれると母も私も手がのびる。

「目の前にあったらとりあえず食べる」プロフィ-ルに書き加えんといかん。

食べ過ぎ極限状態でクラクラしてお酒に酔った状態と同じになった経験を初めてした、すごい。
大食い選手権の出場者の気分だ。

先週のてんもりさんを囲む会?からずっと食べ過ぎている。思い出しただけで満腹。
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ばいの国の姉妹

2005-05-20 | ばいの国
夜遅くに山川から姪のナミちゃんとチカちゃんが泊まりにきた。

ちょうど飲んで帰ってる私と同じ時間に着くというので、地下鉄桜坂駅前でずっと
待っていたのだがすれ違ったようで、しびれを切らした私が先に家にたどり着いた後
しばらくして迷子になってた2人が到着した。

厚化粧の姉妹だ。2人とも病院関係なんで仕事中は地味目にしてるから休みの日は
反動で、これでもかと塗りたくっている。
化粧してるとこを見ていると、顔はキャンパス状態である。

真っ黒になって野山を駆け回っていた(半分本当)小さい頃は、この2人がこんな風に
成長するとは思ってもみなかった。
特に姉のナミちゃん(左)は黒光りがする真性地黒で、この子が大きくなる頃には色黒が
流行っていればいいな、と心配していた。

今でこそ普通より少し白いが、両親ともに地黒の血を引く筋金入りのナミちゃんの白さは
たとえば「黒のトレ-ナ-を何回も洗濯してたら少し色が落ちちゃったよ」みたいにどこと
なくくすんでいる。

見た目キャバクラ嬢になっても中身は変わらない可愛い姪達、筑後弁丸出しで話し出すと
私も筑後弁で(いつもか)小さい頃と同じようにいつまでも楽しい話はつきない。


2人姉妹って言うと叶野姉妹がいるが、この2人も叶野姉妹と全く同じで圧倒的に姉の方が
強い。「シュ-クリ-ムが冷蔵庫に入ってるよ」と教えると、「食べた~い♪」と姉は妹を
チラッと見ながら答える。それは「食べたいのよ、取ってきてくださらないミカさん?」と
いう意味にしか聞こえない。

妹は逆らえないのでさっさと持ってきてあげる。
小学生の頃蹴りを入れられ恐いのもあるかもしれないが、妹は姉を心から尊敬して頼りに
しているように見える。

こう言う姉妹は他にもよく見る。二人姉妹の宿命なんだろうか?
いつもそばにいる、先に生まれた方が後から生まれた方を無意識のうちに徐々にマインド
コントロ-ルして支配してるようにも見える。

私は下に弟2人の長女だからその関係はよくわからない。
小さい頃は、言うこと聞かない弟より優しいお兄ちゃんが欲しかったんだけど、私の兄・・
と想像して「やっぱいらん」と思い直した記憶がある。

その姉妹の関係をG藤さんに話したら「わかるわ!私も妹の立場だったから。姉の言う事が
一番だったもん!」と大きい声をあげた。

G藤さんより強いお姉さん?・・会ってみたいような恐いような。
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私の連休

2005-05-08 | ばいの国
最近肉食べとらんね、と言う実家(父母の棟の方)は野菜中心の食生活だ。

大工だから10時と3時には外国みたいにティ-タイムがあるが、あまり
おしゃれでない茶を飲みながらまた何か食べる。

他に、そこらへんに目がついたものとりあえず口にして、気がつくとお腹減って
ないまま、次の食事をしている(なんか全部美味しそうに見えるのだ)

当然、朝から4回目のうんちがもりもり出て、ここに住むと3日で宿便もとれ
便秘も治る気がする。


昼から久しぶりに隣町の高校の同級生夫婦のとこを訪ねた。
N田君夫婦は私の高校の時からの一生の友達だ。

実家へ時々帰るけどバタバタでゆっくり話すのは本当に久しぶりだ。

ビ-ル飲んで昼寝中のN田君を横目に私とピンちゃん(奥さんの方)は
台所のテ-ブルでお互いの近況を語りあった。

ピンちゃんは清楚で控えめで美人だったので高校ん時は3大マドンナの
1人だった。あいかわらずおっとりとしゃべる。

確か、若い頃はあまりお酒を飲む印象がなかったのだが、「今、私毎晩焼酎を
飲んでるとよ」と私の後ろを指差すと、そこには焼酎の瓶が何本も待機していた。

別に飲んでも構やしないが、私の中のピンちゃんは晩酌しなかったのでちょっと
変化してる彼女を見て、時はたってんだな~と思った。

でも彼女は彼女で、全然飲んでない今の私を見て時の流れを感じてるかもしれない。

そのうち家と同じ年の息子のSちゃんがのそのそ起きてきた。
N田君の若い頃の面影がある(当たり前か)Sちゃんを見ながら、私達が一番
楽しかった時期にSちゃんもなるったいね~と感慨深いもんがあった。

家の息子見ても全然ならないんだけどな。

道路愛護※から帰ったと言う母からの電話で、盆くらいにみんなで集まろうねと
約束して山川へ戻った。

2日間に凝縮された私の連休は山川の野菜でいっぱいの車が福岡に着き、終わった。

  
 ※道路愛護・・私の小さい頃からあるんですけど、年に2回、住んでる地区の
          道の草取りやら整備やらをその地区の住人でやります。
          出ない家はお金を出します。「町内会の草取り」とおなじです。
          でも名前がいいです。道路を愛しまもるのです。
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裏のさくらんぼ

2005-05-07 | ばいの国
予定通り?昼過ぎに山川へ着いた。

「ただいま」と言うと母はいつも「フ-早かったね!」と
毎回同じことを言う。昔は嫌味に聞こえていたそのせりふも
今はもう、合言葉みたいなもんだ。

野菜だらけの昼食後、コ-ヘイと母と3人で実家の裏の
さくらんぼを収穫した。
さくらんぼは毎日ちぎっても次々に熟れていくらしい。

小粒だけど見事に美味しそうに赤く色づいた実を食べながら
ちぎる。陽があたってるとこはそれなりに甘いがそれ以外の
実は、赤いのにすっぱい。

売り物のさくらんぼの甘さと比較にならない味だけど、
「さくらんぼ」はなんとなく高級感を漂わせているので
とにかくがむしゃらにちぎる、食べる。

さくらんぼで腹いっぱいとは、さくらんぼ農家でもあまり
ないかもしれない。
生ってるとこには感動したが味には感動できなかった。
でも腐っても「さくらんぼ」だ。


今日は釣りから帰ったお父さんがカレ-を作ってくれるらしい。
私は1人で山川泊、子供が生まれて初めてのような気がする。

息子は部活だから仕方ないが、「おこづかいもらえるかもよ」と
しつこく誘っていた娘の方は「お母さん代わりにもらってきて」と
とうとう着いてこなかった。

寂しいの半分、開放感半分。ヤッホ-!(意味はない)
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