しくった

「あの学校の監督、怒り方がいやらしいですね。
　監督があんな怒り方してるとこって、ある程度まで強くはなるけど
　そこから先が本当に強くならないと思います。」

「・・・・あの監督は僕の高校3年の時の担任なんです。」

「ウゲッ！・・・す、すいません！」

昨日娘の練習試合見に行って、娘の監督とした会話だ。
おもわず謝ってしまったけど本音だ。
カリスマ監督になれば保護者からこんな話も聞けないやろ。

もっと貫禄つけてカリスマオーラを出すようになったら
「若い時は保護者からいろいろ言われたなー」て思い出して下さい監督。

平日なのに学校を午前中さぼって行ってきましたビデオ係。

T橋先生曰く
「うちの学校の人はどっかみんなずれてるけど、ろんてんさんも
　相当ずれてますよね。
　仕事より娘の応援が大事なんて・・・」

だって仕事があるなら仕事の方するけど、先生の話し相手の仕事しかないやん。

ファイト2

彼と別れた娘は2日目より3日目、3日目より4日目と少しづつ元気になっているように
見えるけど、やっぱり暗い。

私は彼女の体が金色に光り輝くイメージをして、空いた穴をピンクのふわふわで
ペタペタ埋めてあげる想像をする。

日曜日の佐世保遠征では何だか鬼気迫るプレイをしてた娘。
でもシュートは決まらない。
もともと「俺についてこい！」型のキャプテンじゃなかったのは救いだ。

それでもあまりの暗さに
「辛いやろうけどキャプテンが暗かったらみんな心配するよ」ってメールしたら

返事が「はい」ときた。
違う。あんたの返事は「わ」やろ。わかったの「わ」だけやろ。

こんな時あの監督なら何て助言するやろう？
先々週、一部の高校へ合同練習と練習試合のために行った時にいた監督。

バスケを教えながら人生を教えてあげてるようだった。
安西先生みたいだった。
「シュートはするもんではない決めるもんだ。」

ハー強いとこは違うと思った。
監督も選手もマネージャーも。試合に出ない子達の隅々まで監督の意思が
伝わっていた。（何かろん介の時同じようなこと思ったな。）

ところで、娘の監督は今、文句の多い母子にテコづりまいっています。
モンスターペアレントと戦っているところです。
頑張れ監督。親に何も言わせんチームばつくらなね。

と、傍観していていいのか私。
内情を知るキャプテンの親として何かせんといかんとかいな・・・。

引退まで残りわずかなのに。　　　　　　　　　　　　　　続く　か？

さくら、肥満猫用餌になる。

後ろから



上から



横から

ファイト

昨日いつものように娘は9時前に帰ってきた。
リビングのドアを開け私と目があうと顔がゆがみはじめた。
「どしたん？」と聞くと

みるみるうちに娘は声をあげて泣き始めた。
ポーカーフェイスの娘の初めて聞く泣き声だった。
私の前で見せる裸の娘だった。

丸々4年付き合った、あの変なマフラーをクリスマスプレゼントに贈った彼と
別れたらしい。
泣いてるのは娘はまだ好きなんだろう。

「イヤダ・・イヤダ・・」と泣き声に混じって聞こえてくる。

4年かー、長年使っている炊飯器を買い換えるのさえ嫌がった娘の気持ちを
思うと私も胸が痛い。って彼と炊飯器を一緒にすんなってか。

イヤダっちゅうても・・
あーなんて言ってあげればいいんやろ。

「私も泣いたよ昔・・でも時間がたったら自然と忘れたよ・・」

「・・・ヒック・・・どんくらい付き合った？・・・」

「・・・うんと3ヶ月、いや2ヶ月かな・・」


試練だ娘！乗り越えろ！

私は娘の彼に（今となっては元彼ね）こんな辛い思いをさせるのは可哀想だと
思う気持ちでいっぱいだけど
4年間娘を支えてくれてありがとう、って感謝しとります。
しかし、後悔するなよ。
親馬鹿全開の私でした。

最近、猫部屋でしか寝てないさくらは昨夜は珍しく娘の部屋で寝た。

今朝一番の話

ろんてんさん、最近俺ついてないっすよ。
昨夜又からまれたっすよ。

女乗せて一方通行逆走してたら前からエルグランドがきたんで
ハザードつけて寄せて譲ったら、相手がワーワー窓開けろって
どなってきて
「ごめんね俺が悪いからよけてるやろ？」って謝っても(？)どなるから
車出てって喧嘩になりましたよ。（手は出してないようだ）

その後、女に、謝ってやり過ごせばいいことやん、て怒られて
俺それで又カチンときて、全くついてないっすよ。


逆走した先生が一番悪いし。
連れの女は正しい。

一卵性母子

娘のバスケ部の話なんやけど。
母と子ってほんと似てる。

私は毎回試合見に行くから、子供達や他のお母さん達と接する機会が多い。

娘の話と照らし合わせるとだいたい親子は同じ考え方している。
会うとまず文句から始まるお母さんの子はやっぱり文句ばかり言っている（らしい）

その子は身体能力はずば抜けていいけどバスケでは発揮できてない。
チームでやるんだからあんなに文句ばかり言ってたら絶対伸びない。

人一倍練習熱心だから尚更もったいないなと思う。
一応スタメンなんやけど娘はとてもやりにくそう。

お母さんは文句の上に毒舌だ。
そこまで言うってことは自分が言われても気にしないから言うのだと思うけど
人から言われると異常に腹をたてる。始末におえない。

そう言う自分に開き直ってるからもう私も言わない。

そうです、珍しく私は今少し怒っているのだ。プンプンのプン

でも次の試合ではもう忘れているのだ。
こんな感情引きずっているのはもったいないだ。バカボン

卒業式

３月1日はうちの学校の卒業式＆卒業ライブだった。

何が怖いってライブだ。卒業生と別れる寂しさもぶっとぶＭＣだ。

この前まで普通の主婦だったのにＭＣなんてできるわけないやろ。
緊張してる子供達を盛り上げてやらなくてはいけない立場なのに
一番緊張して、緊張通り越して憂鬱になって、去年の６月の最初のライブでは
Ｔ橋先生から「葬式みたいなＭＣでしたね」と言われた。

怖い怖い、保護者とお客様の目がコワイ。
何で一番不得意なことをしなくてはいけないんだろう？・・って、この仕事
間違ったかもしれんて本気で悩んだ。

卒業ライブで４回目のＭＣ（うちの学校、年に４回もライブがある）だったけど
相変わらずいつまでもフレッシュ、初心忘れようにも忘れられないＭＣだ。

ＭＣなんてしたこともなかった私を保護者の方々は暖かく見守ってくれるけど
いいかげんいつになったら慣れるんだろうって思ってるに違いない。
私の方が聞きたい。

でも生徒は長くて３年間しかいないから大丈夫。
私はずっとてんぱって訛るＭＣを続けていくだろう。