トルネ－ドステッパ－その後

去年の暮れに張り切って購入した、燃焼系トルネ－ドステッパ－だが
実はしばらく乗っていない。

だって、やればやるほど足の付け根がコキンコキンと音がするんだも～ん。
私の弱い骨が痛めつけられてる感じがして・・。
それにダイエットラリ－は終わったしぃ・・。

誰からも文句は言われないがいいわけする私だ。こんな奴だ。

しかし、ある日の晩御飯の後、汗だらだらかいたお父さんが
「ホラ見て・・」と見せにきた。

ホラといわれても、何がホラなのかわからない。

「お母さんがせんことしてきたよ」
「？？風呂そうじ？」

やっと、汗が「ホラ」なんだと気付いた私は、お父さんは風呂掃除をしてきたんだと
勘違いしたのだが、実はステッパ－をこいでたらしい。

会社の健康診断で、中性脂肪が多いのと、ちと肥満を指摘されたお父さんは少しだけ
落ち込んだ後、これから気をつけようと考えた。

良かった、これでステッパ－が無駄にならない。頑張れお父さん。
私も電気受けてあと少し足腰が丈夫になったらステッパ－に乗るよ、たぶん。

ヘナリベンジ

先日頭痛でできなかったヘナに再チャレンジ。夕方フ－さんがやってきた。

市販のは体にものすごく悪いと彼女は言う。
「皇室の方々は誰も染めてないでしょ？」と言われると説得力がある。
ならば皇室の方々もヘナで染めれば良いではないか。

抹茶の香りの粉をボ－ルに入れ水をいれてじゃかじゃか混ぜる。
程よい硬さになったそれは、まるで抹茶クリ－ムみたいで美味しそうだ。
フ－さんは用意してきた薄い、手術用みたいなゴム手袋をはめ産婆のようだ。

抹茶クリ－ムをベチャッ、ベチャッと私の頭にのせていく。
抹茶の香りと冷たいクリ－ムがひんやりしてものすごく気持ちいい。

しばらく髪になじませるように頭をこねくりまわした後、頭にサランラップを
巻いた。どんなになってるのか洗面所に行って鏡見て腰が抜けそうになった。

「と、とうちゃん！・・」鏡にうつっていたのは山川の父だった！
細木数子みたいなオ－ルバックで顔を前面に出した私はまぎれもなく山川の父だ。
やっぱ似てるのね～。

父親に似た方が幸せになると言われてるし・・父ちゃん！確かに私は幸せよ。

複雑な気分でそのまま待つ事１時間。フ－さんにそろそろ洗い流してきていいか聞き

「愛するお父さんが帰ってくる前にこの頭どうにかせんと」と冗談を言いながら
リビングのドアを開けたら、音も立てずに帰ったお父さんが廊下に立っていた。

私を見て、ギョッとした顔をした。高菜の漬物を頭にのせてるのかと思ったらしい。
そういえば色は高菜色やね。確かに漬物好きだが頭にのせるほどではないよ。

ヘナはしぶとくて、水で流しても流してもなかなか透明にならず、薄～い茶色の水が
流れ続けた。
お父さんも晩御飯待ってるし、明日雨が降らないことを願いつつ途中でやめた。
明日は気をつけて白っぽい上着も着ていかんどこう。

でも、トリ－トメント効果もあるらしいヘナのおかげで髪が元気になったのが嬉しい。
白髪だけ赤く染まっていい感じだ。

最近白髪がすごく増えて目立ってきたので思い切ったわけだが、この年になるまで
染める必要なかったと言う事は感謝するべきかもしれない。誰に感謝するのかわからんが。

とりあえず無償でやってくれたフ－さんには感謝しとこう。

シャッチョ－さん

相変わらず上司は入院中でひとりぼっちで留守番だ。

先日本社から社長がお見舞いにきた。
社長はダンディだ、関西出身だからしゃれもわかる。素敵なおじ様である。

でも私は、「社長」と聞いて連想する言葉は「愛人」しか浮かばない。

独身の頃いた会社の社長は愛人がたくさんいた、外人の女性も好きだった。
それでか、奥さんは日本人離れした顔の奥さんだった。

何に対しても精力的な人であっという間に会社はでかくなった。
ある日会社の飲み会で

「おいろんてん、女を犯して訴えられないわざを知っとるか？」と聞かれたことがある。

その頃は私もまだうら若き乙女だったので、答えを考えるより
「アワアワ・・犯す・・ですか？」と引きまくったが、社長の答えにもっと引いた。

社長はニコニコして（ニタニタじゃないとこがみそ）

「・・女を満足させるったい・」と爽やかに言い放った。

その時、社長はそれだけじゃなくいろんな犯罪犯してる気がしたものだった。

私が辞めた後、いろいろ手を広げすぎて失敗したと言う噂も聞いた、外人顔の奥さんが
近くのス－パ－のお惣菜コ－ナ－でしばらく働いていたので噂は本当だったんだろう。
ス－パ－が高級ス－パ－だったのがせめてもの救いだ。

しかし、社長のことだから奥さん働かして愛人のとこに入り浸ってるかもしれない。

授業参観

２時半から娘の参観と最後の懇談会があるので昼に早退。

今日はお父さんが風邪で休んでるので、学校へ行く前にお昼でも作ろうと家に帰ったら
お父さんは病院へ点滴に行ったみたいで鍵がかかったままだった。

困った、私は今日鍵を持って出てないので部屋に入れない。
鍵どころかサイフも持ってないのだ、カ－ドもサイフの中だ。うへ～どうしよう。

ポケットに300円はあったので、昼過ぎに予約した腹筋に早めに行き、腹減ったお腹に
電気を受けながら悲しい気分になった。

今日私は参観中倒れるかもしれん・・。
ブ－さんは今一番忙しい時間だし、フ－さんは長女の修学旅行の見送りだし・・
いくら仲良くなっても奥さんには言えないし。

その時、運の悪い豆腐屋の娘がメ－ルしてきた「今日参観行く？」
やった～！行くとも行くとも！
ついでに、私はお腹すいて倒れるかもしれんので助けてくれと返信した。

フルフルで待てと指示があり無事に倒れずにすんだ。


参観は学年合同で、寒い体育館の中で子供達がそれぞれひとつの職業をインタビュ－
してまとめた発表を聞いた。

選ばれた職業がレポ－タ－、薬剤師、土地開発コ－ディネ－タ－、海上自衛隊、
編み物コ－ディネ－タ－、イラストレ－タ－とかあまりお目にかからないのばかりで
普通の会社員はいない。

結局、発表した子供達の親の職業なのだが。
インタビュ－しやすい、子供達の親の職業を聞いて選んでいったようだ、会社員は
たぶん一番先にボツだったんだろうな、子供達が選んだみたいだから。

会社員と言ってもそれぞれの会社の仕事は違うんだから、１人も会社員がいないのが
不思議だ。会社員はひとくくりにされている印象だ。

先生ちゃんと説明してんのかな？
ちゅうか子供達は親の仕事の内容知ってるのかな？
親はどんな仕事してるのか子供に話してるのかな？

いろんな職業を知って自分達の進路も考えてみようと言う主旨の生活の授業だったが
なんだか奥が浅い私の日記にも似た授業であった。

節水家族

今日、水道の検針がきたみたいだ。
検針票みてびっくり！水道代が大幅に下がっている！

やった－！努力した甲斐があったよ。

トイレは３回に１回しか流さないし、みんななるべく会社や学校でうんちは済ませて
くるようにしたし、お風呂の水は足すだけで一週間かえないで使っていたし・・・・
・・本当だと思った？うそですから。

本当は玄関脇の元栓のとこに去年付けた浄水器のおかげです。
付けた当初から水の出が少し悪かったのですが、最近ではどこかで水を使っていると
他のところの水の出が悪くなるのです。

元栓に近いトイレがやはり優先的に一番で、その次がお風呂、そして台所。
だから誰かがお風呂に入っていると、なるべく台所で出さないか、使っても出す量を
減らして使ってます。

ほとんど私１人の努力？なんですが。不自由だけどやれないことはない、今まで水を
無駄使いしすぎてたなと思っとります。

だいたい大人１人の１ヶ月の水道代は平均2000円くらいだと聞いたことがあり、家も
２ヵ月４人で今まで１万6000円前後だったから平均は平均だったのですが、今回は
なんと１万円です。嬉しいです。

しかし玄関脇のドアを開き、浄水器を覗いて見ると、真っ白だったフィルタ－は既に
薄茶色に変色し、ところどころ不気味な黒い点々があります。
もう・・かえ時かもしれん・・・浮いたお金はそっちにまわるのね。ガックン

気分は浅川マキ

今日も引き続き咳が出ている。
カッパきて自転車で行けるくらいの雨だったが大事をとってお父さんに送ってもらう。

一日中雨だと天気予報は言ってたのに、ちょうど帰る頃には雨があがり、
自転車でこなかった事を後悔しつつ地下鉄に向かった。

地下鉄に乗り込むと殺伐とした感情が湧き上がってくる。箱の中の、それも
地上じゃない地下だ。２重に閉じ込められているようだ。


腹筋では、ひどい咳でダミ声になった私に奥さんがしきりに薬を飲む事をすすめる。
ナ－スＯ野も先生も出てきて軟禁状態で説得され、診察受ける。

薬はあんまり飲まんどこうと考えていたばかりなのに・・奥さんの「そこまでなったら
自力で治すには時間がかかるよ」の言葉に「そうかもねぇ」と貰う事にする。
私に信念はない。

しかし、そこまでと言われるほど具合が悪いわけではない。
私の風邪は声がつぶれるくらいまで咳が止まらなくなるのですごく重症に見える。

最後は元気はつらつなのに咳とダミ声だけがずっと続いているので、何かアレルギ－
じゃないかなと毎回考える。毎回山川の母から「け、結核じゃなかとか？」と疑われる。

目的は違うけど病院だから具合悪い人がいても不思議じゃないが、隣りで電気受ける
（たぶん）太った見知らぬおばちゃんにも悪いし、早く治さなくては。

今私は、酒飲みすぎて喉をつぶし声が出なくなった元歌手の気分を楽しんでいる。

非セレブ宣言

昨日は具合が悪いのに張り切ってケ－キ作りに行ったせいか、もう朝からダルダル。
でも会社に行かねば、休むわけにはいかない、誰もいないんだから。
こんな日は生き仏になった上司が恋しくなる。

まあ、暇だしお客さんもこないから会社でゆっくり養生できるんだけど。
あまり暇なんで風邪引いたりするかもしれん。
前の会社は風邪引く暇もないくらい忙しかったから１０年いて仮病で休んだことしか
なかったし。

とにかく毎日緊張解けた状態なのね。いいのか悪いのか。

家に帰ると今日から試験の息子が帰っていた、寝てた。
「今日のは簡単だったから赤点ないと思うよ」・・簡単？息子が簡単て、どんな問題だ？

具合悪くても食べるものは食べさせないといけない、私はよろよろと台所に立った。

夕食の煮物にする大根の皮剥きながら、ふと考えた。この皮捨てるのはもったいない。
「すてきな奥さん」愛読者は絶対やってる大根の皮のきんぴらにしてみよう。

皮を切りながら又考えた「セレブな奥さんって大根の皮使ったりするやろか？」

腹筋の待合室には読んだことない月刊誌や週刊誌が置いてある。
かろうじて読んだことあるのは「サライ」くらいで後は奥さんと院長の趣味だ。

その中にＳＴＯＲＹと言う雑誌がある。ちょっと年のモデル黒田知永子（40くらい？）が
いつも表紙のやつ。
電気受けてると、奥さんが新しいのが出る度「今日きたんですよ」と親切に持ってきて
くれるのだが・・。

こう言う生活がセレブと言うのかな。ナンシ－風に言うと「しゃらくさい」雑誌だ。

どんな人が喜んでこの雑誌を見てるのか見当つかない。
この雑誌に載ってるファッションしてる人思い出しても、娘のクラスの母親に１人
いるかいないかくらいだ。あちらもそうだろうが仲良しになれそうな感じもしない。

公立学校だからだろうけど。とにかく私のまわりには誰も愛読してそうな人はいない。
あの生活に憧れて買う人がいるんだろうか？本当に需要があるんだろうか？

毎月雑誌をブ－ブ－文句言いながら見てたから、奥さんは新しいのきても持ってきて
くれなくなった。

客層（患者か）考えて、置く雑誌変えた方がいいんじゃないか。
「今日の料理」の方がよっぽどためになるよ。

ゆとりの生活

♪明日は特別スペシャ－デ－♪
私にもお父さんにも息子にも関係ないが、娘だけ張り切るスペシャ－デ－だ。

と言ってもチョコあげる男の子などいない。
バスケ部、友達、先輩と全て女の子にあげるチョコづくりをする、私にしてみれば
とっても困った日が今日である。

だっておしゃれなお菓子とか作ったことないも～ん、オ－ブンもないし。
毎年オ－ブン使わないでいい、チョコ溶かして固めてココアふりかけて、とか
四苦八苦しながら２人で変なもの作ってたよね。

と、言うことで今年はチョコケ－キ名人のＡさんちに２人で行った。

材料も用意してもらい、後は要領を教えてもらいながら混ぜる、計る、混ぜ合わせる
容器に流し込む、待つ、チ－ンってなもんだ。

違うな・・なんだか違う。昔、女の子ができたら一緒にお菓子作りしたいわって・・
思っていた時期も確かあったような・・・遠い昔・・。

ケ－キが焼ける女の子っていいな、でも、やっぱり親が作らないと子もお菓子作りが
好きな子には育たないよね、今更遅いかな？ぜんざいなら得意なんだけど。

本当のこと言うとケ－キとかあまり興味がないっちゃんね。
お土産に１６区の高いケ－キもらっても、同じ値段の肉とか魚の方が嬉しいかも。
それに１６区のケ－キよりさかえ屋や不二家のケ－キの方が私は美味しいと思う。

そのうちオ－ブン買うよ。
本命ができる前に買うよ。一緒に練習しよう、お笑いお菓子教室で。

隙あり

Ｎ瀬さんから電話のパ－トの仕事を始めたとメ－ルがきた。
占い学校はどうなったんだ？

蟹直送のテレショップで蟹を買った人に、河豚はいりませんか？と勧める電話を
かける仕事だそうだ。もう何件も注文がとれてるらしい。
しかし、先日その河豚を食べてみた彼女は思いのほか不味い河豚に心を痛めていた。

買ってくれた人にお詫びの電話したいくらいだよ、と書いてあった。
・・何かストレス溜まりそうな仕事だ。

それに私はその蟹のテレショップ見ながら、何度電話番号を控えようとしたことか。
河豚が不味いんであれば蟹も頼まなくて正解だったかもしれない。

いや、蟹買った人が河豚も買うのであれば蟹が美味しかったからとも考えられる。
どっちにしろ私ゃ実行はしないんけど。


私はどうやら風邪引いたみたいだ。
鼻水スタスタで鼻はつまる、喉も痛くなってきた、頭もどんよりだ。

頭痛の薬以外あまり飲んだことがない私は、去年の夏以来、本当は病院の腹筋で気軽に
薬を処方してもらえるので以前よりずっと服用している。

熱は出ないにしろ、症状を薬で抑えたりすると長引くような気がする。
出るものはとりあえず出した方がいいのかもしれない。
それとも、治りが遅くなったのは年のせいやろか？

とにかく気分は最悪で、何を食べたか作ったのか覚えてない。

幸せの星

なんだか久しぶりなようだけど、そうでもないバスケ応援。
寒いし、ただの練習試合だからか、うちの中学校であるのにきてるのはＫさんと私だけ。
２人で体寄せ合いながら観戦する。

Ｋさんとこの娘は足を痛めまだ出場できないのにＫさんは応援にきている。
副キャプテンだからってこともあるだろうけど偉い。でもみんなそれぞれ用事も事情も
あるから全然構わない。ただ私達は見るの好きなだけだ。

息子も娘もそれぞれ好きな運動しているけど、親も子も限界は知ってるから
無理やりやらせる気もない。やめたくなったら好きにさせると思う。

ただ私が運動してる子供達を見るのがものすごく好きなことは知ってるはずだから
なんとなくそういう方向へ行かないんじゃないかなとも思う。

プロになる子は素質や努力もやけど、絶対親の方も精神力や信念は並外れてる。
一生懸命な親が妙に目立つ。

星飛雄馬だって一徹がいるから巨人の星になれただろうし。
浜口京子だって父ちゃんが「気合だ！気合だ！」って言わなければレスリングも
やめてたかもしれない。

素質はあるのに親が一生懸命じゃなくて埋もれている子もたくさんいるだろう。
もちろん自分だけ頑張ってる人もいるかもしれないが・・いるかな？ジョ－？

「巨人の星」見ながら、飛雄馬ってかわいそう、普通の青春なかやんと同情する子供でした私。

だから、親がかりではなくとも練習に明け暮れる息子を見てると、今しかできない楽しい事、
他にたくさんあるんじゃないの？と私の高校時代と比べてしまいます。

こんな親はプロを育てられません。
でも運動っていいです、部活でしか学べないことありますから・・たぶん。