koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

三角翼の老兵・・・

2012年08月13日 21時30分45秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

これも結構前に組んだものではあるのですが,続いている独機の合間に掲載します・・・。


コンベアF106Aデルタダート。
第159戦闘要撃飛行隊フロリダ州兵空軍(ANC)ジャクソンビル基地配備機。
例によって食玩の「センチュリーコレクション」なるシリーズの一作で,3機目のF106(通称シックス)となります。
食玩とは云え,全体のディテールが良く,素性の良いキットと言えるかも知れません。
只,胴体の筋彫りが甘く(主翼は良い),多少の彫り直しを余儀なくされました。
機首のピトー管は若干削りましたが,まだ太い印象です(これ以上は強度的に苦しい。以前ならピアノ線差したのだが・・・)。


F106の任務は,防空軍団(ADC)の主力戦闘機として米本国以外だとアラスカやカナダ,アイスランドに配備され,冷戦時代は旧ソ連の脅威に備えました。
それが以前ほどではなくなった70年代以降は,主に州兵空軍の主力として何とF15の配備が整ってしばらく経った87年まで現役でした。
確か初飛行が56年と記憶しているので,30年以上運用され続けた長寿機ということになります(我が国のF4EJやF15Jもですが・・・)。


50年代後半,とにかくより速く重武装で・・・というコンセプトのセンチュリーシリーズ(F100D,F101A,F102A,104G,F105F,そしてF106A)は,今こうして見ると実に味のある機体ばかりでまさに古き良き時代の強いアメリカを象徴していた・・・と言えるのかも知れません・・・。
F102デルタダガーとの最大の違いは垂直安定板の形状胴体断面も三角だ・・・サイドビュー。US.AIR FORCEのロゴが誇らしげ・・・
バックビュー。アフターバーナーの形状・・・センチュリーシリーズは,とにかく味のある機体が多い・・・
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