koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

バンクーバー五輪,男子SP総括

2010年02月17日 22時24分41秒 | スポーツ
初めにことわっておきますが,私はランビエール(私に顔似ている1号)にプルシェンコ,そして安藤美姫にコストナーは好きではありませんので,極めて独断と偏見に満ちたエントリになると予想します。
さらに,周知の通り私は素人で,GOEとか詳しいことが分かりませんので,只演技を見たままの簡単な感想を述べることになると思います。
ですから,上記4人をご贔屓にされている方々やプロトコルに詳しい方は,お読みにならない方が宜しいかと思います・・・。


まず,プルシェンコ1位という予想は当たりました。
しかし,案の定相変わらず変化の乏しいプログラムで,かつてのライバルだったヤグディンのそれとは大違いです。
シットやチェンジフットのポジションも腰高で,ステップのエッジワークも浅く感じられました。
確かに4-3のコンビネーションは別格でしょうが,着氷では脚がばらけて見えました。
トリノで見せた完璧な技の冴えは感じられず,何であんなに加点されるんだ・・・と思いました。


ランビエールは,コンビネーションの2つ目が抜けたのに,さして減点されず圏内に留まったのは何故なのでしょう・・・。
高速スピンで,ジャンプ1つ分の加点を稼いだと解説の本田さんが言っていましたが(民放系の佐野稔でなくて本当に良かった),あの最後のくるくるは選手なら誰でも持っている技なので(小塚くんもやっていましたが)加点されない,と聞いた覚えがあるのですが・・・。
しかも,あのステップも大ちゃんに比べると?????だし・・・。
どうでも良いけど,今もコストナーと付き合っているのでしょうか・・・


ベルネルにジュベールという私のご贔屓の実力者二人と,全米を制したアボットが圏外に去ってしまいました。
1ミスが命取りのSPの怖さですね。
特にジュベールはコンビネーションが完全に抜け落ちたので,よもやの結果でした。
あのプログラミングは面白いのに・・・。


逆にしてやったりというか,力を出し切ったのがデニス・テンとミハル・ブレジナでしょう。
男子では極めて珍しいビールマン・スピンを披露して柔軟性をアピールのテンと,最終滑走のプレッシャーをものともしなかったブレジナ。
2人若者の清々しい演技は,実に印象的でした。


力を出し切ったといえば,ライザチェク(私に顔似ている2号)は本当に良くなりました。
前シーズンの「ラプソディ・イン・ブルー」で完全に化けましたね。
大柄なせいか演技自体も大味な感じで好きではなかったのですが,本当に巧くそして強くなりました。
「火の鳥」終曲コーダがぶつ切りのカットだったのが???でしたが,勿論演技とは関係有りません。
そしてもう一人の米国代表,ウィアーも独自の世界観を見事に表現して見せました。
あのなよなよ系,というかよろめき系は誰も出せない味です。
ウィアーに4回転が有れば世界を獲ることができる,と誰かが言っていましたが,彼にはあの持ち味のままで居て欲しいものです(今日の3Aの着氷,絶妙でした)。


日本人3人は,皆大健闘だったと思います。
小塚くんの3A着氷が痛かったですが,殿も大ちゃんもやってくれました。
殿の「死の舞踏」,いつ聴いても妙なアレンジで笑えます。
膝の柔軟性でしょうね,あの着氷のなめらかさは・・・。
大ちゃんは,よくあそこまで戻ってきたと思います。
去年の同時期を考えると雲泥の差です。
願わくは,明後日今季(というか負傷後)成功のない4Tが成功し,あの世界一のステップで湧かせて欲しいものです。
メダルを,とか表彰台のてっぺんを,とか言うつもりはありませんが(言ってるやん),困難とはいえ納得のいく演技をしてほしいと思います・・・。
3人とも4回転挑むんだろうな・・・。
成功すれば良いけど・・・。
ま,ここまで夢見せてくれたんだから,立派と言うべきだろう・・・。


何か明日以降,冒頭で私が名前挙げたフィギュア4人+国母がメダル獲りそうな気がするんだな・・・。
特に安藤が・・・。


(ついでに,私に顔似ている3号は,イタリアのサミュエル・コンテスティだそうで・・・)
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