koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

次世代DVD

2008年02月17日 21時20分33秒 | 時事問題,ニュース

次世代DVDの争いは,つい先日米国の小売り大手であるウォルマートがブルーレイ支持を表明したことを受けて,遂に国内唯一のHD-DVDを生産していた東芝が撤退を表明。
次世代DVDの企画争いはブルーレイディスクが勝利した形となった。


私のような一消費者から見れば,SONYと松下を敵に回した時点で勝負あったか,などと思ってしまうが,今回のことには幾つかの問題が残る。
まず,ハード面は今まで価格的にHDの方が安く,少なからぬ人たちが購入した筈である。その辺の今後の対応をどうするかである。
ハードのメンテナンスとソフトの供給が課題であるが,その辺りをメーカーがどう対応していくか。
次に,感情面である。
東芝としては,技術的には優る,と,強気の発言をしたばかりだっただけに,ユーザーとしては見捨てられた感があるのではないだろうか。


例えば,かつて80年代半ばの「VTR戦争」では,VHS方式を敵に回してβ方式のSONYが孤軍奮闘した。
結果的に,対応ソフトの多さによってVHSが勝利したのだが(米国では長時間録画の利くVHSが勝った理由は,アメフトの試合が録画できるから,というものだったらしい), SONYはその後もβ方式のハードもソフトも作り続けた。
私なんかは未だにEDβ方式のデッキを所有しているし,放送局ではカメラと一体型のEDカムコーダが活躍した。
これは技術力の勝利とも言える。
ところが,今回は完全撤退であるから,「VTR戦争」のその後とは大いに異なる。


また,東芝自体がこうしたディジタル家電で蒙った損失は,少なくなかろう。
撤退に伴う費用が数百億,という話もある・・・。


いずれにしても,これで決着であるが,2年半前にようやくHDD内蔵のDVDレコーダーを買った私としては(松下製。当時で5万切る安値だった),ブルーレイ方式が安くなるのを待って買うことになろう・・・。
ま,10万切らないと買わないだろうし,未だにブラウン管式のモニタなのでプラズマか液晶TVを買うのが先だろう・・・。


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