芸能人女子フットサル応援団!(つんくさん、ハロプロ関連)

つんくさん、ハロー!プロジェクト関連

Berryz仮面(48)

2009-11-14 | Berryz仮面
イマミコ、怒りの表情でおトミさんへと向かっていく。

「どうしたのです」
おトミさん、冷静にイマミコへ話しかける。

「私の愛する部下をあんな目に合わせるなんて、女王として許せません」と、イマミコ。

「だったらどうだというのです。
そんな態度取って、母星へ帰れなくてもいいのですか」
イマミコを横目で見ながらおトミさんが言う。

イマミコ、悔しがりながらも引き下がる。

おトミさん、通信機を取り出し、何かを喋る。
と、Berryzロボが動き出し、イマミコの頭上に手をかざす。

「なにをするのです?」
動揺するイマミコ。

「あなた方のやることももうなくなりましたし、ここですべてを申し上げましょう。
あなた達をアルタカ星へ返すという約束でしたが、あれは嘘です。
そんな科学力、一個人である私が持っているはずないじゃないですか」
ニヤケ顔で話すおトミさん。

怒りのイマミコ
「騙したのですか」

大きく頷く、おトミさん。
「はい。ですから、あなたはラ・フランス……いえ、用無しです」

おトミさん、通信機へ合図を送る。
Berryzロボ、イマミコに向かって拳を構える。

イマミコを守るように、アルタカ星人全員が集まってくる。

「無駄ですよ」と、おトミさん。


アルタカ星人の一人が、おトミさんへ向け叫ぶ。
「我々は、死ぬときは女王様と一緒です。
俺より先に、死んではいけない~。地球のさだまさしの歌から引用です」


Berrzロボ、拳を振り上げ、落とす。
衝撃音。

「なんてことを」
目をそらす、はたけ司令。

目を開けると、Berryzロボの拳をどうにか持ち上げている、レッド茉麻の姿が。

はたけ司令、叫ぶ。
「なにやってんのやレッド!」

「今、限界なんですからあまり話しかけないでください。
さっき、私の大切な人の命をアルタカ星人が守ってくれた。
今度は、私がそのお返しをする番です!」


自分がまだ生きてること、敵が命を助けてくれたことに驚いている女王イマミコ。
「地球にもこんな人が……有り難いな」

周りで泣き始めるアルタカ星人。

「いいから早く、逃げて。力が……」
レッド茉麻、力が持たなくなっている。

「まーさ、私も」
レッド茉麻を助けるように、ホワイト、オレンジ、イエロー、ブルー、ピンクもBerryzロボの拳を支える。

イマミコとアルタカ星人、ロボの拳から逃げていく。


「もっと力を入れろ」
おトミさんが通信機に話す。

「そこまでや!」
銃を持った、はたけ司令、よっすぃ~、梨華がおトミさんを囲む。

「おやおや。あとちょっとだったのに」
おトミさん、手を挙げる。しかし、拳は握ったまま。

「手を開きなさい」
梨華の声に、手を開くおトミさん。
と同時に、手に隠し持っていた玉が地面に落ち、白い煙が上がる。
その隙におトミさんは、逃げ、見失ってしまう。

「くそっ」
はたけ司令、自分の膝を悔しげに叩く。

その目線の先には、車に乗り込み逃げていく、おトミさんの姿。

『詰めが甘いですよ。
東京はほぼ怪人が破壊したようです。もう、なにをやっても手遅れなのです。
これからは私の時代なのですから』

おトミさんの声だけが響いている。


一方Berryzロボ対Berryz仮面。

力と力のぶつかり合いにより、Berryzロボの腕が壊れていく。
その反動で、Berryz仮面、女王イマミコ、アルタカ星人も意識を失い、倒れる。


「大丈夫か?!」
よっすぃ~、Berryz仮面に駆け寄る。
「これは、ひどいな」

中央で踏ん張っていたレッド、ホワイト、ブルーは特に衝撃が非道く、再び目を開ける気配もない。

はたけ司令、イマミコに寄っていく。
「あんたも被害者なんやな」

イマミコ、どうにか口を開く。
「我々は一年半前、観光で地球へやってきた。
アキバ名物、メイドカフェを見にお忍びでやってきたのだ。
しかしUFOのトラブルで宇宙を航行するまでのパワーを失い、帰れなくなってしまった。
私はどうしてもみんなを連れて帰りたかった。
そんなとき、清富様……いや、あの男に出会った。
協力すれば、UFOを直してやると。
……簡単に騙されてしまった。女王として情けない」

「その前に、俺らと出会ってたらどうにかしてやれたかもしれんのにな」
はたけ司令の言葉に
「そのようだな。失敗した」
と答え、そのまま動かなくなる女王イマミコ。

その周りには、荒野と化した東京が広がっている。


(つづく)

Berryz仮面(47)

2009-11-14 | Berryz仮面
「危ないって、まあさ!」
イエロー佐紀が言葉をかけるが、レッド茉麻、裏切られ悔しい思いを止められず、リュニアの前へ歩み寄っていく。

しばらく睨んだ後。
「いつから?」
真剣な目でレッド茉麻が問う。

しかしリュニア、何も言わない。


代わりにおトミさんが口を開く。
「Berryz仮面になりたての頃、須藤さんと熊井さんで原宿に行ったことがあるでしょう。
そこで二人のアルタカ星人を見かけ、それぞれ別れて尾行した。
須藤さんは見事アルタカ星人をやっつけたようですが、そのリュニアを追いかけた熊井さんは尾行がバレて眠らされ、我々の地下アジトまで連れてこられた、そういうわけです」

「じゃあ」と、レッド茉麻。

おトミさん、頷き
「そうです、本物はずっとここで眠ってました。
Berryz仮面として一緒に戦ったそのほとんどは、本人よりそのリュニアなのですよ。
元々変形変身が得意なアルタカ星人ですから、『必殺伸びる手足』もわけなくマネできましたし。

もちろん、その間コンサートやイベントに参加してたのも、リュニアです。
今までよくバレずに、私に情報を送ってくれました」


思わずリュニアを引っぱたく、レッド茉麻。
「今までずっと信じてたのに。友達だと思ってたのに!」

リュニア、無反応。


「あの、清富様……」
今まで黙っていた女王イマミコが口を挟む。

おトミさん、突然怖い表情になり
「あなたは黙っていなさい。今までの努力が無駄になってもいいのですか」

イマミコ、黙り込む。


沈黙の中、Berryzロボが現れる。

表情が明るくなるBerryzメンバー。

Berryzロボ、アルタカ星人から奪うように友理奈の眠るカプセルを持ち上げる。


「ナイス、Berryzロボ!」
ホワイト桃子、拍手する。
「どう、オッサン。降参しなさい!」

そこへ、はたけ司令、よっすぃ~、梨華、あさ美が到着。

「すまん。えらい迷惑かけたな」
と、Berryzメンバーに話しかける、はたけ司令。

Berryzメンバーの安心した顔。


「遅いですよ~」
と、力の抜けた声を出す雅。
「ところで、ロボを操縦してるのは誰ですか」

「ロボ、なんのことや!」
はたけ司令、上を見てBerryzロボを発見する。
「あ、あんなとこに……俺、知らんぞ」

不安な顔に戻るBerryzメンバー。

ピンク千奈美、泣きそうな声で
「どういうことですか?」


おトミさん、再び得意の高笑い。
「あれを操縦してるのは、私の部下です。防衛関係にも私の味方は潜入してますから」

Berryzロボ、友理奈のカプセルを握るように持つ。
ちょっとでも指を動かせば、カプセルは潰れてしまう。


「一通り怪人の破壊も終わったようですし、あなた達にも消えてもらいましょうかね。皆さんお揃いのようですしね。
その役目はあのBerryzロボにお願いしましょう。
なに、あっという間です。怖がることはありません」
おトミさん、ニヤケ顔で語る。

「ふざけるな」
よっすぃ~、おトミさんへ向かっていく。


「ストップ!」
おトミさん、余裕の表情。
「これ以上動くと、Berryzロボが熊井さんのカプセルを握り潰すことになってます。
つまりこれ以上、あなた方にできることはないのです」


落胆するBerryzメンバーら。


と、今まで黙っていたリュニアがレッド茉麻に顔を向ける。
「茉麻ちゃん、傷付いてるでしょうね。
私は女王様の為に生かされてる身だから、ああするより仕方なかったし、後悔はしていません」

「今更、なにも聞きたくない」
レッド茉麻、顔をそむける。


リュニア、話を続ける。
「あなた達は敵だと聞かされていたから、最初はなんの罪悪感もなかった。

でも一緒にバスで移動したり、レッスンをしたり、ゲームで遊んだり、コンサートで歌ったり踊ったり。
なにより、たわいもないお喋りをしたりすることが、とっても楽しくなっていったの。

茉麻ちゃんとは、買い物にもよく行ったよね。
お洋服選んで、おいしいスイーツ食べて。
渋谷、原宿、ちょっと背伸びして代官山に、高円寺なんかにも」

「知らない……」
レッド茉麻、ぶっきらぼうに返事する。


リュニア、笑顔で話す。
「本当に楽しかったの。
私、戦闘員として作られた人間だから、オシャレとか、女の子らしいこと全然してこなかったし。

あのね、私、気が付いたらいつのまにか敵であるはずのBerryzのみんなが大好きになってた。
千奈美ちゃんに差し入れのケーキ食べられちゃったのも、今となってはすごくいい思い出。

レッスンは大変だったけど、コンサートで歌うことも気持ちよかったしメンバーのみんなと目が合った瞬間なんて、こんな幸せなことってあるんだなと思えるくらい楽しかった。

ありがとう、みんな。
私、ちょっとでもBerryzでいられて、よかった。
生まれてきてよかったって、実感した。
みんなで一緒に楽しんだり悔しがったり、すごく充実してた。
でもこんな造られた幸せ、いつまでも続くわけないんだよね。
本当の私は、熊井さんじゃないんだから。

私は、女王様の為に生まれてきた。
でも、みんなが不幸になるの嫌だし、みんなの友達が傷つけられるのも許せない。

あのね、戦闘員って戦うために作られた人間だから、生まれつき自爆装置が付いてるの。
敵に捕まったときの為に、ね。


茉麻ちゃん、あなたの大切な友達のこと、受け止めてあげて! 頼んだからね!

バイバイ、ありがとう。
Berryz工房、大好きよ」


と、突然Berryzロボの足下へと駆け込んでいくリュニア。

リュニア、Berryzメンバーに笑顔を見せながら、自爆。

Berryzロボ、爆発による振動により足がぐらつく。
体勢を整えようとして、握っていた友理奈のカプセルを落としてしまう。


あ然とし、ショックで動けないBerryzメンバー。


『茉麻ちゃん、大切な友達のこと、受け止めてあげて! 頼んだからね!』

リュニアの声が耳に響き、我に返ったレッド茉麻、落ちてくる友理奈のカプセルをキャッチする。


「リュニアさん。いやグリーン! ウチ、しっかり受け取ったから!」
友理奈入ったカプセルを、強く抱きしめるレッド茉麻。
「今までの思い出をありがとう。楽しかったよね!」

友理奈、カプセルの中でスヤスヤと平和な笑顔で眠っている。


(つづく)

Berryz仮面(46)

2009-11-14 | Berryz仮面
(イマミコに指示を出していた小太りシルエットの正体は、おトミさんと呼ばれる人間であった)


簡単にやられてしまうアルタカ戦闘員に、あきれ顔のおトミさん。
「しかしこれも想定内です。行きましょう」

おトミさん、女王イマミコに怪人2人、残りのアルタカ星人を連れ階段から表へと逃げていく。

「待ちなさい!」
追いかけるBerryz仮面。



-UFOビル前。

イマミコの杖により、巨大化する怪人。

「行け!」
おトミさんのかけ声とともに、周りの建物を破壊しながら移動する怪人。
街はパニック状態になる。


おトミさんを追ってBerryz仮面も到着。

「なんてことを。Berryzロボ、来て」
レッド茉麻が腕に巻いた通信機を作動する。
しかし、反応がなく焦る。
「どういうこと?」

おトミさん、高笑い。
「どうしましたか。機械の故障ですかね」

「そんなわけは……」
悔しそうな表情で呟くレッド茉麻。

街を次々と破壊しながら、巨大化怪人2体は見えないほど遠くまで進んでしまっている。


「あなた、こんなことして何になるの?」
涙目でブルー梨沙子が問う。

「理由ですか、そうですね……」
おトミさん、笑いながらこたえる。
「この国がもっと私の言うことを聞くようになると思いますよ。
こういう力を見せつけてやることで、あなたたちみたいな反抗的な態度を取る者もいなくなるでしょう。
しかも国民は、これをあなた方の仕業だと思い込んでいる。
すべては計画通りです」
いやらしい笑い方をするおトミさん。


Berryzロボを呼べず、おトミさんを睨むしかできないレッド茉麻。

「こうなったら、あのオッサンを止めよう!」
ホワイト桃子が機転を利かす。
「必殺、小指マシンガン」

「変な行動は慎んだほうがいいですよ、嗣永さん」
おトミさんが厳しい目で言う。

「えっ」
ホワイト桃子、怯む。


「あれを持ってきなさい!」
おトミさんが指を鳴らすと、2メートル程の棺型カプセルを担いだアルタカ星人がやってくる。
「この人がどうなってもいいんですか」


ピンク千奈美、首をかしげながら「この人って、誰それ」

アルタカ星人、カプセルをBerryz仮面から見えるように立てかける。

顔が見えるようにカプセルには窓が付いている。
窓から見えるその顔は……Berryz工房メンバーの熊井友理奈であった。

「なにそれ、マネキン? 熊井ちゃんならここにいるんだけど」
笑いながら、グリーン友理奈を見るレッド茉麻。

しかし、グリーン友理奈の顔は真剣なまま。

「どうしたの、熊井ちゃん」
レッド茉麻、不安げに話しかける。

ただ黙ってレッド茉麻の顔を見返すだけのグリーン友理奈。


おトミさん、笑いながら叫ぶ。
「まだ気が付かないのですか、須藤さん」

レッド茉麻、眉をひそめる。

「それは、アルタカ戦闘員です。アルタカ戦闘員が変身した姿ですよ。こっちが本物の熊井さんです」

「嘘だ!」レッド茉麻、叫ぶ。

「よろしい。リュニア、変身を解いて見せてあげなさい」
おトミさんの言葉を受け、一歩前に出るグリーン友理奈。

と、グリーン友理奈の身体が光り、アルタカ女性戦闘員「リュニア」へと姿を変える。


驚き、リュニアから距離を取るBerryz仮面。

「そんな……」
ショックを隠せない、レッド茉麻。
「信じられない!」


(つづく)

んちゃキス。

2009-11-13 | Weblog
FC限定サイトやTNX公式サイトで、S/mileage新曲「スキちゃん」のPV撮影風景やジャケットが明らかになってます。

衣装はやはり舞台コメント映像の時と同じもの。

自然の中でメンバーがクレープ食べてるっていうのが楽曲イメージのようです。

曲の感じとしては時東さんの「宙から」のようなノリで盛り上がれそう。



Buono!ブログ更新。
テーマ「秋に食べたいもの」で、みや。

Berryz仮面(45)

2009-11-13 | Berryz仮面
最終話「青春JUMP!」


UFOビル内に潜入していくBerryz仮面。
しかし地下への入口が見当たらない。

「地下ってどこよ。1階しかないじゃない!」
イエロー佐紀が嘆く。

いつのまにか、1階にあるパチンコ店内へ。
Berryz仮面を見つけた客からパチンコ玉を投げつけられる。
報道を見たのか、だいぶ怒っている様子。

「このインチキが。税金返せ」
おまえちゃんと税金払ってるのか、という人相の客からも投げつけられてしまう。


心傷付きながら、店の廊下へと逃げていくBerryz仮面。

と、レッド茉麻が何者かに手を引っ張られる。

「こっちよ」
見ると、ボディスーツ姿の梨華である。
「なんだ石川さん、びっくりしましたよ」
安心した表情のレッド茉麻。
「私が地下への秘密の入口を探しておいた。あとは任せたわよ」

「あれー、石川さんは」ホワイト桃子が尋ねる。
「私は司令たちを助けに行かなきゃ。じゃね」言いながら去る、梨華。


Berryz仮面、梨華に案内された扉の前へとやってくる。
しかし鍵も見当たらず、頑丈で開きそうもない。

「私に任せて」レッド茉麻、一歩前へ出る。
「必殺、パワーパンチ!」

扉に穴が開く。中を覗くと、地下へと続く階段が見える。

「やった」喜ぶブルー梨沙子。
「喜ぶのはいいけどここからは、しーっ、だよ」と、ブルー梨沙子を注意するイエロー佐紀。

扉の穴を潜り、地下へと向かうBerryz仮面。



-UFOビル。屋上。

梨華、エレベーターの扉を開け、眠っている司令、よっすぃ~、あさ美を外に出す。

目を覚ます、はたけ司令。
「いやあ助かったわ、石川。ありがとう」
「私のところにも通信が入ったので。ラッキーでしたわっ」と、笑顔の梨華。



-UFOビル。地下。

「さあこれが最後の仕事だ」
イマミコ、声をかけながら最後の怪人2人の入った水槽を割る。
2人の怪人、出てくる。

「女王様、大変です」アルタカ戦闘員が駆けつけてくる。
「どうしたのだ」イマミコ、振り返る。
「なにやら侵入者反応が」

背後からBerryz仮面が登場。
「そこまでよ、アルタカ星人」レッド茉麻が叫ぶ。

「なに、どうやってここへ?」慌てる女王イマミコ。

と、小太り男が拍手とともに登場。
「さすがハロー!プロジェクトのみなさんだ」

声のするほうを見るBerryz仮面と、アルタカ星人。

「あなたが、おトミさん?」オレンジ雅が尋ねる。

うなずく、おトミさん。

ひれ伏す女王イマミコと、アルタカ星人。

「あなたたち、もう観念しなさい」ピンク千奈美が、格好良く言う。

「それはこっちの台詞です。今まで楽しませてもらいましたが、さすがにもう飽きました」余裕のおトミさん。
「これで終わりにしましょう。行きなさい、アルタカ星人」

アルタカ戦闘員、Berryz仮面へ向かっていく。
「必殺、フラワーマジック」
「小指マシンガン」
「凶器乱舞」
次々とBerryz仮面に倒されていくアルタカ戦闘員。

「相変わらず弱いですね」おトミさんが呟く。


(つづく)

Berryz仮面(44)

2009-11-13 | Berryz仮面
--Bパート--

翌日よりハロー!プロジェクトは全ての仕事がキャンセル、所謂「干された」状態となった。



-Sランク有事対策本部。

はたけ司令を囲み、よっすぃ~、あさ美、Berryzメンバーが暗い表情で座っている。

しばらく沈黙の後、はたけ司令が口を開く。
「クラムチャウダーダイエット、毛玉ダイエット、エクササイズDVD『マッスルハッスル』、漫画『トビウオ先生』に『のり巻プリンセス』、ミニ黒豚、ミニチャウチャウ犬、女性アイドルグループ『ブラジル69』、韓流イケメンユニット『サランヘヨ』、カリスマ歌姫『伊風間翔』……」


「どうしたんだろう、司令。ブツブツと」
「とうとうショックで……」
桃子と梨沙子が小声で会話する。


「嗣永ちゃん、知らんのか」と、はたけ司令。
「知ってますよ。全部、ここ十年間に流行ったものじゃないですか」得意げにこたえる桃子。
「そうやな。これらのブームが、ある一人のおっさんによって創られたものであるというのは?」
「え? 知りません」
「株式会社『ヌーデッツ』代表、清富鶩男。通称、おトミさん。各メディア・政界にも影響力を持つ、とんでもない人や。別名、ブームの捏造師」


「それと、今回のこととなんの関係が?」よっすぃ~がイライラした表情で問う。
「2年前、ハロー!プロジェクトも彼から協力を求められた。しかし、拒否したらしい。それでヌーデッツに多大な損害が出てやな、おトミさん、おかんむりっちゅう話や」と、はたけ司令。
「それでエルダークラブ誘拐を?」
「ま、政界にも顔のきく人やから、どっかからウチらの話をききつけたんやろな」
「アルタカ星人との繋がりは?」
「そこやな、わからんのは」

よっすぃ~、考え込む。

「あ!」あさ美、声を上げる。
「石川さんがいません」

はたけ司令、コケながら「今頃気付いたんか。石川にはジェットに乗ってもらってる」

同時に、Berryzジェットより入電。
梨華の声。
『司令、見つけました。今から画像を送ります』

「おお、やったか!」
はたけ司令、机のスイッチを押す。
モニターにBerryzジェットから送られた画像が映し出される。

はたけ司令、悔しそうに
「外神田の通称UFOビルか、何で今まで気が付かなかったんやろ」

画像は、航空写真であった。屋上にアルタカ星人のUFOが停泊している、UFOビルの画像。

「UFOビルのオーナーこそ、そのおトミさんや。これで疑う余地なしやな。Berryz仮面、出動!」
はたけ司令のかけ声にこたえBerryzメンバー、敬礼する。
「ラジャー」



-外神田。UFOビル。1F。

変装したはたけ司令、よっすぃ~、あさ美がエレベーターに乗り込む。

はたけ司令、腕時計型通信機で近くの地下秘密通路に待機中のBerryz仮面へ連絡。
「合図があるまで動くなよ」

1、2Fはパチンコ店。3~6Fがおトミさんプロデュースの100円均一ショップ。7Fが事務所でRが屋上。
しかし、7FとRのボタンが反応しない。

「くそっ」と、よっすぃ~ボタンを連打。

はたけ司令、制止して「落ち着け、怪しまれるぞ。階段で行こう」
エレベーターを降り、非常口から出て表の階段を駆け上がっていく3人。



-UFOビル。屋上。

息を切らしながら、3人が到着、停泊中のアルタカ星人のUFOを見つめる。
「ほんまにあった……」はたけ司令が呟く。

と、UFOの扉が開く。慌てて物陰に隠れる3人。

UFOから女王イマミコが登場。杖をかざし、自らを人間と同じ大きさへと変化させる。
そして、エレベーターに乗り移動する。

イマミコがいなくなったのを確認し、ゆっくりエレベーター前へと歩き出す3人。

「どこいったんやろ、あいつ」焦る、はたけ司令。
「下ですよ、下」あさ美、扉横のボタンを押す。
「こら、勝手なことを……」

エレベーターが上昇する音がし、扉が開く。中には誰もいない。
おそるおそる乗り込む3人。
しかし、ボタンがどこにも見当たらない。

突然、扉が閉まり中からガスが噴出する。
はたけ司令、慌てて腕時計型通信機に話しかける。
「Berryz仮面、出動や。地下が怪しい、調べてく……」

ガスにより眠ってしまう、3人。


--エンディング--

--次回予告--

「須藤茉麻です。
Berryz仮面の活動も、もうこれでおしまいみたいです。

まあはリーダーを任されたのもあって、ちょっと寂しい気持ちです。

いよいよ次回、最終話『青春JUMP!』
お楽しみに」


(第13話・終わり)

ハロ夢。

2009-11-13 | Weblog
久々のハロ夢です。

いや正確にはハロ夢じゃありません。
ナイスガール夢。


昨日の夢に、おがまなが出てきました。

設定としては、おがまなはそのまま。私はライブスタッフになってるっぽい?


『舞台袖でおがまなが「これで出ようかな」と聞いてきたので見てみると、髪の毛を全部顔の前に降ろして遊んでいる。

私もそれにあわせて「いいね、いつもと雰囲気違ってみえるし」と、冗談でこたえる。

そんなやりとりが一通り終わって。
おがまな、髪を元に戻すと、前髪が伸びていて目にかかるくらいになっている。
色もちょっと抜いている感じ。

それを見て「なんかロックっぽいね」と声をかける私。
ニコっと笑う、おがまな……』


という夢でした。

スキちゃん。

2009-11-12 | Weblog
新人公演セットリスト更新。

「ラブアンドピィ~ス」
これまたスマイレージ以外かな?


「スキちゃん」
スマイレージ。

スマイレージのインディーズ3rdシングルタイトル!?
インパクトあるなあ。



FC限定の新人公演リハ日記も続々と更新中。

今回のシークレットパフォーマンスはどうやらカッコイイ系になるようで。

全体的に、読んでるといつも以上にメンバーの向上心を感じるので当日が楽しみ。




「私の未来のだんな様」カマキリと象、見つけた。間奏のダンスね……

和民段差。

2009-11-12 | Weblog
Berryz工房新曲「私の未来のだんな様・流星ボーイ」ゲット。
DVD付き初回版A・Bっす。

今までもこの曲については語ってきましたが、改めて今回注目すべきは、みやの歌い方かな。
「流星ボーイ」での男の子っぽい歌い方と、「私の未来~」のセクシーな歌い方との違い。

歌い手としても日々成長を続けている、Berryz工房です。



そんな中FC限定配信「高橋愛の苺いちえ」
今回Berryz工房より、清水佐紀ちゃんがゲスト。

「私の未来~」の振り付けには、カマキリや象をイメージしたものがあるそうで。
……あとでドアップにて確認してみます。

Berryz仮面(43)

2009-11-12 | Berryz仮面
第13話「シークレット」

--アバン--

-アルタカ星人UFO内。女王イマミコの部屋。

イマミコの前で、女性戦闘員の一人「リュニア」が跪いている。

「例の作戦を実行する時が来た」と、リュニアに話すイマミコ。
「はっ」
「なんだ、声が小さいな。不服か」
「いえ。とんでもございません」
「よろしい、下がれ」

リュニア、部屋を出ていく。



-お台場海浜公園。

暴れる怪人。

Berryz仮面が登場する。
ピンク千奈美が必殺「不思議ぼくろ」で網を出し、怪人の身体を押さえつける。

「今だ、Berryzフラッシュ」レッド茉麻が叫ぶ。
怪人へDSE光線を発射する、Berryz仮面。

元の姿に戻っていく怪人。
それは、保田圭であった。

「ようやった。今回は簡単やったな、拍子抜けするくらいや」
Berryzタンクで見守っていた、はたけ司令がメンバーに声をかける。
「救出すべきメンバーは、これであと2人やな」

「早い! あとちょっとじゃん」とピンク千奈美。
「ああ。もうすぐで任務完了や」
「終わったら、どうなるんですかね。Berryz仮面」
「そうやな。そろそろそのことについても話しておくか」


--miyabi's monologue--

はたけ司令によるとエルダーさん全員救出したら、やっぱりウチらの記憶は消されてしまうらしい。
その時ウチはなんにも言わなかったけど、ちょっと嫌だなと思った。
だってBerryz仮面としてもいろんな思い出ができたし。
大変なこともあったけど、ウチらにとっては宝物だし。
みーくんのことも忘れちゃうのは、本当に嫌だ。
でも、仕方ないのかな……


--Aパート--

-赤羽橋芸能事務所。玄関前。

報道陣が詰めかけている。
それを横目で見ながら、事務所内へと入っていくBerryzメンバー。


-地下。Sランク有事対策本部。

はたけ司令、よっすぃ~が座っている。
Berryzメンバー、入ってくる。

「いったい何事ですか」佐紀が話しかける。

「これや」
はたけ司令、机の上に各紙朝刊を並べる。

およそすべての新聞一面で報じられているのは
「これまでの怪人騒動はハロー!プロジェクトの自作自演か」
という記事。

「狙いは軍事予算」
「行きすぎたアピール」
「本紙担当者が前から気付いていた、Berryz仮面とBerryz工房の名前が似ているという事実!」
といった文字の他

「Berryz工房がBerryz仮面に変身する瞬間」
「怪人にBerryzフラッシュを浴びせる瞬間」
「元に戻った怪人をBerryzタンク内のベッドに寝かせているところ」
などの写真が載っている。

「今朝のニュースでも流れてた。みんな観なかったの?」ため息をつきながら、よっすぃ~。

「どうして……」呆然とする桃子。
「私達の中に、やっぱりスパイが?」

「仲間を疑うのは禁止言うたろ」桃子を制止する、はたけ司令。
「こんなもん、今の技術でいくらでも作れるしな」

「でも、これ本物ですよ。ウチら現場にいたし」とレッド茉麻が口を挟む。

はたけ司令、笑い出す。

「どうしよう。司令がおかしくなった」慌てるレッド茉麻。

はたけ司令、口を開く。
「こうなってしまったもんは仕方ない。君ら、これからは堂々とBerryz仮面として活動してもらおうか」

メンバー、真剣な表情。
だが一瞬嬉しそうな顔をしたメンバーも2、3名いる。

はたけ司令、再び笑い
「それより今の技術でいくらでも作れるようなこんな写真をやな、マスコミ各社がこぞって取り上げたってことが問題や。
なんとなく、敵の尻尾を掴めたで!」

笑う司令を見ながら
(最大のピンチなのに、なんでこの人喜んでるんだろう)
そう思う、梨沙子であった。



(つづく)

恋するハローキティ。

2009-11-11 | Weblog
初日、観に行ってきました。

前半スマイレージメンバーがアドリブで会話するところがあるのですが、そこが面白かったです。

リピーターも、それ目当てで楽しめるはず。
ただ小声なので聞き逃さないように注意しないといけません。


ストーリー自体は、たぶん大方の人が予想しているのと変わらないと思います。


気になったのは、ハローの舞台書いてる人によくあるんですが……
一番感情が高まるシーンが冗長なこと。
特に今回、後半の展開が読めるし客席が円形なので、対面のお客さんが飽きてるな、というのがわかってしまうという状況に。

今回はまだずっといいほうですが、ひどいのだと数十分、主人公が自分の感情を説明するのに使われたり。
観てるほうも「もういいよ、わかったよ」と言いたくなるし、なにより役者が気持ちキープするの大変そうだなと思ってしまいます。

口げんかのシーンならまだわかるけど、感情を爆発させた人間ってそんなに喋りますかね。



全体的にみれば面白かったと思います。
共演の二人も、芝居上手でした。
玩具は人間界で目も耳も使えなくなるという強引な伏線も嫌いじゃないですし。

なにより、スマイレージ観てると全然飽きない……

怪盗レーニャ。

2009-11-11 | Weblog
ハロー!公式サイトより。

怪盗レーニャがフラッシュアニメとして放送されるとのこと。

主役声優としてもちろん、田中れいな。

そして怪盗レーニャ公式サイトによると「怪盗レーニャ応援団」を募集してるらしい。

入団特典として。
・団員証
・DVDエンドクレジットに名前
・記念グッズ
など

ブログも既にある。

田中れいな本人が描いたものが作品中の背景や文字に使われてたりもするそうで。

実は、監督が散髪に行ったっていうのを見て、なんとなーくハローのメンバーと会う機会があるのかな、と予測してた私……

明日は雨らしい。

2009-11-10 | Weblog
ついに明日は、まのさんとスマイレージ舞台の初日。

つうことでFC限定サイトでスマイレージによる舞台PRコメント動画が配信中です。

その時の衣装が、3rdシングルのものっぽい?!

モノトーンで、キャップにブラウス、ドットスカートに縞ネクタイ。
キャップにはごつごつしたゴールドの飾りが付いてます。

動画自体は、かにょんのコメントが途中でぷっつり切られてるのが気になります。




モーニング娘。新曲「気まぐれプリンセス」は結局配信サイトで購入。
カップリングもいい感じっす。

君達9位。

2009-11-10 | Weblog
極上めちゃモテ委員長テーマソング「大好きになれっ!」が昨日付オリコンデイリー9位に再ランクインしてたぞ!

すごいね。そして、嬉しい。

MM学園といえば。

キャナァーリ倶楽部まっちゃん企画の「MMイラっと選手権」面白い。
全員分あるのかな。楽しみ!




Buono!公式サイトより。

NHK「MUSIC JAPAN」への出演が決定したようです。
またテレビでBuono!が歌ってる姿を見ることができるんだね。



新人公演セットリスト更新。

「わたしのたまご」
アカリ、いろりん、フクちゃん。

新しゅごキャラエッグ、オリジナルメンバー。
当日は新ダイヤの初お披露目とか、ないかな……


「即抱きしめて」
きっか、モリサキ、さぁや、タケちゃん。

ダンスが楽しみ。

ドアップにスマイレージ。

2009-11-09 | Weblog
公式動画配信サイトドアップにて、先日受注開始したエッグDVDを、スマイレージメンバーが観るという映像を配信中。


面白いっす。
本編にもオーディオコメンタリーとかこういう特典映像とか付けてほしいですね。


そんなエッグDVD予約はこちら。


今見たら、エッグのさぁや・さいねん、アップフロントエッグ佐野さん出演舞台「凛として!」のDVD予約も開始したみたいなので、エッグファンは同時購入できますよ、たぶん。
ただ配送時期によっては、観る時期かなり遅くなるかも……




「凛として!」といえば。

チェ・ジョンティて誰?

推測するに、さぁやと佐野さんの遊びなんだと思いますが。





FC限定、11月新人公演リハ日記開始。

アカリがソロ曲の練習を始めた話とか。

当日がタケちゃん、誕生日なのでいつも以上に気合いがはいってるという話だとか。