B組の様子です。
もんでやわらかくした紙でクッションを作る題材です。
クッションカバーと中に入れる綿の代わりになる素材がそろいました。
いよいよ中に新聞紙を詰めていきます。
まずは新聞紙を割いて細かくしていきます。
新聞紙は縦に割いた方がやりやすいことを確認しました。
新聞紙で遊んだことのある人は知っていたようで確認する前からシャーッと割きはじめていました。
割いた新聞紙をボンボンのようにして遊んでいる人もいました。
ひらひらした形を楽しんでいました。
次に自分の作った形に合わせて新聞紙をカバーの中に詰めていきました。
ぺったんこだったカバーがふっくらしてきました。
「先生!後はもう分かります!」
と先に進めようとした人たちがいました。
でも実は、この次の活動がこの題材で一番難しいところなのです。
平面のものどうしを糊付けすることは慣れています。
ゆがんだ形どうしを糊付けするためのポイントがあります。
そのポイントを押さえた後、クッションになるように封をしていきました。
クッションができたら鑑賞会をしました。
その後に5名だけ、以下の3つの点で発表してもらいました。
① みんなにぜひ見てほしいところ
② なぜそのデザインや形にしたのか
③ この勉強の感想
ある人はクッションを細長くした理由として、妹と一緒に寝ることができるようにした、と発表していました。
またある人は、女の子の顔をクッションのデザインにしたから髪の毛の部分がひらひらするように工夫した、と発表していました。
この題材では体験し、習得してほしいいくつかの要素があります。
その要素をそれぞれが楽しんでくれたようで、発表の内容を聞いて題材を提供した側としては安心しました。
最後はみんなで昼寝大会をしました。
この題材をして、昼寝大会の画像を見るたびに思うのですが、いつもは活発に動いている教室の中でみんな寝ているというのはなんだかおもしろい光景ですね。