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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

師走の紀勢線駅巡り(その3)

2020-08-27 20:15:27 | 紀勢本線

 紀勢本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は昨日、来春のダイヤ改正で、大阪駅など主要駅を0時以降に発車する終電の時間を10分〜30分繰り上げると正式に発表しました。対象の線区については来月の発表が待たれますが、これは深夜帯利用者の減少及び、保線人員の働き方改革による保守時間帯の拡大を図るためということです。
 そして、もう一つ。JR東日本仙台支社は昨日、只見線の全線復旧時期を2021年から2022年上半期に変更し、2022年中の運転再開を目指さざるを得ないと正式に認めました。これは、第六只見川橋梁の地質状態が当初の想定より悪く、工法を見直さなければならないからということです。



さて、本題に。8時37分に紀伊佐野駅に到着。開業時からと思われる木造駅舎が健在です。トイレは新宮方に。尚、標高は6.6m。



一旦駅舎の中へ。窓口と荷物扱所の跡が残っていますが、無人化されていずれも固く閉ざされています。しかし、この駅には自動券売機が設えられています。



22分の滞在時間で周辺散策。駅から5分ほどで、曹洞宗の寺院である醫王山 南珠寺に到着。



真新しい本堂に行き、旅の安全を祈願してきました。で、この日は地震体験車が据え付けられてました。



南珠寺の前の佐野保育園前のバス停の時刻表。市立医療センター線が平日7往復、土休日5往復となっています。



再びホームに上がって駅裏を。山裾に那智勝浦道路が通じています。実は紀伊佐野駅、近くにはユニクロとか映画館とかがあったりします。


8時59分発の2327M(105系SW007編成)で新宮方面へ。



9時2分に三輪崎駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋を渡る前に駅裏を。国道42号が通じており、ワークマンやファミリーマートがあったりします。



では駅舎の中へ。左右にベンチが設えられているだけで何もありません。駅ノートが備え付けられています。



それでは駅舎撮影。昭和61年3月築の、平屋の駅舎です。標高は8.6m。



トイレは和歌山方に。「だれでもトイレ」といいます。



 最後に話をさせて下さい。下泉〜田野口間で大井川の護岸工事が行われていた関係で運転を見合わせていた大井川鐵道の家山〜千頭間ですが、このほど仮復旧したということで明日運転再開します。これに伴い、9月1日から2日間乗り放題のきっぷ(大井川流域・奥大井周遊きっぷに名称変更)が半額となります(上限おとな用1200枚)。尚、「SLかわね路」号については、車両整備に時間を要することから運転再開時期未定となっています。尚、「きかんしゃトーマス号」は、この前お伝えした通り新金谷〜家山間の折り返し運転となります。また、新金谷駅でのトーマスフェアついては、10月19日まで継続するとのことです。
 そして今日、JR西日本は紀勢本線に関して重大発表をしています。これについては次の記事で。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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