昨年の年末総選挙では
アベノミクスに期待する結果でしたが
地方の首長選挙では
アベノミクスが地方に浸透していない現実が
選挙結果として
滋賀知事選
沖縄知事選
先日の佐賀県知事選などに現れました
そして１２月の個人の景況感が１月８日に日銀が
生活意識に関するアンケート調査にて公表しました
個人の景況感を示す判断指数のDIはマイナス３２．９で
前回の９月調査より１２．５ポイントも大幅に低下
つまり悪化したと言う事です
悪化は３四半期連続です
DIは景気が１年前より「良くなった」との回答から「悪くなった」との回答を引いた割合
現在の景気水準が「良い」「どちらかと言えば良い」との回答は７．５％で前回より５．３ポイントの減
２０１４年６月に現行調査を初めた２００６年以降で最高となる１６．２％まで上昇
しかし前回から５．３ポイント低下
「悪い」「どちらかと言えば、悪い」は５６．７％で９．８ポイント上昇して５割を上回る
個人の景況感は２０１４年後半にかけて急速に悪化
現在の収入は？
１年前より「増えた」－「減った」＝－３１．６で前回より０．９ポイント改善
「減った」と回答した人は４０．８％で前回より１．６ポイント低下
ゆとりは？
「ゆとりが出てきた」－「ゆとりがなくなってきた」＝－４７．２％で前回より３．１ポイント低下
２０１１年１２月調査のマイナス４８％いらい年ぶりの水準に落ち込む
４月の消費税率引き上げで支出は増えた？
「増えた」・・・４７．１％で前回より３．５ポイント上昇
最高だった２００８年９月（５０．８％）以来の水準に
支出増加が景況感の悪化につながる
１年後の景況感DIはまいなす３０．５％で前回の２０．８％から悪化
悪化は２期連続
原因は消費税が下押し要因
さらに１年後の収入見通しが
「減る」との回答も増加基調に
先行きが悪くなるとの見方が増え「良くなる」の見方が減少
１年後の物価が消費税率引き上げの影響を除いたベースで
現在より「かなり上がる」「少し上がる」が８０．８％
５年後の物価は？
「かなり上がる」「少し上がる」が８４．３％
調査は日銀で年４回実施
全国の満２０歳以上の４千人を対象に調査し有効回答社数は２，２７１人（有効回答率５６．８％）
調査期間は２０１４年１１月７日～１２月４日
以上の結果ですが如何でしょうか？
収入は４０．８％の人が前年より減少したと
ゆとりは４７％もの人々がゆとりなし
支出は４７．１％の人が増えています
収入が減り支出が増えれば当然ながらゆとりはありません
DIから見る限りアベノミクスは失敗だったと
さらに悪く進行していると感じている人が多すぎると思いませんか？
情報元：日本経済新聞
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