２０１３年もあと数時間で新しい年へ変わろうとしています
経済はアベノミクスでマスコミを通して
地方へも言葉だけは浸透？
大企業にお勤めの方や富裕層の方は
恩恵を受け消費拡大が
しかし
大半の国民はアベノミクスの実感がなく
財布は暖まっていないものの
プチ贅沢を楽しんだりしていますが
多くの家計は節約志向で進んでいます
それには当然訳があります
２０１４年の春には消費税の増税
年金受給は下がるのに毎年上がる年金保険料
等々で可処分所得は減るばかり
明るい展望の見えない将来
収入も何年連続で減り続けています
そんな家計事情に合致するかのように
消費者の生命保険や年金保険に支払う保険料を切り詰めています
生命保険文化センターは２０１３年４月から６月にかけ
４０４３人に面接で調査した結果を公表
その調査に寄れば
男性が年間支払う保険料は約２４．１万円
女性が年間支払う保険料は約１８．２万円と
データのある１９９３年以降で最低水準になったようです
内容的には
保障額を引き下げたり
格安の商品に切り替えたりする動きが続いているようです
民間の生命保険会社やかんぽ生命保険や共済などへ支払った保険料のピークは？
男性が１９９８年の年間３５．８万円が最高
その後は右肩下がりで今年も下がったようです
毎月１万円未満（年間１２万円未満）が男性で全体の４分の１までに増え
女性も２００１年をピークに支払保険料は減り続けているそうです
支払保険料が減り続けている間の生命保険加入率は８割前後で横ばいに推移
つまり
加入者数は殆ど変わらないものの
保障額を縮小して保険料を下げる傾向に
公表調査に寄れば
男性が加入した死亡時の保険金額は平均約２，６００万円（１９９８年）が
２０１３年の今年には約１，９００万円に下がっているそうです
保障額が下がったのは？
少子化で下がったのか？
遺族年金制度を理解して下がったのか？
現在もそうですが
高額な死亡保障より
生存中に給付がある医療保険に推移していることも保険料の低下へ
とにかく
死亡保険であれ医療保険であれ
保険給付される理由（死亡や入院や手術）が発生しなければ貰えませんので
保険と貯蓄を上手く組み合わせ
ライフプランを作成しキャッシュフローも確かめ
万が一や健康であっても家計である程度困らないようにしておく事が大切ですね！
但し
死亡保険を増やさなければならない人々もいます
それは２０１５年から始まります
大増税となる
相続税の見直しです
相続税の非課税枠は
現在 ５千万円＋１千万円×相続人の人数ですが
２０１５年からは４割減少して
３千万円＋６百万円×相続人数になります
つまり
住宅や宅地が何処にあるかでマイホームを所有するだけで
相続税の対象者になる可能性が増えてきました
生前贈与などの対策もありますが
生命保険での対策も今まで以上に増えてくると思います
生命保険等を節約するのは消費税のアップに対処するため
生命保険を多く加入するのは相続税対策に対処するため
何れも税金が関連していますね
２０１４年からは今まで以上に税金の動きに気おつけなくては・・・
情報元：日本経済新聞
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 | 子どもに迷惑かけたくなければ相続の準備は自分でしなさい |
| 五十嵐 明彦 | |
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消費増税後に備える 生命保険料（固定費）節約の基本的な考え方 ← 新しいコラム！
□消費税は増税されます→家計の負担は増大します
□家計の節約は比較的ストレスが少ない固定費に注目すべきです
□その固定費の中には生命保険料が有ります
□今回のコラムでは、生命保険料節約の基本的な考え方を述べました
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