先日掲載されていた
ネット版の「週刊現代」２６日・４/２日号によれば
学生時代に借り入れた奨学金返済に苦しむ人が急増
以前から指摘されていた
奨学金制度の見直しを求める声が高まっていると
２月末に公表された
労働者福祉中央審議会のアンケートによれば
奨学金借入総額は平均で３１２．９万円
月々の返済は約１万７千円
３０歳代前半までの人の４割が「返済が苦しい」と
大学を卒業して
一般的な収入が有ればそうな負担感は感じないと思われますが
苦しい現状はどんな状態なのか？
「家計の収入が減少した」
比較的低収入の人が多いとかで
奨学金の３か月以上の延滞率は４．６％（２０１３年度）
一般の銀行での３か月以上の延滞率は１．２％（２０１４年度）
そんな中で出てきた文部科学省の有識者会議から
２０１７年春に大学や短大などに入学する新規貸与者から
卒業後の返済額は所得に連動させる新制度に
年間の返済額は所得の９％で卒業後の所得はマイナンバーにより
新制度は日本学生支援機構で無利息奨学金利用の学生から先行導入
返済額の最低金額は２千円
しかし２千円では返済完了まで何年かかるのだろうか？
有識者会議でのシミュレーションは
４年間で約２６０万円を借り入れた場合は
年収が１４４万円までなら最低の２千円
年収が４００万円で１万３５００円
年収が６００万円だと２万３５００円
更に年収が３００万円以下の場合は
申請により通算で１０年まで返済猶予が出来るそうですが
今でも晩婚化で
一般的なライフプランがかなり後ずれしています
将来 結婚して子供の教育資金がピーク時が
老後に入る目の前になるかも
そうなれば老後資金と教育資金が同時になりかねません
さらに奨学金の返済もずれた場合は・・・
やはり若者の所得を増やし手取りも多くなる政策を取らなければ
若者のモチベーションは上がらずに
ますます晩婚化が進めば大変です
情報元：日本経済新聞＆週刊現代
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