古川FPのブログ「勝手気ままなFP独り言」

古川FPが島根と松江市を中心にクチコミとITを駆使して企業コンサル・地域観光興し・個人家計見直しを、自由に感じたままに!

嬉しい想定外?

2011-06-10 16:27:28 | 経済・子供


うさぎが予言した~日本最古のラブストーリー ~

神話「因幡の白うさぎ」によると

出雲の国の大国主命が因幡の国八上の郷(現鳥取市河原町)に住む

八上姫という美しい姫 をめとろうと旅をしている途中

通りかかった白兎海岸で

毛皮をはがされ泣いている白うさぎに出会う

大国主命は理由を聞いて助けたそうな

その白うさぎはたいそう喜び

大国主命と八上姫が結ばれると予言して仲をとりもったとされる

そのことから

白うさぎを主神とする白兎神社は縁結びの神様として信仰

パチパチめでたい・・・


今日のお題はこれからです!





想定外と聞くと

3.11の東日本大震災を原因とした

大津波での被害

さらには

日に日に状況が悪化するような

東京電力の原発事故処理

想定外の地震と津波で・・・

本日の想定外は大変に嬉し想定外です

厚生労働省がまとめた2010年の合計特殊出生率が好転?

団塊ジュニアと呼ばれる30歳代後半での出産を急ぐ人が

想定外以上に増えてきたことが

出生率の見通しより上回る想定外に

ただ

少子高齢化のトレンドを変えるにはまだまだ力不足で

少子高齢化対策や社会保障制度の立て直しは依然急務だそうです



昨年の人口動態統計によれば

出生率は1.39と前年に比べ0.02ポイント上昇

国立社会保障・人口問題研究所が5年前にまとめた

2005年版の将来推計は

高めに推移した場合で1.33で平均的なケースなら1.22

ですから昨年の実績は大きく水準を超えた事になります



社人研は国勢調査などの結果を踏まえ

5年に一度

将来推計人口を作成するそうです

人口推移は年金や医療など様々な社会保障政策の基礎的なデータとなるそうです




これまで社人研の推移は「甘い仮定」と批判を集めてきたそうですが

2000年推計で2005年は出生率を1.31と仮定していたが

実際は予想を裏切り1.26

出生率が高いほど年金財政など安定化させるための試算が楽になると言う側面が

誤算と言うより

「わざと甘い見通しをつくっているのではないか」との指摘も有ったそうです




その様な「過剰推計」がほぼ20年続いていたそうですが

2006年から実績が推計を少しずつ上回っていた

想定以上の出生率上昇についての要因は?




最大の特徴は

団塊ジュニアの30歳代後半~40歳代の母親が出産の牽引役

2005年以降の「婚活ブーム」で

40歳前後の「アラフォー」世代の出産やライフスタイルが注目されたことなどが

数字が伸びた原因?

2000~2005年は国内景気の低迷と雇用環境の悪化が

結婚や出産を極端に抑えた反動がでた局面が




社人研は今後2010年度版の人口推計のとりまとめが

前回推計より多少好転する公算が大きくなったようです




ただ

少子高齢化トレンドを打ち消すことは考えにくく

団塊ジュニアも徐々に高齢化が進み

出生率が2.07へに上昇しなければ

人口減少は完全に食い止められない

出生率の回復傾向を後押しするための

少子化対策の必要性はますます大きくなって来るのでしょうね!






情報元:PowerFP









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