メタボリック対策事業へ参戦続々

メタボリック（内臓脂肪）症候群の予防・改善ビジネスに参入する企業が相次いるようです。リクルートとデサントは健康保険組合向けの健康指導サービスを開始し、ＮＴＴデータは検診データの管理サービスを拡充するそうです。厚生労働省は来年４月から企業の健保組合加入者に同症候群の「特定健診」を受診するよう義務付ける予定で、各社は事業機会が広がると期待しているそうです。

リクルートは医学情報子会社の保健同人社を通じて、健保組合向けの健診データ管理や健康指導サービスを始めたようです。料金は最も厳しい指導（期間６ヶ月）が必要な場合で、健保加入者１人当たり２～５万円程度の見通しだそうです。

スポーツ用品メーカーのデサントは中小企業を対象にした運動し同サービスを始めたそうです。健康診断結果を基に、社員に運動法や食事生活改善を指導するそうです。また、ネットで健康状態をチック出来るシステムも導入。アシックスもランニングとウオーキングで健康状態を改善する事業を今秋にも始め、医療関連企業のサナシオ（神戸市９と提携して指導を行うそうです。

ＮＴＴデータは２００９年度を目途に、企業に代わって社員の健診サービスを管理する特化型サービスで、データ管理サービスの会員を現在の５倍の１５００社、５００万人にまで増やす計画だそうです。

厚生労働者は２００８年度から、企業の健保組合に対して、４０歳以上の加入者がメタボ症候群を予防・改善するために「特定健診」を受診を義務付けるそうです。メタボリック症候群対策サービスの市場規模予測ははないそうですが、業界には２０１３年度には１０００～２５００億円程度に達する見方が有るようです。生命保険など将来は、このメタボリック指数で加入するときの保険料の割引が入るかも知れませんね？

情報元：ＰｏｗｅｒＦＰ


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