今回のボランテイア・フリマの売り上げは、東日本震災支援に当てたいというメンバーの意見があり、気持ちもわかるので同意したが、私としては、ではアフガンはどうなる？という思いがあった
僅かな募金ですらそうだから、日本という大支援国が、今回の震災を理由に途上国への支援をやめたら、これは大変なことだろう
そういう時に実にタイムリーな番組を見た
昨日のNHK教育テレビ・６時から放映された『白熱教室 JAPAN』
まさに私が感じていたことを、大学の授業で講義・デイスカッションしていた
聞きながら私なりに思った事は、先進国と途上国との貨幣価値の違いだ
日本では万円単位でないとお金の価値はないが、途上国では１０円単位のお金が大事
であれば、その僅かなお金で助かる命を考えた場合、途上国への援助は切らしてはならない
それは先進国で暮らす人間の義務ではないか
何故なら途上国の貧困は先進国にも責任があり、先進国の政府を支えているのはその国民だからである
なんてことをテレビを見ながら考えたわけだが、では自分たちはどうしよう
今回はそのパニックの大きさを考えて、震災地に募金しよう
しかし、秋のフリマの売り上げはやはり今まで通り、アフガニスタンと途上国の子どもたちのために寄付しようと思う
それにしても久しぶりの授業は、新鮮で楽しかった
学校を卒業して４０年余り、機会があれば又大学の授業というものを受けてみたいですね
