あきこは、またしばらく考えて、やっぱり10円玉を指差しました。
先生は、かなりがっかりしました。これまで、いろいろな算数が苦手な子を教えてきましたが、これほど、苦手な子は初めてでした。
先生は、もう、どう教えたらよいか、わからなくなってしまいました。
先生 「あきこちゃん。10円だと、アメが1コ買えるだけね。でも、1000円だと、おいしいお子様ランチにミックスジュースも飲めるでしょ。アメ1コより、おいしいお子様ランチにミックスジュースのほうがいいよね?」
あきこ 「うん。」
先生 「じゃあ、10円より、1000円のほうがいいでしょ?」
あきこ 「う~ん・・・・でも、あきこ・・10円玉のほうが好き。」
先生は、まったく、困り果ててしまいました。そして、ききました。
先生 「どうして、あきこちゃんは、10円玉のほうが好きなの?」
あきこ 「だって、それを赤い電話に入れると、おかあさんの声が聞けるんだもん。」
(週末は、このストーリーから、人生の知恵をまじめにウンチクります。)
先生は、かなりがっかりしました。これまで、いろいろな算数が苦手な子を教えてきましたが、これほど、苦手な子は初めてでした。
先生は、もう、どう教えたらよいか、わからなくなってしまいました。
先生 「あきこちゃん。10円だと、アメが1コ買えるだけね。でも、1000円だと、おいしいお子様ランチにミックスジュースも飲めるでしょ。アメ1コより、おいしいお子様ランチにミックスジュースのほうがいいよね?」
あきこ 「うん。」
先生 「じゃあ、10円より、1000円のほうがいいでしょ?」
あきこ 「う~ん・・・・でも、あきこ・・10円玉のほうが好き。」
先生は、まったく、困り果ててしまいました。そして、ききました。
先生 「どうして、あきこちゃんは、10円玉のほうが好きなの?」
あきこ 「だって、それを赤い電話に入れると、おかあさんの声が聞けるんだもん。」
(週末は、このストーリーから、人生の知恵をまじめにウンチクります。)