ヨナの福音こばなし帳

オリジナルのショート・ストーリー。一週間で一話完結。週末には、そのストーリーから人生の知恵をまじめにウンチクります。

ありんこ村の奇跡(7)ウンチク後編

2007-07-15 | ありんこ村の奇跡/ さて、どうする?
今回のストーリーで注目して欲しいのは、ひとりでもがんばったアリ君です。このアリ君、カブトムシのある面もっともな軽蔑のことばも気にとめず、また、仲間のだれも相手にしないのに、常識的には希望のない中で、それでも、くじけないでがんばりとおしました。このアリ君は、自分が聞くべき声、耳を傾けるべき声を知っていたのです。

たとえば、電気製品を買うと、お手入れマニュアルなるものが付いていたりします。その製品を作った会社は、どうすればその製品を快適に使うことができるか、何を避けるべきかなどを、一番心得ているので、そのマニュアルが役に立つのです。

人をデザインした方は、人が生きていく上で、大切なこと、避けるべきことを、だれよりも一番よく心得ています。人にいのちを与えた方は、いのちにとって必要なことをよくわかっています。この方の声に、聞き従えば、間違いがないわけです。

初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
すべてのものは、この方によって造られた。
この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
(ヨハネの福音書 1章1―4節抜粋)

「この方」とは、イエス・キリストのことです。私たちは、他のだれに聞くよりも、この方に聞いて、本当に必要な情報を選別すれば、まちがいありません。もう、迷う必要はありません。あの声、この声に振り回されることもなくなります。あなたをデザインされた方、あなたにいのちを与えた方、イエス様のことばを聞いて、あなた自身を取り戻してください。

真理はあなたがたを自由にします。
(ヨハネの福音書 8章31節)


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