ヨナの福音こばなし帳

オリジナルのショート・ストーリー。一週間で一話完結。週末には、そのストーリーから人生の知恵をまじめにウンチクります。

さて、どうする?(7)ウンチク後編

2008-07-21 | ありんこ村の奇跡/ さて、どうする?
「真理」ということばを辞書(大辞泉)で見ると、「いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。」とありました。ところが、おもしろいことに、「永遠不変の真理」という使い方が紹介されているのです。これはまるで「真っ暗な暗闇」、「早朝の朝」と言っているようなものです。でも、「永遠不変の真理」は、辞書に出ている正しい使い方です。つまり、一般に「真理」といわれていることの中には、永遠不変でないものがある、という意味です。だから、わざわざ「永遠不変の真理」という表現があるわけです。

あなたは、ヤブ医者の言うことは信じないでしょう。印刷間違い連発のガイドブックを頼りに旅行しないでしょう。いい加減な整備士に大事な自動車の修理を任せないでしょう。来るか来ないかわからない人を待ち続けることはしないでしょう。

では、あなたは、自分の生きる方向を何を基準に決めていますか。何を信じて、毎日行動しているでしょうか。それは、本当に信じるに値するものですか。

聖書、神のことばは、「(永遠不変の)真理」です。時代が変わっても、場所が変わっても、文化が変わっても、言語が変わっても、聖書の内容は変わらないのです。これを信じて、これを基準にすれば、フラフラしている私たちも、間違いのない判断をして、しっかりした毎日を過ごすことができますね。


草は枯れ、花はしぼむ。
だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。
(イザヤ書 40章8節)

この天地は滅びます。
しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
(マルコの福音書 13章31節)


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