Lanfum's Ohana Diary

のんびりムーミン、やんちゃ坊主ラスカル、おてんば娘タンポポと紡ぐ~~ほのぼのハワイライフ・レポート

☆★頑張れ、日本!★☆

遠く離れた母国で起こった信じられない大惨事。あまりの被害の大きさに言葉もありません。こちらからできることは、一人でも多くの方のご無事と一日でも早い復興を祈ることだけですが、世界中の人たちが支援の輪を広げています。月並みな励ましの言葉しか見つかりませんが、「頑張れ日本!」 Pray For Japan From Hawaii Aloha For Japan

キンダー・小学校のELLプログラム

2011-07-07 | 教育/バイリンガル育児

通常はキンダーに入ってから受けるアセスメントテストを5月末に受けたラスカルくん。

今度は、ELL(English Language Learners)というプログラムのテストを受けに行きました。
こちらは、キンダーの手続きをした時の申込用紙に、家庭でしゃべる言語が英語以外にも
あるという項目をチェックした生徒は、現在の英語能力の如何にかかわらず、みんな
平等に受けるようになっているそうで、普通はキンダー入園後(20日以内と州が設定)に
受けるもののようですが、ラスカルくんの行く学校は何でも早めにやるみたい。
キンダーの場合は、主に聴解力と会話力のテストで、年に1~2回同じようなテストを受け、
習熟度を随時チェックするようで、小学校に上がってからは読み書きの力も含めて能力
テストがあるんだとか。

そして、このスコアを元に、英語の補習的サポートがいるかどうかをチェックし、学校によっては
ESLという別クラスに入ったり、担任の先生以外の言語アシスタントがついたりするらしい。
(ESLは普通のネイティブの授業よりレベルが低めなので、できるなら入れないほうがいい
という意見もあります。)

今回テストをしてくれた先生によると、ラスカルくんは英語だけを母国語としている子達に
くらべると少し理解力がさがるけど、概ね大丈夫でしょうとのこと。
入園前にテストの結果を知らせてくれる予定ですが、この学校ではバイリンガルの子だけを
分けて別クラスに入れる方法ではなく、ネイティブの子たちと同じ授業を受ける中に、
バイリンガル専門のアシスタントの先生がいて、ちゃんと授業についていけているかを
サポートしてくれる方法をとってくれるようなので、すごく安心しました。

オアフの公立小学校の中でもつねに上位にいる学校なので、「バイリンガルの子がいると
スコアが落ちる・・・」と嫌がられたり、「家で日本語をしゃべらないでください」とか
言われるのじゃないかと心配していたのですが、テストをしてくれたELLの主任の先生は、
私がいるから建前で言っただけかもしれないけど、「大きくなってから第2言語を習うのは
大変。バイリンガルの子供たちが習得している英語以外の言語を失ってほしくない」と
いう姿勢で、それはそれは本当にほっとしましたよーー。


私たちはプリスクール選びの時も、大してスクールツアーもせずに、とにかく近くて便利という
ことで選んだふしがあるのですが、どの学校も入れて良かったと思えるところばかり。
とても恵まれています。
8月からとうとうお勉強中心のスクールライフが始まりますが、頑張ってね!

先生との面談中も静かにして、がんばったご褒美!アイスクリームに満面の笑みのラスカルくん。
ラスカルくんの前にテストを受けた子は、苗字・名前も日本語でママが日本人の男の子みたいでした。
日本語でしゃべるお友達がいるのかな?!それもまた楽しみです。