真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

9R-A6アンプ 完了

2018-05-24 11:46:32 | 9R-A6アンプ
先日組立てが終わった9R-A6 ppアンプですが、出力管のペアー取り、初段管の選別をして、簡単ですが特性測定まで終えました。


測定結果ですが、特に問題になるところもなく、これをもって9R-A6アンプ 完成と判断いたしました。

以下測定結果です。

入出力特性

5W付近で、正弦波の頂点は潰れ始めますので、最大出力4.5W程度かと思います。
この時の入力電圧は、1v弱で、ちょうどよい感じです。

歪特性


無帰還アンプですが残留雑音が低く抑えられたので、小出力時0.1%を切ります。



あと、クロストークとDFを測ると良いかと思うのですが、時間なくDFのみをワンポイント(1KHz 3v出力 On-Off法)で確認しましたところ
3.3程度であることがわかりました。
計画当初から、無帰還アンプにするつもりでしたので、20KΩ(実際には10KΩのOPTの2次側の4Ω端子に8Ωを負荷)のOPTを使って
3以上のDF狙っていましたが、どうにか目標通りとなり、ほっとしています。

以上が測定結果です。無帰還アンプとしては、まずまずの成績かと思います。

小型シャーシであるため、その実装スペースから、計画時の回路(2018.1.11記事参照)が実現できずDCバランス回路を取り去った手抜き回路が
最終回路(以下)となりました。
これも、いまだに安価にて簡単に入手できる9R-A6のおかげかなぁと思っています。


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