真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

便利工具

2017-08-29 12:44:25 | 工具
ここ数日808アンプに、かかりっきで、ちょっと気分を変えたくなりました。
遊びでやっていることですから、期限もないわけですから、本日は、制作をやめて、アンプ作りをするとき、重宝する、ちょっと変わったツールを紹介しようかと思います。ご笑覧ください。


その1

小物のピックアップツールです。画像はM3のネジをくわえています。
シャープペンシルのようにノック式で、ノックを押し込むと小物をくわえる爪が開きます。
手の入りにくい、込み入ったシャーシの奥にネジを挿したいといったときに重宝しています。

その2

画像右側にある切削刃物で、沈めフライスといいます。
本来は、6角穴付きボルトのヘッド部沈める加工をするものなのですが、私は、シャーシアースを作る際に、これ使っています。
具体的には、私の場合、Φ3.2をシャーシに開けM3ネジをを使って、内ギザのついたラグを取り付けていますが、この際、シャーシとラグの接触を確実にするべく、シャーシ表面をこの沈めフライスで一皮むいています。(以下画像)

当然ですが、確実な接触が保証されるはずです。
加工は、小型の充電式ドリルに沈めフライスをくわえて加工したい穴に軽く当てるだけですから、実に簡単に済みます。

その3

ミツトヨのソーラーノギスです。
あまりに普通なので、ここにだすのはちょっとためらうのですが、使い勝手がよくお気に入りなので。
ミソは、ソーラーであるということ。なんたって電池切れの心配がありません。
過去に、いざ使おうと思ったら、電池が切れていた!といった苦い経験を何度かあじわっていますので、大変ありがたい。
購入価格以上の価値を感じています。




808イントラ反転アンプ 再組立て6

2017-08-29 10:14:10 | 808アンプ
808アンプの進捗報告です。

昨日、ヒーター周りとACインレット周りの配線を済ませました。
配線作業は、大型シャーシなので、余裕があり、簡単にどんどん進むのですが、あまりにも重量級なので、移動したり、ひっくり返したりの取扱い大変です!
試しに重量を計ったら、30kg弱ありました。ちょっと腰が心配です。


808イントラ反転アンプ 再組立て5

2017-08-25 13:11:38 | 808アンプ
808アンプの進捗報告です。

本日は、先日作った電解コンデンサー用のボックス周りの配線を済ませました。


このボックスにB電源部用の220μF 450Vを5本、808フィラメントの電源用の22,000μF 16Vを4本収納しています。

とりあえず、シャーシ本体に取り付けてみると・・・こんな感じ。

当然ですが、狙い通り、電解コンデンサーの交換は簡単にできるはず。


アルミ地のままのカバーは、さすがに安っぽいかな。
塗装してやればいいのだけれど・・・


808イントラ反転アンプ 再組立て4

2017-08-24 12:58:33 | 808アンプ
昨日に続き808アンプの進捗報告です。

本日は、808フィラメント電源用のブリッジダイオード周りの配線を済ませました。
配線の順番としては、ちょっと変ですが、後々は手が入らないので、先にやってしまうことに。


フィラメント電流4Aですから、それなりの対応をしたつもりです。
SBDブリッジ:200V30A D30XBN20(新電元)
放熱器:22M116L100(吉川金属)
配線材:AWG18


実装するとこんな感じ。


808イントラ反転アンプ 再組立て3

2017-08-23 13:16:40 | 808アンプ
昨日より半田ごてを使っての組み立てに入りました。
手始めに、808のグリッドバイアスの電源を作りました。
原典では、左右チャンネルとも、共通の電源ですが、左右で分けることにしました。


ユニバーサル基板ではなく1.5mm厚のガラエポ(FR-4)とハトメを使って、作ってみました。


こんな感じの実装となります。

このアンプを製作した当時は、秋葉原にあった富士商会で、ペアー組みされた808が簡単に入手できましたので、左右共通でもよかったのですが、
もう貴重品になってしまった808の状況を考え、不本意ですが、左右別電源としました。