真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

6B4G ペアー取り

2016-11-22 10:50:26 | 6B4G PP アン...
本日は、8本の手持ちのUSSR製の6B4Gのペアー取りをしてみました。
手元にTV-7(Gm測定型の真空管試験機)があるので、とりあえずはこれで。


よく言われることですが、TV-7での、ペアー取りは、あまり当てになりません。
真空管の良否を判断することを主たる目的としている試験機ですから、当然といえば当然です。
まぁ最終的には実機にて確認すればよいことですから、まずは、これでやってみました。

以下、8本の測定結果です。
ミニマムバリュー38に対し
52,53,53,53,54,54,54,55 となりました。
結構よく揃っています。 
おそらく購入先で揃えてくれていたのかもしれません。

今回は、このTV7の測定結果を参考にして実機に挿し、6B4Gの自己バイアス抵抗750Ω間の電圧を確認するのと、残留ノイズをみて2ペアーを
作りました。


思っていたより、よいペアーが組めました。
独立した自己バイアスなので、当たり前かもしれないが、電流の揃った2ペアーが取れました。
750Ωの両端電圧は、測定中多少のふらつきはあるもののいずれの球も39.9V~40.3Vに収まるようです。
また、残留雑音も、適当に挿した初段管を使っての測定ではあるけれど、0.3mV~0.5mVに収まっています。
交流点火の割には、好成績です。
USSR製の6B4Gなんて、ちょっとね!なんて思っていたのですが、なかなかいい感じです。











6B4G PP 組み立て4

2016-11-18 21:05:12 | 6B4G PP アン...
本日、6B4G PPアンプの配線作業が終わりました。
プッシュプルアンプですが、イントラ結合のせいでしょうか、部品点数が少なく、スカスカの配線です。
簡単に配線完了となりました。


まだ細かい確認は取れていませんが、とりあえず、電源を投入して、ざっと各部の電圧をチェックし、大きなミス、問題のないことを確認して音出しまで済ませました。
これからの段取りとして、できる範囲で、真空管のペアー取り、初段管の選別をするつもりです。






6B4G PP 組み立て3

2016-11-15 23:52:42 | 6B4G PP アン...
数日前より配線を始めました。
配線はこうでなくてはイケナイ!なんて縛りは、全く持ち合わせていないので、
大まかに全体の配線プラン考えながら、思いつくままに、配線しています。

とりあえず、AC100V入力、ヒーター配線、B電源の一部を済ませ、アース母線を張りました。


比較的シャーシに余裕があるので、混みあうこともなくゆったり配線できそうです。





アンプ作りの作業台

2016-11-12 21:21:39 | その他
アンプ作りを始めますと、完成まで結構な時間がかかります。
その間、その作業台は、裏返しになったアンプに占領され、同時に、半田ごて、ワイヤーストリッパー、ニッパーなど工具が所狭しと散乱するわけです。
几帳面な方であれば、都度、整理整頓を心がけて整然とした状態を保てるのでしょうけれども、生来の片付け下手の私の場合、アンプが完成するまでの間、作業台は雑然とした状態が続くことになります。
これは、家族からすれば、甚だ迷惑な話ですから、せめてこの雑然とした様子が、目立たぬよう、私の作業台は、クローゼットの中に設置してあります。
人様に、見せるのはちょっと恥ずかしいのですが、今回のアンプ作りのためにちょっときれいにしましたので、お見せいたします。

ご笑覧ください。


ただのクローゼットの扉ですが、これを開けると・・・・作業台となっています。


クローゼットの中の作業台。
ちょっと狭いがこの程度のアンプの配線作業であれば、まったく問題なくできます。
扉を閉めてしまえば、スッキリです。




6B4G PP 組み立て2

2016-11-11 12:53:20 | 6B4G PP アン...
このところアンプ作りにあまり時間が取れなかったので、あまり進んでいないのですが、
とりあえずの、進捗報告です。
必要と思われる、ラグ板を付けたのと、シャーシの補強のため、不等辺アングルを付けました。


補強のアングルは、出力トランスと、電源トランスのネジに共締めしました。
天板が2ミリ厚のアルミ板ですから、多少の補強はしたほうがよかろうと思い、一汗かきました。

ラグ板は、CINCH製と思われるもの。両端をネジで止めるタイプで、こちらも出力トランスなどの既存のネジと共締めで固定。
無骨な感じですが、しっかりした作りで、丈夫そう。

ここまで進みましたので、以降は配線に入れそうです。