真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

電解コンデンサーの再エッチングその後

2016-11-04 11:26:28 | 部品
6B4G PPアンプの電源部に手持ちの電解コンデンサー(270μF 450V)を使うつもりである旨先日報告いたしました。
少し古い手持ちの電解コンデンサーなので、経年劣化が心配でありますから、使用前に、再エッチングをして様子みることにした次第です。
で、その結果ですが、その使用可否について、ちょっと判断に困ってしまいました。
というのも、12Hほどのエッチング後、漏れ電流と容量を測定したのですが、その結果が今一つ納得できないのです。
漏れ電流は、定格の耐圧450vに対し手持ちの電源の関係で350vで測定した結果では、いずれも5μA以下に収まりましたのでよろしいかと思ったのですが、容量を測定すると公称値の270μFに対し4本とも一様に240μF程度の少なめの容量を示します。
これをどう考えるかです。


私の測定器の問題かもしれませんが、経年劣化によるものかもしれないとも考えられなくもなく、結果的に、これを無理して使う気になれず、新たに、以下のコンデンサーを通販購入しました。


ニチコン KX 220μF 450V 
一応オーディオ用途だそうです。
やっぱり新品のほうが気持ちがいいですよね。

電解コンデンサーの再エッチング

2016-10-29 12:52:15 | 部品
6B4G PPアンプの電源部に手持ちの電解コンデンサー(270μF 450V)を使うつもりでいます。
本来であれば、新規購入で鮮度のいいものをつかえば良いかと思うのですが、
7年ほど前に購入したものが手元に4本残っており、いい機会だからこれを使ってやろうと考えた次第です。
ただ、ご存知の通り、電解コンデンサーは、経年劣化がありますから、使用前に、再エッチングをして、様子を見てみることにしました。


コンデンサーにシリーズに1kΩを入れて、安定化電源で少しずつ電圧上げて350vまで印加電圧を上げました。
とりあえず、この状態で一昼夜ぐらい放置してみようかと思っています。
一昼夜経過後、漏れ電流と容量を測定して、程度の良いのを3本選別して使うつもりです。


昭英電機 ボリュームホルダー

2016-10-28 20:13:59 | 部品
一昨日、昨日と根を詰めてシャーシ加工をしたせいでしょうか、アンプ作りを進める気が起こらず、
アンプ作り休息日としました。
そんなわけですから、ブログを更新する理由もないのですが、
今回のアンプに使うつもりの、ちょっと面白い小物がありますので紹介いたします。
まずは、以下の画像御覧ください。


昭英電機 ボリュームホルダー という商品です。
パネルなどに、ボリューム(ポテンショメータ)を取り付ける際に使う小物で、
パネルにΦ12の穴を開ければ、容易にボリュームの取り付けができるようになる便利グッズです。
直熱管のハムバランサーの取り付けに使うととても便利かと思います。


これ、大昔に私が作ったアンプで、この小物を使ってハムバランサーを取り付けています。
ハムバランサーを回すのに、いちいちアンプをひっくり返す必要もなく、見た目も目立たず、イケてるんじゃないでしょうか。

よろしければ、使ってみてください。
(購入は、秋葉原にいけば、容易に入手できるはずです。私の場合は、海神無線の右隣のお店(失礼ながら店名を失念)で買っています。)