真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

808イントラ反転アンプ その後

2017-10-24 11:25:59 | 808アンプ
808イントラ反転アンプの再組立てが完了してから、一か月ほど経ちました。
その間、何もせずに、CDを聞いていました。
巷の評判通りの良い音で鳴っています。
ありきたりな言い方ですが、トリタン球ならではの繊細さを持ちつつ、その音像は、シャープで力感豊かで太く、聞いていて楽しくなるアンプです。
本当は、ダンピングファクター(多分1ぐらいです)などもうちょっと考えてみたいところもあるのですが、もうそのようなことは、放っておこうと思えるほど、魅力ある鳴り方です。
改めて宍戸公一さんの設計、音作りに拍手喝采です。
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そんなわけで、これで808イントラ反転アンプに関しては、一区切りつけて、当面アンプいじり(作り)は、手を休め、次回のネタだしをしようと思っています。
というより、次回作の準備中です。
手始めに、オークションで、タンゴのアウトプットトランスと電源トランス落札してしまいました。
何やってんだか!!

808イントラ反転アンプ 再組立て完了!

2017-09-12 22:00:22 | 808アンプ
808アンプですが、ほぼ満足できるところまで仕上がりました。
以下現時点の最終?回路です。




*昨日の回路図に誤りがありましたので、差し替え(2017.9.14)
*朱書き部分は、計画時の未定だった箇所や変更箇所



早々に、この状態で、ざっとですが測定しました。


以下結果です。







ほぼ、予想通りの結果でしょうか。
これをもって、とりあえずですが、今回の再組立て完了!とすることにしました。
(いくつか思うところはあるのですがそれは後日)







808イントラ反転アンプ 再組立て11

2017-09-10 15:56:38 | 808アンプ
本日は、初段管とドライバー管を選別しました。
初段管とドライバー管は直結されていますので、設計値通りの電圧となることを優先し、そのうえで、左右チャンネルのゲインそろえるべく、選別したのですが、まずまず満足できる球を選び出すことができました。(初段管:RCA5963、ドライバー管RCA6CK4)

本日は、ここで力尽き、コーヒーブレイク!
音出ししてみました。

いい感じ!です。

808イントラ反転アンプ 再組立て10

2017-09-08 14:18:31 | 808アンプ
昨日、一応の組みあがりとなった808アンプですが、明日以降、測定しながらの調整をするつもりです。


とりあえず本日は、残留雑音を確認してみました。
左右チャンネルとも、多少のドリフトはあるものの、0.3mV以下に収まるようです。
オーバーオール帰還のない直熱3極管のシングルアンプとしては、なかなかの好成績といえるかと思います。
SBDブリッジで整流し、大容量ケミコン(22000μF×2)と抵抗(0.39Ω)で平滑して、ハムバランサーなしで808のフィラメント電源を作ってみたのですが、思っていた以上にうまくいきました。