28日のニューヨークダウは中国の新型コロナウイルスの感染対策の強化や同国内の混乱が世界景気に悪影響をもたらすとの懸念から、売りが先行した。結局、ダウ平均は497.57ドル安(-1.45%)で終了し、4営業日ぶりに反落。軟調にスタートすると、終盤に547ドル安まで下落幅を拡大した。
一方、ブラード米セントルイス連銀総裁は 「市場はFOMCがより積極的になる可能性があるリスクを過小評価」 「2024年に入っても利上げを継続する必要も」 「インフレを抑えるには金利を引き上げる必要」と発言。市場で盛り上がっている楽観ムードをけん制した。
又バーキン米リッチモンド連銀総裁 は「インフレが高止まりしているならば、FRBは金利を上げ続ける必要」 「インフレは予想以上に厳しい」 「インフレ期待は安定しているように思われる」とタカ派的な発言をし、パウエル議長の発言の前にショックを和らげる役割を果たしているように思えます。
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