広島・松田元オーナーは球団納めとなった24日、新井貴浩新監督を迎える来季への展望を語った。投手では現役ドラフトで獲得した戸根千明投手(30)、野手では新外国人のマット・デビッドソン内野手(31)をキーパーソンに挙げ、指揮官には埋もれている戦力の発掘に期待した。 現役ドラフトで巨人から広島に加入した戸根千明投手は入団会見で経験豊富で貴重な中継ぎとして期待される左腕はヤクルト・村上封じに意欲を示した。今季、チームは村上に13本塁打を許し、ヤクルトとの対戦成績も8勝16敗1分けと負け越した。戸根が4番を抑え込み、白星への道を切り開いていく。
「特に左打者に関しては絶対に抑える自信を持っている。まずはそこを絶対に抑えていきたい」
“三冠王”封じへ期待が高まる。ヤクルト・村上だ。今季、広島投手陣は主砲に打率・340、13本塁打と打たれた。対戦成績も8勝16敗1分けと大きく負け越し。4番に仕事をさせないことが来季勝利への道になる。
攻撃陣の鍵はメジャー通算54本塁打の新外国人デビッドソン。今季はチーム打率はリーグトップながら、本塁打は4位の91本と長打力不足に泣いただけに大砲の加入は大きい。 「来年は2月1日のキャンプインから合流できる。日本野球に順応してくれれば」と新戦力の2人を投打のキーに挙げた。
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