金正恩朝鮮労働党委員長は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の弾頭部について、電子機器をまひさせる電磁パルス(EMP)攻撃も可能な多機能弾頭を搭載できると述べた。北朝鮮がEMP爆弾を開発している可能性は指摘されていたが、当局が公式に認めたのは初めて。金委員長は「強力な核兵器を思い通りにどんどん製造できるようになった」と述べた。水爆を弾頭化したことを誇示し、米国をけん制する狙いがありそうだ。大量に死者が発生する電磁波パルスの使用までちらつかせています。もはや、傍観できるレベルではなく、国連決議を有名無実化している北朝鮮へさらなる国連決議が必要です。
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菅義偉官房長官は3日午後、首相官邸で緊急記者会見し、気象庁が北朝鮮付近を震源とする地震波を観測したとして「北朝鮮による核実験の実施に伴い、発生した可能性がある」と述べた。会見の全文は次の通り。
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本日12時31分ごろ、気象庁が北朝鮮付近を震源とする、自然地震ではない可能性のある地震波を観測した。本件地震は、過去の事例などを踏まえると、北朝鮮による核実験の実施に伴い、発生した可能性があると考えている。
気象庁によると、当該地震は、発生時刻は平成29年9月3日12時29分57秒、地震の震源は、北緯41・3度、東経129・1度、深さ0キロメートル。地震の規模はマグニチュード6・1とされている。本事案を受け、政府としては官邸対策室において情報を集約するとともに、関係省庁の局長等を官邸に緊急(参集)させた。